ハイクラスなブランド食器を意識したことはあるだろうか?どの程度のブランドをハイクラス・ブランド食器と認識するかは、人によって違うだろうが一般的に名の通っている食器で、高級品を取り扱う雑誌などに広告を掲載しているような食器や、“王室御用達”や“名門窯元”などの言葉がつく歴史ある食器などには、ブランド感を感じるかもしれない。
自分で購入する機会は少ないかもしれないが、アニバーサリーに人にプレゼントしたり、されたりする場合に知らないブランドでは申し訳ない。そこで、これだけは知っておきたいアニバーサリーに似合うハイクラス・ブランド食器についてランキング形式で紹介したいと思う。
ランキングに名を連ねるハイクラス・ブランド食器の存在感
出典:canada.wedgwood.com 使うには勿体ないくらいの美しさと存在感を誇るハイクラス・ブランド食器、持っていてもなかなか普段使いをしている人は少ないかもしれない。ブランド食器は歴史と伝統があり、その食器を使うという行為は文化ともいえよう。ハイクラスな食器を使うことで料理にも興味や関心がわき、食事の時間やテーブルコーディをより楽しむことができる。
ハイクラス・ブランド食器は、そのクラス感と美しさから飾ってインテリアとしても喜ばれ、大切にされる。また使うなら、カッコよくとことん使いこみたい。ブランド食器はただの食器にはない、あらゆる意味での存在感があり、アニバーサリーには相応しい食器だ。敷居が高いからこそ、大切に長く使うことに価値のある食器なのだ。
アニバーサリーにプレゼントされれば、送り主の人柄に敬服し、逆にプレゼントすれば、自分の印象が少しばかり上がることにもつながる。
アニバーサリーに合う!ハイクラス・ブランド食器ランキング:ベスト10
ハイクラス・ブランド食器ランキング#1位:HERMES(エルメス)
出典:www.michaelcfina.com 1837年創業された、ご存じフランスが世界に誇る高級ブランドエルメスは、伝統的な職人気質で品質の高さと遊び心を感じさせる、洗練されたランキング1位に相応しいブランド食器。日本ではバッグなどのファッションが人気だが、1984年食器などのテーブルウェアの世界にも、そのブランド感が広がった。カトラリーやクリスタル製品の食器など“食卓の歓び”をコンセプトに、テーブルウェアも提案している、送られて嬉しい、憧れのブランド代表格。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#2位:wedgwood(ウェッジウッド)
出典:canada.wedgwood.com 英国王室御用達で有名なブランドウェッジウッドの食器は、お祝いギフトに人気な、高級感たっぷりのブランド食器。ブランド名や食器の種類などは知らなくても、上の写真のような半立体モチーフのデザイン小物や、食器を目にしことがないだろうか?この食器シリーズは「ジャスパー」といい、18世紀から継承される伝統技法による食器。また小さな花やベリーを模様にあしらった「ワイルドベリー」シリーズは発売から50年を誇る、日本でも大人気のブランド食器。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#3位:Rosenthal(ローゼンタール)
出典:www.quintessentiallygifts.com 1889年にドイツのフィリップ・ローゼンタールによって創設されたブランドローゼンタールは、”アートのある暮らし”をコンセプトに、斬新でオリジナリティあふれたデザインの食器や花器などで、多くの人から人気を得ているブランド。 少し個性的ではあるが、デザインセンスに拘りが感じられる一流ブランド。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#4位:Baccarat(バカラ)
出典:us.baccarat.com フランスのクリスタルのラグジュアリーブランドバカラは、グラスをはじめとしたガラス食器が有名。ルイ18世からフランス王室はもちろん、イギリス王室、ロシア皇室などヨーロッパの王室や、モロッコ王室、タイ王室、日本の皇室もバカラを注文している。1921年には当時皇太子だった昭和天皇が、パリのバカラショップを旅行で訪れており、世界中の王室やセレブから愛されるブランド。食器ボードに飾りたい憧れのブランド。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#5位:Meissen(マイセン)
