うだるような暑さが続く夏の朝に、ふと目覚めのアイスコーヒーを飲みたくなる。出勤前、アイスコーヒーを飲んで一息入れる瞬間は、至福のひと時だ。
アイスコーヒーはホットコーヒーと作り方が異なる。ただ氷を入れただけでは、お店のアイスコーヒーと程遠い味になってしまうのだ。そのためアイスコーヒーは「お店で買うもの」というイメージを持っている人も多いだろう。
しかし、ある方法を使えば、自宅のコーヒーメーカーでアイスコーヒーを“手軽においしく”作れることをご存知だろうか。
コーヒーメーカーでアイスコーヒーを楽しもう
出典: Amazon.co.jp 自宅のコーヒーメーカーでアイスコーヒーを淹れることができれば、出勤前の時間や帰宅後のリラックスタイムなどに、気軽に冷たいアイスコーヒーを楽しむことができるだろう。そこで今回は、コーヒーメーカーを使うだけで簡単にアイスコーヒーを淹れられる2つの方法を紹介する。
ひと工夫でおいしくなる! 家のコーヒーメーカーで作る方法
by Tatsumine 自宅のコーヒーメーカーでアイスコーヒーを作る際には、特にステンレス製保温ポットのついたものの使用をおすすめする。今回はメリタのアロマサーモ ステンレス IIを使って、実際にアイスコーヒーを作ってみよう。
1. コーヒー粉をいつもの量でセットする
まずはフィルターとコーヒー粉をセットしよう。この時、使用するコーヒー粉の量は通常通り。酸味の少ないフレンチロースト(深煎り)の豆がおすすめだ。
今回は5杯用コーヒーメーカーを使用しているため、いつも通りメジャースプーン5杯分(約40グラム)のコーヒー粉をセットした。
今回は5杯用コーヒーメーカーを使用しているため、いつも通りメジャースプーン5杯分(約40グラム)のコーヒー粉をセットした。
2. 保温ポットに氷を入れる
次に、ステンレス製ポットに氷を入れる。氷の分量はポットの2/3を目安にたっぷり入れよう。
ドリップされたコーヒーを氷入りのポットに直接入れ、即座に冷やすことによって、香りを逃さずにアイスコーヒーを淹れることができる。
ドリップされたコーヒーを氷入りのポットに直接入れ、即座に冷やすことによって、香りを逃さずにアイスコーヒーを淹れることができる。
3. 水はいつもの半分の量で入れる
最後に水を通常の半分の量でセットする。普段は5杯分の目盛り(約700ml)まで水を入れているため、今回は半分の2.5杯分(約350ml)入れる。
ポットに入れた氷が溶けるため、水は通常の半分だけ入れるのがポイントだ。これにより、薄まらずコクのあるアイスコーヒーを作ることができるのだ。
ポットに入れた氷が溶けるため、水は通常の半分だけ入れるのがポイントだ。これにより、薄まらずコクのあるアイスコーヒーを作ることができるのだ。
4. あとはスイッチを押すだけ
あとはいつも通りスイッチを押し、コーヒーメーカーにドリップしてもらうだけ。アイスコーヒーが淹れ終わったら、氷を入れたグラスに注いで完成だ。
自宅のコーヒーメーカーでアイスコーヒーを作るポイント
- コーヒーメーカーは、ステンレス製ポットが付いたものを使おう
- コーヒー豆はフレンチロースト(深煎り)を使うべし
- セットするコーヒー粉はいつも通りの量で
- ポットに氷を2/3入れる。急冷でコーヒーの香りを保つ
- 水は通常の半分だけ入れる!
実際にこの手順を試すと、驚くほど簡単に深みとコクのあるアイスコーヒーを淹れられた。ステンレス製ポットの保冷効果のおかげで、グラスにそれほど氷を入れなくても、しっかりと冷えたアイスコーヒーを楽しむことができるのも便利だ。普段の操作方法にひと手間加えるだけなので、是非試してみてほしい。
簡単操作で本格派! 専用のアイスコーヒーメーカーで作る方法
それでも、もっと本格的なプロの味のアイスコーヒーを楽しみたい人もいるだろう。そんな人には、今年3月に発売された「サーモス アイスコーヒーメーカー」をおすすめしたい。
出典: Amazon.co.jp 魔法びんで知られるサーモス株式会社が、アイスコーヒーの抽出に最適な設計で“アイスコーヒー専用コーヒーメーカー”として開発した商品だ。操作は非常に簡単で、コーヒー粉と水をセットし、サーバーに氷を入れてスイッチを押すだけ。
氷を入れるサーバーはステンレスの二重構造。しっかり保冷されたサーバーにコーヒーが直接注がれるため、急冷されることによってコーヒーの香りを保つことができる。また、コーヒー粉を蒸らす時間を自動的に制御し、アイスコーヒーに適した長めの抽出を行ってくれるため、スイッチひとつで街角のカフェのようなアイスコーヒーを淹れることができるのだ。
コーヒーメーカーを活用すれば、駅前のカフェやコーヒーショップの列に並ぶことなく、毎朝おいしいアイスコーヒーを手軽に飲むことができる。あなたもこの夏、自宅でアイスコーヒーを淹れて、涼しいひとときを楽しんでみよう。
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