通勤やランニングなど、イヤホンで音楽を聴きながら移動や運動する人は多い。
読者の中にも運動中にイヤホンが外れる・外れかけたという経験がある人もいるのでは?
そこで今回はイヤホンが外れる原因と外れにくいイヤホンの選び方、正しいイヤホンの装着方法を解説したい。
イヤホンが外れる原因は?
運動中とはいえ、なぜイヤホンは外れるのだろうか?
イヤホンが外れる大きな原因として、以下の2点が考えられる。
イヤホンが外れる原因①:装着方法、イヤーピースが適切ではない
イヤホンが外れる1つ目の原因は、イヤホンの使用方法が適切でないということ。
間違った装着方法でイヤホンをつけていると、動いたときに外れやすくなってしまうのだ。
また、自分の耳に合わないイヤーピースを使用することも、イヤホンが外れやすくなる一因である。
以上がイヤホンが外れる原因である場合には、イヤーピースのサイズ調整やイヤホンの装着方法を変えることでイヤホンが外れることを防げる。
カナル型イヤホンを使っているという読者は、後に詳しい装着方法について記載しているのでそちらを参考にしてみてほしい。
イヤホンが外れる原因②:イヤホンの種類
イヤホンが外れる2つ目の原因は、外れやすい種類のイヤホンを使っていること。
本記事では、近年の主流となっている「インナーイヤー型イヤホン」「カナル型イヤホン」、2種類のイヤホンを取り上げたい。
「インナーイヤー型イヤホン」についての詳しい説明は後述するが、結論だけ述べると「インナーイヤー型イヤホン」は外れやすい構造になっている。
装着方法を工夫したのにも関わらずイヤホンが外れる場合は、イヤホンの種類が合ってない可能性が考えられる。
運動中に快適に音楽を楽しみたいのであれば、他のイヤホンもいくつか試してみるといいだろう。
外れにくいイヤホンの選び方
先ほど述べたように、イヤホンには大きく分けて「インナーイヤー型イヤホン」「カナル型イヤホン」があり、それぞれに特徴がある。
【外れにくいイヤホン】インナーイヤー型イヤホンとは?
「インナーイヤー型イヤホン」は、耳の穴の手前に引っ掛けて使うタイプのイヤホンだ。
耳の形を選ばず装着でき、長時間装着していても疲れにくい。
耳にはめる部分が平たい構造になっているために、やや外れやすいというのが難点のイヤホンである。
【外れにくいイヤホン】カナル型イヤホンとは?
「カナル型イヤホン」は、外耳道(耳の入り口から鼓膜までの穴)の中にねじ込むようにして装着するイヤホンのこと。
耳栓をイメージしてもらうとわかりやすいはずだ。
イヤーピース(耳に入れるパーツ。シリコン素材が一般的)を自分の耳のサイズに合わせて交換できる。
カナル型イヤホンの場合、イヤーピースのサイズ調整をきちんとすれば、イヤホンが外れることはそうそうないだろう。
「外れにくいイヤホンが欲しい」という人は、カナル型イヤホンを選ぶのが無難な選択だ。
正しいイヤホンの装着方法と外れにくくするためのコツ
カナル型イヤホンを使っている人は「シュア掛け」がオススメ!
同じイヤホンを使っていても、装着方法を工夫するだけで付け心地や外れにくさは大きく変わる。
カナル型イヤホンは比較的耳から外れにくいが、ランニングなどをしていると振動や汗で滑り落ちることもあるだろう。
カナル型イヤホンの装着方法「シュア掛け」とは?
カナル型イヤホンを使用している人に向け、動いても外れにくいイヤホンのオススメの装着方法を紹介しよう。
カナル型イヤホンが外れるのを防止する装着方法が、見た目の格好良さからも有名になったシュア掛けと呼ばれる装着方法だ。
シュア掛けすることで耳とイヤホンが密着するため、イヤホンを外れにくくすることができる。
カナル型イヤホンが外れるのを防止する「シュア掛け」の手順
- ①イヤホンの左右を確認してから、指でイヤーピースを軽くつぶして耳にはめる
-
②ケーブルを上向きにして耳の上から後ろに回し、頭の後方で固定して背中側から耳の上に回してケーブルをピンと張る
- ③胸側か背中側のどちらかにケーブルを垂らし、ケーブルのたるみを調整する
すぐ外れるイヤホンにイライラ……という経験は、運動中にイヤホンを使っている人なら1度は経験したことがあるだろう。
イヤホンが外れる問題は、外れにくいイヤホンを選び、外れにくくする装着方法を知ることで解決できる。
本記事でイヤホンの正しい選び方とシュア掛けで装着する方法を習得して、運動中もストレスなく音楽を楽しもう!
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