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目からウロコ!? 雨の日にも役立つ洗濯物の干し方のコツ

粕谷満子

2016/12/21(最終更新日:2016/12/21)


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出典:jonmaiden.wordpress.com
 雨が降っていたりジメジメしていたり……洗濯物にとっては湿気が天敵。一人暮らしのビジネスマンだとなかなかこまめに洗濯ができず、週末に連続して雨に降られるとイライラ……そんな経験をした読者も多いのではないだろうか。経験豊富な主婦から学んだ洗濯物の干し方のコツをここでは紹介しよう。

洗濯物を早く乾燥させる洗濯・脱水時のコツ!

 最近の乾燥機能はなかなか発達していて、洗濯の段階で乾燥まで任せてしまえば楽なのだが、電気代も馬鹿にならないし、洋服も傷みやすい。そのため、脱水時のちょっとした工夫を紹介する。

 洗濯物を干す前になるべく水分を飛ばしておいたほうが当然乾きやすい。そのため、脱水を普段より一回多くやってみよう。最近の洗濯機は全自動のものが多いが、全自動で全て終わった後に脱水だけを選択してポチッとするだけだ。洋服の生地によっては傷んでしまうものもあるので、それについては各自注意して欲しい。

 次に少し斬新な方法を紹介しよう。それは、「脱水の時に乾いたバスタオルも一緒に入れること」。とても単純だが、濡れた衣服の水分が乾いたタオルに移り水分が飛びやすくなるのは納得できるだろう。当然洗濯物の量が増えてしまうので、少し長めに脱水させるとより効果が発揮される。

 洗濯物で一番乾きにくい箇所はどこか考えてみよう。脇や、裾の縫い目、ポケットが重なっている部分を想像した人が多いのではないだろうか。これはいずれも洋服の裏側だろう。そのため、この部分を表に出して空気に晒したほうが乾きやすい。なので、洗濯の段階からあらかじめ裏返しておくと干すときに楽なのでおすすめだ。

 また、ここでワンポイントアドバイスだが、長時間脱水してるとシワができやすくなる。脱水の前にひと手間かけてたたんで脱水させるとシワが軽減されるのだ。

雨の日に洗濯物を部屋干しするコツ!

 洗濯物を干すときのコツを紹介しよう。特に部屋干しをする場合、洗濯物に空気を通すことを意識するべきだ。そのため、なるべく洗濯物の間隔を開けることを意識しよう。具体的には10cmから15cm開けることを目安にすると良い。角ハンガーを使う際は、丈が長いものと短いものを交互に吊るすと、空気の通りが良くなる。

 洗濯物をより効率的に乾かすためには、なるべく湿気の少ない場所で干すのがおすすめだ。窓から近すぎず、離れすぎずの場所を選ぶと良いだろう。窓から離れすぎた場所では、湿気が溜まりやすくカビの原因となってしまう。かと言って、窓の近くで干してしまうと結露になってしまう。

 具体的にはお風呂が良いだろう。お風呂はその特性上、湿気を取りやすいように設計されている。窓が付いている場合がほとんどだろうし、換気扇もしっかりついている。特に今の住宅では浴室乾燥機などが付いているものもある。

 次にちょっとした工夫を紹介しよう。部屋干しの際、一番気になるのはその湿気の逃げ場所だ。なるべく湿気が逃げやすいようにお風呂など空気の循環の良い場所で干すと良いとおすすめした。もしお風呂場以外の場所で干す場合、洗濯物の真下に新聞紙を丸めて置いておくと、その新聞紙が湿気を吸い取ってくれる役割を果たす。少し見た目が悪いが効果は十分なので、実践してみると良いだろう。

洗濯物の部屋干しおすすめアイテム!

 では最後に洗濯物を干す際のおすすめアイテムを紹介しよう。まずに思いつくのは扇風機だろう。夏場なら部屋に一台扇風機を置いている人も多いのではないだろうか。是非自分が涼むついでに扇風機を回そう。また、扇風機と併用して除湿機を使用することも十分効果がある。空気を循環させて湿った空気を除湿して、部屋全体を乾かすようにすれば洗濯物も乾きやすくなる。

 次のおすすめアイテムはつっかえ棒。つっかえ棒ならば、廊下や風呂場などで必要に応じて物干し竿の代わりを作ることができる。洋服は濡れていると重くなってしまうので、耐荷重が20kgから30kgくらいあると安心して使えるだろう。


 部屋干しをするとなかなか乾かないし、部屋がジメジメするし、邪魔で見た目も悪いし、憂鬱な気分になりがちだが、これまでに紹介した方法で洗濯物を早く乾燥させよう。

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