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観光客の多い淡路島をホリエモンがプロデュースすると? 「“東京のコピペ”みたいになっているよね」

野口直希

2016/08/18(最終更新日:2016/08/18)


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観光客の多い淡路島をホリエモンがプロデュースすると? 「“東京のコピペ”みたいになっているよね」 1番目の画像
 ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「行政一体が鍵!?」〜vol.717〜』では、ホリエモンが淡路島でのイベントを開こうとする質問者に厳しいアドバイス。

  今回取り上げたのは、「淡路島出身の大学生です。自然、食、そして島という利点、地の利など、個人的に淡路島はエンターテイメントの宝庫だと思っています。それらを上手く活用し音楽(EDM系など)を掛け合わせたイベントを企画したいと思っています。

 海で島中から集めたA級グルメ(魚、肉、野菜)を味わいながらDJプレイを楽しむイベントで、最終的にタイのパンガン島やスペインのイビザ島みたいな立ち位置になればと思います。堀江さんなら淡路島の資源を使ってどのようなイベントを企画しますか?」という質問。

ホリエモン「淡路島の道の駅は、ヤバかったよ」

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  ホリエモンは、「なんかありがちだなぁ……。淡路のたまねぎをメインに据えた道の駅とかは大賑わいなので、ハイエンドな人たちを集めて豪華なグランピングとかやりたいかな」と回答。

 淡路島を盛り上げるために「グルメと音楽を楽しむ」イベントを開きたいという質問者だが、ホリエモンの反応はイマイチ。ただ、これは淡路島に魅力がないというわけではない。ホリエモンも実際に淡路島を訪れたそうだが、「道の駅の盛り上がりがヤバかった!」と話す。
 
 とはいえ、淡路島にはすでに音楽イベントは存在している。例えば、湘南乃風の若旦那氏などが参加するフェスティバル「FREEDOM」は、被災地や大自然をコンセプトに2008年以来、支持されてきた。
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 今回のゲストで農産物や水産物を生産者が直接販売できるプラットフォーム「OWNERS」を運営する株式会社エル・エス・ピーのOWNERS運営責任者 谷川圭氏は、FREEDOMのように人気なイベントを参考に、「イベントだけで終わらせないためにどうすべきか考えるのも大切」と指摘。多数の観客を動員してそれで終わり、では勿体ない。そこから何を持ち帰ってほしいのか、イベントでの経験を何につなげたいかを考えるのは、意義あるイベントを開催するための大切な視点なはずだ。

ホリエモン「東京の劣化コピーでは、A級の人は集まらない」

 ホリエモンは質問者のアイデアを「ありきたり」と評したが、イベント運営に必ずしも独自性が無ければならないというわけではない。「単に既存のものをコピーしただけじゃ上手くいくわけない」と辛口なアドバイスだ。

 淡路島という特別な場所を舞台にしているのだから、もっと地域の特性を考慮するのも1つの手だ。ホリエモンはその点について、「こういう地域は、もっと行政と一体になって街を開発しないといけない」と力強く指摘。
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 淡路島は本土から離れた島といっても、既に一般客の入りは多く箱物施設も普通に存在している。こうした状況をホリエモンは、「東京のコピぺみたいになっていて、そんな場所にはA級の人はあまり来ないよね」と話す。

 淡路島は規模も大きいが、結果としてそれが東京にもあるような一般的な施設の蔓延につながっているのかもしれない。質問者も淡路島には独自の良さがあると考えているのだから、それを活かして「淡路島でしか体験できないイベント」を模索していくべきなのだ。

  ホリエモンが地域の活性化について語った『堀江貴文のQ&A「行政一体が鍵!?」〜vol.717〜』。動画が見たい方はコチラからどうぞ!

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