出典:www.antiquesmodern.com ヨーロッパで初めて磁器製造に成功した食器ブランドマイセンは、1710年に王立磁器製造工場がマイセン市に完成。現在は過去の原型や資料を伝承し、技術を受け継ぎながら、歴史てき古典磁器を忠実に再現している。また新しいシリーズの創作にも積極的に手掛けていて、高い評価を得ている。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#6位:Tiffany(ティファニー)
出典:www.homecstudio.design ティファニー・ブルーと言われる水色のイメージが強いアメリカのブランドティファニー。日本でも結婚式のプレゼントやジュエリーなどが人気で、引き出物人気ランキングにもお馴染み。世界中の女性から愛されるブランドなので、食器のレパートリーも覚えておくことをおすすめする。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#7位:MINTON(ミントン)
出典: Amazon.co.jp 1793年に創業されたイギリスの食器ブランドミントンは、世界で最も美しいボーンチャイナと呼ばれたブランド食器。1840年ヴィクトリア女王より賞賛され、1856年から王室御用達となる。1948年発表した「ハドンホール(写真)」がミントンの代表的な永遠の定番品として、世界的に有名となる。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#8位:Aynsle(エインズレイ)
出典:www.belleek.com エインズレイは、1775年イギリスに設立された食器ブランド。高い技術と伝統を守るスタイルはヴィクトリア女王にも高い評価を受け、王室や貴族たちからの注文が殺到し、生産が間に合わないというエピソードは有名。エリザベス女王もお気に入りのブランドで、ダイアナ元妃の成婚時にもエインズレイの陶花が選ばれている。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#9位:Royal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)
出典:www.goldsmithcardel.com デンマークの食器ブランドロイヤルコペンハーゲンは、日本の古伊万里染付の影響を受けた、コバルトブルーの手描きの絵柄が特徴。1868年から制作されている優しいブルーバターンの「ブルーフルーテッド」はベストセラーのひとつ。また1908年以来、毎年出されるイヤープレート(クリスマスプレート)も世界的に有名な人気商品で、アニバーサリーには相応しい食器といえよう。
ハイクラス・ブランド食器ランキング#10位:iittala(イッタラ)
出典:www.kitchn.no 北欧ブームですっかり有名になったフィンランドの食器ブランドイッタラはガラス製品からスタートし、ブランド食器としてはカジュアルなイメージで普段使いがしやすい食器。カラフルなボーダー色使いの「オリゴ」、洗練されたガラスウェアで透明感と涼しさを感じさせる「カルティオ」、まろやかな色合いで食事を楽しくしてくれる「ティーマ」などが有名。
余談だが北欧食器ブランドは、イッタラとほぼ同ランキングで、Arabia(アラビア)も有名なので一緒に記憶しておくことをおすすめする。こちらも日本人女性がとっても好きなブランドの一つで、優しい花や自然をモチーフにした模様が有名。いわゆる「北欧食器」という感じで、女性へのギフトに喜ばれる確率が高いブランド。
出典:www.arabia.fi 主観的な意見であげたハイクラス・ブランド食器のランキングだが、ここに収まらないほどの素晴らしい食器ブランドは他にもあるので、これを機会にブランド食器について調べてみるのも面白いと思う。
アニバーサリーにプレゼントされたブランド食器は、一生ものという気持ちで大事に使い続けることで愛着がわき、使いてと食器との歴史も刻まれる。エルメスやティファニーなどのように、もともと有名ブランドから生まれたブランド食器もある一方で、田舎の地方や街工房から生まれたブランド食器も多い。
ただひとつ共通しているのは、ハイクラス・ブランドと言われるほどになるには、それなりの歴史と技術と魅力があることだ。そしてそんなブランド食器を、アニバーサリーに添えてプレゼントしたり、されたりするのに相応しいビジネスマンも、やはり魅力的だ。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう