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どこまでがビジネスマナー? “半袖シャツ”でクールビズ

Takuro Aizawa

2016/08/09(最終更新日:2016/08/09)


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出典:www.gsmahal.co.uk
 夏のビジネスシーンを涼しく、ということで始まったクールビズ。真っ先に思い浮かぶのが半袖シャツにノータイというスタイルだが、やはりビジネスシーンに適した装いかどうかは悩みどころ。

 そこで本記事では、ビジネスシーンで半袖シャツを正しく着こなすためのノウハウをまとめて紹介する。

ビジネスシーン別 半袖シャツの○と×

社外の人との商談は長袖シャツ+ネクタイがベター

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出典:thefashionformen.com
 気になるビジネスシーンにおける半袖シャツのNGポイントだが、社外の人との商談、特に初対面では控えた方がいいだろう。社内であれば問題は無いが、やはりビジネスシーンにおける正装は長袖シャツにネクタイだ。
 
 社外の人と会う際は、基本的に長袖シャツを着用しジャケットやネクタイを相手と場に応じて加えていくことを強くおすすめする。

ビジネスシーンでは、半袖シャツの第一ボタンは空ける

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 ビジネスシーンで半袖シャツにノーネクタイというスタイルの場合、シャツの第一ボタンは空けておくのが基本。長袖シャツの場合でも、ネクタイをしない場合は第一ボタンを空けておこう。

半袖シャツにジャケット着用はNG

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出典:elliottailor.com
 言うまでも無いかもしれないが、ジャケットの下に半袖シャツというのは絶対に避けるべきだ。ジャケットを着用する際に袖からシャツが見えていないと、どうしても不自然な印象になる。

 社内は半袖シャツで過ごし、外回りの際はジャケットを上から着用という事態にならないために、会社に長袖シャツを常備しておくと吉だ。

 それでは、以上を踏まえた上でビジネスシーンでの半袖シャツの着こなしを紹介していこう。

まずは鉄板! 白半袖シャツをビジネスシーンで着こなす

 まず紹介するのはビジネスシーンでの半袖シャツのスタンダードと言える白半袖シャツの着こなしだ。

 白半袖シャツを着こなすうえで最も大切にしたいのはやはりサイズ感。写真のようにジャストフィットを選択すれば好印象を与えることが出来るだろう。

 ボタンが茶色や黒になった白半袖シャツで遊びを利かせてみるのも面白い。

ネイビーの半袖シャツでよりビジネスもシックに

 白シャツ以外で半袖シャツを選ぶなら断然おすすめしたいのがネイビーの半袖シャツ。

 知的な印象を与えるだけでなく、コーディネートの幅の広さも大きな魅力。写真のようなダークカラーのパンツは勿論、ベージュのパンツとの相性も抜群。

 注意しておきたいのはベルトの色。明るすぎる色のベルトを選んでしまうとせっかくのシックな印象を損ねてしまう。気を付けておきたいところだ。

タイドアップで半袖シャツを洒落にアップデート

 ビジネスシーンで半袖シャツをよりお洒落に着こなしたいのであれば、ネクタイをプラスしてみる、という選択肢も大いにアリだろう。

 ポイントは、涼感と統一感。暑苦しい印象を与えないように涼し気なカラーのタイを選びたいところ。ネクタイとパンツで違和感の無いような色合わせができればよりベターだ。

 ニットタイやナロータイを使ってみるのも非常におすすめ。涼し気な印象作りに一役買ってくれるだろう。
 続いては半袖シャツをより快適にする、ビジネスシーンでの肌着を紹介していこう!

暑い時こそ、肌着を着たほうが快適

 ただでさえ暑い夏なのに、もう一枚着るなんて......と思われる方もいるかもしれないが、実は肌着が汗を吸収するため何も着ないより肌着を着たほうが皮膚温を低く保てるのだ。

 せっかく涼しい半袖シャツに肌を通しても、肌着を着ずしては効果半減。クールビズに肌着はマストと言えるだろう。

ノータイスタイルにはVネックがおすすめ

 Vネックは第二ボタンまで開けてもインナーが見えにくいため、ノータイスタイルに相性抜群。

 肌着の色は透けにくいベージュかホワイトがベター。間違っても柄のついたTシャツは着ないよう気を付けたい。

クルーネックはタイドアップスタイルに

 浅めに作られたクルーネックの肌着は、襟周りの汗を素早く吸収してくれるため、カッチリしたタイドアップスタイルに合わせたい。

 汗染みの防止だけでなく、シャツと体の間に緩衝材となる肌着があることによって、衣類へのダメージは大幅に軽減される。衣類の寿命を延ばすという点でも肌着は非常におすすめだ。


 クールビズと言えども、ビジネスマナーの観点からどうしても暑くなりがちな夏のビジネススタイル。TPOに合わせて半袖シャツを使い分けることが出来れば、ビジネスシーンでの貴方のパフォーマンスは、グッと上がるはず。

 本記事で紹介した半袖シャツの着こなしと肌着の選び方も併せて参考にして、厳しい夏を乗り切っていただければ幸いだ。

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