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外回りの新たな必需品:“コンフォートシューズ”でフットワークを軽やかに

高橋和紀

2016/11/24(最終更新日:2016/11/24)


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出典:www.businessinfact.com
 ビジネスマンの一日は長い。営業、打ち合わせ、接待と、毎日脚が棒になるほど歩く。あなたは「コンフォートシューズ」 をご存知だろうか? 今回は今話題の進化したコンフォートシューズの魅力をお伝えしたい。

コンフォートシューズとは?

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by classic_film
 そもそもコンフォートシューズにはっきりとした定義はない。ここでは靴を履くことで起こる、靴ズレ、圧迫感、疲労感などを解決するために作られた健康的な靴の総称と呼びたい。

 コンフォートシューズは一般的なビジネスシューズと異なり、履き心地や通気性に圧倒的な差があり、長時間履いていられる作りとなっている。そのため、ビジネスマンからの人気は高く、“一度履いたら通常の革靴には戻れない” と言われるほどだ。

従来と現在のコンフォートシューズの変遷

 コンフォートシューズは最近になり、その機能性とデザイン性が評価され知名度が上がった。ある百貨店ではコンフォートシューズによるビジネスシューズの売り上げが15%も上昇したほどだ。ただ、これまでのコンフォートシューズは“おじさん”が履くイメージの靴だった。そのため、未だに、コンフォートシューズ=おじさん向け、というイメージから脱却できずにいる若手ビジネスマンは多い。

機能性重視な旧型コンフォートシューズ

 確かに、当初考案されたコンフォートシューズは、ビジネスマンが長時間の移動を快適なものにするためだけに開発されたシューズであった。そのため、機能性は高級靴を上回るものの、つま先のゆとり確保や、足をホールドする履き口の形状が、ややずんぐりしており野暮ったい印象が強かった。そのためデザイン面からの若者の支持は薄かったのだ。

デザイン性、機能性の二枚看板! 新型コンフォートシューズ

 だが最近では、問題だった“デザイン”が見直され、シックなデザインや、スタイリッシュなものが増えている。中には、靴のソールの部分にまで徹底的にデザインにこだわったものもあるほどだ。それでいて、従来の機能性をはるかに上まわった品質を実現。つまり、現在のコンフォートシューズは高機能化かつ、デザイン面の強化がなされたのだ。

ビジネスシーンで活躍する様々なデザイン

低価格で妥協のないデザイン

 上質でスタイリッシュかつトラッドな雰囲気に仕上げた「ROYALTRAD(ロイヤルトラッド)」のビジネスシューズ。コストパフォーマンスが高い。

 見た目のデザイン性だけではなく、当然機能面も充実しており、シューズの内装材には、防臭、抗菌、吸水、速乾などの機能を搭載したバクテシャットを採用することで、足ムレの防止や臭いにも強い設計になっている。

 防滑加工されたアウトソールは、非常にグリップが利き、滑り止め効果が高い。また、柔らかく返りの良いソールを採用。歩行をサポートしてくれるので、毎日履くには最適だ。

大人の雰囲気漂うイタリアンデザイン

 「SANTO HOMME(サント オム)」の提供する最強ビジネスシューズ。イタリアンデザインを継承しながら、高いデザイン性と機能性を兼ね備えた万能シューズだ。限りなく本革に近づけたPUレザーを使用していて、履き心地に配慮した革靴。製品の基本性能を高い次元に発揮できるクオリティの高さが魅力だ。

 落ち着いた色調と上質な艶感がより格調高い雰囲気を演出してくれる。

ドメスティックにこだわる

 日本製にこだわる靴をプロデュースする「VIRILE(ビリレ)」のビジネスシューズ。甲部分に施された斜めの切り替えとパーフォレーションがアクセントになった一足だ。シーズンを選ばず履けるモデルで、主張しすぎないデザインが特長。流れるようなロングノーズフォルムが洗練された印象を与え、脚長効果も期待できる。

 見た目はすっきりでも3Eの幅広設計にすることで、快適な履き心地を実現している。甲の高い日本人向けの作りなので、外回りが多いビジネスマンにも嬉しい。スーツはもちろん、様々なスタイルにもマッチするのが魅力的だ。


 “コンフォートシューズ=おじさんが履く”というのはとうの昔の話だ。フットワークの軽いビジネスマンにとってのビジネスシューズとは、おしゃれでカッコよく、動けなければ意味がない。

 コンフォートシューズを敬遠してきた読者も、この機会にぜひ一度履いてみてほしい。気がつけば、あなたもその魅力にどっぷりはまっていることだろう。

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