白シャツの黄ばみが気になってしまうこれからの夏の暑い季節。何回洗濯してもなかなか頑固な汚れが落ちずに諦めてしまっている人もいるだろう。今回はそんな悩みを解決するような白シャツの洗濯方法を紹介していく。
白シャツを洗う前に漂白剤に注意しよう!
黄ばみを落とす際に絶対必要なのが漂白剤だが、漂白剤の種類を確認することは注意しなければいけない大切なポイントである。白シャツについている表示絵柄を確認すると、三角フラスコの絵に「エンソサラシ」と書いてあるものか、それの上からバツ印がつけられているかのマークがついているはずだ。
「エンソサラシ」の表記であれば塩素系漂白剤での洗濯が可能だが、バツ印がついているものであれば塩素系漂白剤の洗濯はできないということになる。漂白剤には塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の二種類ある。塩素系漂白剤は最も漂白力が強く白シャツには適している場合が多いが、色物や柄物では使うことはできない。白シャツでも塩素系漂白剤禁止マークがついていることもあるので、その場合は絶対に使ってはならない。酸素系漂白剤の場合はどのような素材にも使えるので、今回は酸素系漂白剤を使った黄ばみの落とし方を紹介していく。
白シャツの黄ばみの簡単な落とし方!
では早速白シャツの黄ばみの簡単な落とし方を紹介していく。用意するものは台所用洗剤、酸素系漂白剤(粉末タイプのもの)、歯ブラシ(やわらかめのもの)、洗面器、洗濯機の5つである。
まず、台所用洗剤を襟部分などの黄ばみのついたところにかけていく。生地の薄いシャツだと傷んでしまう場合があるので、かけすぎないように注意する。次に台所用洗剤をかけた部分をやわらかめの歯ブラシでこする。これで黄ばみを浮き上がらすことができるが、あまりこすりすぎてしまうとシャツを傷めてしまうので注意しよう。
歯ブラシで黄ばみをしっかり浮き上がらせたら、洗面器に40℃~50℃のお湯を張り、酸素系漂白剤を20gほど入れて泡がたつまでしっかりかき混ぜる。その洗面器の中に30分ほどシャツを入れて置いておく。そうすることで漂白剤が黄ばみに直接浸透し、汚れが落ちやすくなる。30分ほど経ったら、洗面器からシャツを取り出し洗濯機で洗う。これだけの手順をすることだけで、たいていの黄ばみは驚くほど白くなる。
頑固な黄ばみに効く! 白シャツ洗濯の裏ワザ!
先ほどの方法でたいていの黄ばみは落とすことができるが、長い間皮脂を蓄積させてしまった黄ばみはこれだけでは完全に落ち切らない場合がある。そんな頑固な黄ばみの落とし方を紹介する。
用意するものは、クレンジングオイル、洗面器、酸素系漂白剤(粉末タイプのもの)、重曹、スチームアイロン、洗濯機の6つである。まず、クレンジングオイルを汚れ部分に塗る。その際、指にクレンジングオイルを付けて汚れ全体に万遍なく塗ることを心掛けたい。洗面器にお湯を張り、クレンジングオイルを落とすようにしっかりとすすぐ。こうすることでまず黒ずみが落とすことができる。
次に酸素系漂白剤と重曹をそれぞれ大さじ1杯ずつ100mlほどのお湯に混ぜ合わせたものを指で汚れに塗り込んでいく。全体にたっぷりと塗って汚れに行き届くようにするようにするのがポイントだ。液体をしっかり塗ったら、スチームアイロンをすぐにあてる。アイロンを直接あてるのではなく、スチームだけがあたるようにする。黄ばみがどんどん落ちていくのが実感できるだろう。スチームで黄ばみがしっかり落とせたら洗濯機で洗う。この手順を守ることで、頑固な汚れもきれいに落ちるだろう。
以上のように、こびりついてしまった黄ばみ汚れのある白シャツも、ちょっとした工夫で元のような白さに戻すことができる。黄ばみをこまめにしっかり撃退することで、清潔感あふれる真っ白なシャツを保ちたい。
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