ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「必要なのはコンテンツ開発力!!」〜vol.719〜』では、バーベキュー施設運営が持つべき意外な素養をホリエモンがレクチャー。
今回取り上げたのは、「関東でバーベキュー機材をメインにアウトドア関連のレンタルサービスをスタートします。すでに溢れているものをやっても面白くないし叩き合いになるだけなので、変わったサービスの提供やアッパー層向けの展開を模索中。現段階では豚の丸焼きプランやグランピングを考えています。そこで、メディアが勝手に取り上げてくれるような逆算、あるいは堀江さんが使ってみたいと思うコンテンツはありますか?」という質問。
ホリエモン「魅力的なバーベキューイベントは、既に先行例がたくさんあるよ!」
ホリエモンは、「その辺のことは、『ワイルドマジック』とかが結構やりつくしているけどね。例えば、アメリカのYouTuberのバーベキュー野郎のレシピでバーベキューできたりとか。バーベキューって、あまり肉とかが美味しくない印象があるけど、良い食材を大量に仕入れてやればリーズナブルに美味しいものを提供できるはず。味にこだわろう。WAGYU MAFIAでも、『SUPER WAGYU NIGHT』をやっているけど、結構人気だよ」と回答。
バーベキューをメインにしたアッパー層向けアウトドアレンタル事業を始めるにあたって、魅力的なコンテンツ案を尋ねた今回の質問者。これに対してホリエモンは、自身も事業に関わる「WAGYU MAFIA」など、既に先行例がたくさんあると教えた。
回答でも示したように、やはりバーベキューで大事なのは味。WAGYU MAFIAも、コンセプトは最高級和牛の堪能。アウトドアの一環としてのバーベキューは食材の品質が軽視されることも多いが、やはり美味しい料理を楽しめるのは何にも代えがたい喜びだろう。
一方で、ホリエモンも一押しの手ぶらでバーベキューが楽しめる施設「WILDMAGIC(ワイルドマジック)」では、食材が高価でなくともスパイスや焼き方を工夫することで他との差別化を図っている。食材の提供の仕方やシチュエーションなど、バーベキュー1つをとってもいくらでも魅せ方を工夫することができるのだ。
ホリエモン「大切なのは、コンテンツ開発力だよ」
ホリエモンは先日ニュージーランドを訪れた際に、羊の丸焼き肉を食べたという。丸焼きといってもその場で仕留めた羊をすぐさま食べるのではなく、1週間ほど前に殺したものをじっくり熟成させて食べるスタイル。肉を薄く切って串にさして焼く、言ってしまえばシェラスコのようなスタイルでとにかく美味しかったのだそう。
ここまで大胆な企画は難しいかもしれないが、「大切なのはコンテンツ開発力だよね」とホリエモン。いかにユーザーの目を引くような魅力的な企画を考えるかが、グルメイベントの良しあしを決定的に左右するのだ。
例えば、WAGYU MAFIAでは、野崎牛を一棟丸ごと扱ったイベントや、クラフトビール飲み放題と和牛を併せて堪能できるイベントを開催してきた。このような、パッと聞いただけで楽しい情景が想像できるようなイベントを企画する力は、アウトドア施設やグルメサービスの魅力に直結するのだ。
ここまで見てきたように、既に企画重視で好評を博してきた例はたくさんある。「バーベキューなんてどこでやっても同じ」と思っている人も少なくないが、そんなことはない。魅力的な演出によって、体験の密度は何倍にも増すことがある。今回の質問者のようにこうした施設の運営者を目指すならば、まずはこうした前例を参照しながら、魅力的な企画を作ってみればよさそうだ。
ホリエモンがグルメサービスの運営について語った『堀江貴文のQ&A「必要なのはコンテンツ開発力!!」〜vol.719〜』。動画が見たい方はコチラからどうぞ!
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