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サイクロン? コードレス? 掃除機の選び方とおすすめを紹介!

粕谷満子

2016/12/21(最終更新日:2016/12/21)


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サイクロン? コードレス? 掃除機の選び方とおすすめを紹介! 1番目の画像
出典:lisboa2013.org
 洗濯機・冷蔵庫と並んで、われわれの日常の生活に欠かせないのが掃除機。部屋を掃除して快適な生活を送るためには決して欠かすことができない代物だ。しかし、掃除機と一概に言っても、最近はダイソンをはじめとするサイクロン式のものや、コンセントコードのいらないコードレス式のものなど種類が多様化してきており、どれを使ったらいいかわからない、という人も多いだろう。

 そこで今回は、各種掃除機のシステムを軽く紹介するとともに、住居や生活スタイルに合わせておすすめの掃除機を紹介していく。これから新生活を始める人や、新しくマイホームを購入する人には、ぜひ参考にしてもらいたい。

掃除機の種類別特徴!

 掃除機の形状は、大きく分けて5種類に大別できる。それぞれきれいにしやすい場所や電源タイプが決まってくるので、用途によって適したものを選ぶようにしよう。

 もっともオーソドックスなものはキャニスター型と呼ばれ、掃除機の本体にキャスターがついていて、転がして動かし使用するものだ。集塵方法や排気方法も多様で、各種企業によって様々なタイプが存在するので、多様なニーズにこたえられる。一方で、掃除の差異には必ず本体を携えなければならないので、狭い場所や階段の上り下りなどは苦労する。

 スティック型と呼ばれるものは本体に直接ヘッドがついていて、立てた状態のまま収納しておくことができ、コードレスタイプのものが多い。キャニスター型のものと比べ場所をとらないのが大きな利点で、吸引性も近年の技術改良によりコード付きのものに引けを取らない。

 手持ちサイズの大きさであるハンディー型の掃除機は、その形状ゆえにほとんどがコードレスだ。この形状は部屋全体をきれいにするには向かず、棚やテーブルの上といった、大型の掃除機では手が届かないような場所をきれいにできるのが最大の特徴だ。

 ルンバで有名なロボット型掃除機も、近年大きな注目を集めている。なんといってもその特徴は、ロボットが自動で掃除を行ってくれるという点だ。毎日の掃除が面倒な人、出張などで家を空けることが多い人には、少々値は張るがうってつけだ。

 これまでの形状のものとは異なり、スチームクリーナーは汚れを吸い取るのではなく、高温の蒸気により床の汚れを浮かせてきれいにする。フローリングの掃除や、キッチンなどの水回りの掃除には特に重宝する。

 以上のように、掃除機にはさまざまな形状が存在する。これに加えて、遠心分離によりゴミ袋を必要としないサイクロン式の集塵システムなど、性能の違いも重要になってくる。

掃除機の選び方のポイント

 先ほども述べたように、掃除機を選ぶ際には自分の家の間取りや生活スタイルなどを考慮して、自分に合ったスタイルのものを使うようにしよう。例えば、4人家族の一軒家の場合ならば、様々な場所を一台で賄えるキャニスター型がおすすめだし、足腰の悪い高齢者には、より軽く持ち運びに便利なスティック型の掃除機がおすすめだ。仕事が忙しくてあまり家によりつく暇がないという人には、ロボット型の掃除機がおすすめできる。

 資金に余裕があるならば、メインとして利用する掃除機に加えて、手が届かない場所のためにハンディー型、掃除機で取れない床の汚れにスチームクリーナー、といったようにサブの掃除機を購入してもいいかもしれない。

一人暮らしにおすすめの掃除機は?

 最後に、一人暮らしの方のために、おすすめの掃除機の形状を紹介しよう。一人暮らしの場合、たいていはワンルームマンションといったようなあまり広くない家に住んでいることが多いだろう。加えて、コードがあると狭いのにいちいち届かない場所にコンセントを移動しなければいけないため、とても億劫だ。そのため、場所をとるキャニスター型を使わなくても、コードレス式のスティック型で事足りることが多い。


 掃除機を選ぶ際には、自分の生活空間や生活スタイルから、実際に自分が使うことを想定して、その時に一番使いやすいものを選ぶようにしよう。店によっては実演コーナーを設けていることもあるため、こうしたものも活用するといいだろう。

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