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音波振動の電動歯ブラシのココが凄い! ドルツについて徹底解説!

近野珠央

2016/12/01(最終更新日:2016/12/01)


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音波振動の電動歯ブラシのココが凄い! ドルツについて徹底解説! 1番目の画像
出典:panasonic.jp
 日本の有名メーカー、パナソニックが作る電動歯ブラシのドルツ。こちらは日本産ということもあり、日本人に適しているといわれ、電動歯ブラシの国内シェアでは、海外シェアNo.1のブラウンに次いで2位となっている。このドルツが日本人に好まれる理由を、徹底解明していこう。

電動歯ブラシにはどんな種類があるの?

 ドルツは、音波式といわれる電動歯ブラシであるが、そもそも電動歯ブラシにはどんな種類があるのか。大きく分けて、超音波式・音波式・回転式の3つに分けられる。

 超音波式は、主にフィリップスの電動歯ブラシに用いられている様式だ。歯磨きといえば、歯の表面をこすって汚れを落としていくものだが、超音波式は、歯をこすらずに、ブラシから出る超音波によって特殊な水流を発生させ、この水流によって歯垢を落とす。これによって口内の汚れを一気に落とし、さらに超音波によって細菌を攻撃することもできるという代物だ。

 音波式は、超音波式と同じで音波によって水流を起こす。超音波式よりもパワーは劣るが、その分弱い刺激で、つまり葉や歯茎へのダメージの少ない状態で歯垢を落とせるというわけだ。

 回転式は、ブラウンの電動歯ブラシに用いられており、ブラシを回転させることで歯の表面をこすって汚れを落とすという、最も普通の歯ブラシに近いやり方で歯垢を落とす。当てるだけで歯の一本一本をきれいにできるのが特徴だ。

日本人に合う設計! ドルツの特徴について

 上の説明を見ると、歯垢を落とすには音波式より超音波式のほうがパワーはあるし、超音波式って音波式の上位互換なのでは? と思う人も多いかもしれない。しかし、日本でこの音波式のドルツが売れているのには理由がある。

 日本人は、歯周病や知覚過敏の人が多い。歯茎が刺激に敏感なのだ。そのため、超音波式だと刺激が強すぎて歯茎が痛痒い、というのも稀ではない。歯茎が弱めの人には超音波式より音波式のほうが使いやすいのである。

 また、ヘッドが小さく、特に女性など、口の小さい人でも、奥歯までしっかり磨けるのもポイント。持ち手の部分も軽く、持っているときに疲れにくい。フィリップスやブラウンの製品だと、ヘッドが大きく奥歯まで届きにくいという声もよく上がるのに対し、ドルツは優れているといえるだろう。

 また、替えブラシの価格が、他社に比べ半額くらいに安いので、長く使えば使うほどお得になる。
 
 などなどの理由から、国内でのドルツのシェアが高いのだ。

ドルツはどんな人におすすめ?

 まず、歯がぐらつきやすかったり、歯肉から出血しやすかったりする人は、歯茎が弱いので、音波式のドルツを使うことをお勧めする。無理に超音波式や回転式の電動歯ブラシを使うと、余計に歯茎にダメージを受け、歯肉炎などになってしまう可能性もある。刺激の弱い音波式で丁寧に磨けば、十分歯垢は落とせる。

 それから、上記のように女性や口の小さい方は、軽くてヘッドが小さいドルツが使いやすいはずだ。歯磨き中持っていても疲れにくいし、大きいヘッドでは届きにくい奥歯までばっちり磨くことができる。

 始めて電動歯ブラシを使う、という人にも音波式がおすすめ。超音波式は水流が強くて、初めてだとくすぐったかったり、痛痒かったりすることがある。回転式のブラシも、力加減が難しく、強く当てすぎると歯を必要以上に削ってしまうことがある。初めは歯や歯茎を傷める心配のない音波式から入るのが無難ということだ。


 ドルツの電動歯ブラシは、パワーでは有名メーカーの電動歯ブラシに劣れども、日本人にとっての使いやすさで言えば、他社より一歩抜きんでているところがある。これを見たのをきっかけに、普通の歯磨きから、ドルツの電動歯ブラシに変えてみては?

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