いつも持ち歩いている財布だが、一口に財布といってもいろいろな種類がある。「普段の財布にもちょっとこだわっていいもの選びたいなあ……」、「財布などの小物からもおしゃれさを出したい……」と考えている男性のために、財布にはどんな種類があるのか、どんな財布が自分にあっているのか、この記事を参考にしてもらえたらと思う。
ビジネスシーンに最適な財布とは?
ビジネスシーンに合う財布を選ぶときに重要なのは、素材と色だ。まず、素材は本革であることが、必須とは言わないまでも最も大切だ。社会人としてビジネス相手と食事をするときなどのために、合成皮革の財布だと、少し格好がつかないし、見る人が見れば、それなりの人なのか、と軽く見られてしまうこともある。持ち物からその人となりを判断されることは社会に出ればよくあること。相手と対等であるためにも本革の財布を一つは用意しておきたい。
また、色はオーソドックスなものが無難。ブラックかブラウンといった落ち着いた色にして、パステルカラーなど派手な色は避けなければならない。ブラウンの中でも暗めのものから明るめのものまで種類はいろいろあるので、地味になりすぎるのが嫌だな、という人は明るめのブラウンなんかを選んでもよし! 明るめのブラウンはビジネス以外の普段の生活でも自然に使いやすいのでお勧めだ。
なるべく細身のものを選ぶのが良い。財布に物が入りすぎていてパンパンだと見映えが悪い。仕事用のものは見映えも気にして、スマートでスタイリッシュな感じを出すと、相手から好感を持たれること間違いなしだ。
財布の種類別解説
財布は大まかにいえば形状と素材の違いで分けられる。まず形状の違いで言えば、大きく二つ折り財布と長財布に分けられる。二つ折り財布はその名の通り二つに折れる財布で、コンパクトになるため持ち運びが楽で、使い勝手が良い。二つ折り財布よりさらにコンパクトに折りたためる、三つ折り財布もあり、こちらは少し上品さが出る。
長財布は、お札を折らずに入れられる大きめの財布で、カード類なども多く収納可能。大人っぽい印象も出る。小銭入れのついていない、“札入れ”と呼ばれるタイプのものも。大事な面会やお食事の時は札入れがぴったり。小銭だけを入れる用の小銭入れもあり、こちらは札入れと併用したり、ほんのちょっとした買い物をしたりするときなどに使う。
素材のほうは、革、布、ビニール、プラスチックに分けられる。革は本革と人工皮革に分けられ、礼儀正しい感じがでる。布はさらにその布の素材によって柔らかさや肌触り、丈夫さなどの個性がある。ビニールは水に強く、お手入れも比較的簡単だ。プラスチックはかさばりにくく持ち運びが楽という良さがある。
それぞれの種類に長所短所が存在するので、自分の優先したいことは何かを事前に考えておくとよいだろう。
財布の種類別のおすすめのブランドを紹介!
長財布でおすすめのブランドは、イギリスのブランド、Paul Smith(ポールスミス)。このブランドは最もオーソドックスな良質の革財布で有名だ。ビジネスシーンのみならずカジュアルシーンでも使える、紳士的でスマートな男性が身に着けていそうな財布として、女性の理想としての人気も高い。ほかには、PORTER(ポーター)という日本のブランドは、それなりにリーズナブルで、機能性・デザイン性に優れているので、こちらも日本で人気の長財布のブランドだ。
二つ折り財布では、イギリスの老舗ブランド、ダンヒルがおすすめ。こちらは非常にシンプルなデザインの二つ折り財布で、ほかの二つ折り財布とは一線を画したスタイリッシュでかっこいいものが豊富だ。スイスのブランド、バリーは、中央のストライプ柄がトレードマークのカジュアルデザイン。それでいて派手すぎないのでとても使いやすい。
さて、財布にもいろんな種類があること、わかっていただけただろうか。ビジネスシーンで使う財布と普段の生活で使う財布で、選ぶものが変わってくることも当然ある。その時々を一緒に過ごす相手に、「お、この人はちょっと違うぞ!」と、いい意味で思わせられるような財布を選ぶ手助けになれたらうれしい。
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