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保険料の安い自転車保険は? 選び方のコツ

粕谷満子

2016/12/22(最終更新日:2016/12/22)


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出典:www.cosmosinsurance.com.cy
 近年、自転車による事故は多くなってきている。重い後遺症が残るものや最悪の場合死亡事故にまで繋がりかねない。そのようなリスクを回避するためにも、自転車保険について知っておくといいだろう。

自転車保険ってどんなもの?

 自転車事故は乗る人のマナーが問題になっているケースが多い。スマートフォン操作をしながらの運転など、危険な運転をしている人を多く見かける。事故を起こさないためにマナーやルールを守るのは大前提だが、自転車保険に加入していると、不慮の事故に遭ってしまった場合、負担が少なくて済むのだ。そもそも自転車保険という言葉は聞きなれないものだと思われる。実際自動車保険は有名であるが、自転車保険は有名ではないかもしれない。

 しかしながら平成28年7月に、大阪府では、自転車保険に入ることが義務付けられた。これは、大阪府では近年自転車による死亡事故が増えてきてしまっているからである。大阪府では平成28年には50件死亡事故が起きてしまっている。その半分がお年寄りの事故である。

 自転車の事故は自動車の事故に比べて補償は安いと思っている人もいるかもしれないが、実際のところ、かなり高いものも存在する。自転車に乗った子供がお年寄りにぶつかってしまい、お年寄りに重篤な後遺症を残してしまったという事案がある。この事故の場合、損害賠償は1億円近くとなっている。当然このような額は多くの人にとって大きな負担となってしまうだろう。

 そこで注目されるのが、自転車保険である。自転車保険では、自動車保険同様に、事故を起こしてしまった場合の補償を補填してくれるというものである。この保険に入っておくことによって、莫大な補償額を支払わなくて済むのである。

自転車保険の選び方のコツ

 自転車保険とひとえに言っても、世の中には様々な自転車保険が存在する。その中で注意したいポイントなどを見ていきたい。まず注目したいところは、補償金額の上限である。例えば上限金額が1,000万円だとすると、それ以上の事故が万が一起こってしまった場合、補償できないので、かなりの額を事故に対して支払わなくていけなくなってしまう。今のところ、損害賠償の最大金額は1億円弱であるため、補償金額が1億円近くのものであれば比較的安心できるのではないだろうか。

 次に大切なのは、自転車保険の適用範囲である。例えば、重大な事故を起こしてしまった場合のみなのか、単にぶつかってしまったことにも補償がきくのか、はたまた自分でこけてしまって怪我をしてしまったことに対しても補償がきくのかなどである。

 これは、どのくらいの頻度で自転車に乗るのかを考慮するべきだろう。例えばあまり自転車に乗らない人は、怪我をしてしまう可能性も低くなってくるので、万が一の事故に対しての保険に加入していれば十分である。逆によく自転車に乗る人は、怪我をしてしまい、通院補償まではいっているものがおすすめであると思われる。このように、自分の自転車に乗るスタイルと相談である。

おすすめの自転車保険は?

 私がおすすめする自転車保険は、ネットでかんたん保険の自転車プランである。このプランの特徴は、自転車事故等の交通事故による怪我の補償があるということ、である。また、個人だけでなく、家族型や夫婦型の保険も存在しているので、自分のスタイルに合わせることが可能であるのだ。


 以上、自転車保険についてみてきた。保険とはあくまで事故が起こったときに補償するものであるので、できるだけ保険のお世話にならないほうがよい。自転車に乗るときはマナーを守って、安全に使っていただければと思う。

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