私たちの部屋の足元を華やかにしてくれる、インテリアの基本となるラグ。しかし、低い位置にあり、常に足に接しているため、ほこりやごみが付着しやすいのもその悩みの種であろう。今回はそんなラグの掃除の頻度、またその方法について紹介する。
ラグの日頃の掃除の頻度ややり方は?
普段から何気なく使っているものなので、ラグにどのくらい汚れがたまっているのか、掃除の必要性があるのかどうかはわかりにくいものである。また、ラグの掃除法に関しても、特殊な素材や毛を使っている場合もあるのでよくわからないことが多い。そんなラグの日頃の掃除の頻度とそのやり方について下に記そう。
①掃除機で掃除をする
ラグを掃除するうえで基本となるのは、掃除機をかけることである。毛の中に入り込んでしまったほこりや、手では取り除けない小さなゴミ、さらにダニとその死骸を取り除くのに最も適した基本の掃除方法といえるだろう。
②週に一、二回掃除をする
少なくとも週に一回か二回は掃除機をかけたほうが、ラグを長持ちさせるうえではよいだろう。汚れなどを点検しながら掃除機で丁寧にほこりを吸い取ろう。
③逆目に掃除機をかける
掃除機は、毛並みを起こす方向にかけると効果がある。毛の根本の空気の通りをよくすることで、ごみを多く吸い取ることができるのだ。上から毛を押さえつけるようにして掃除機をかけてしまうと、かえってラグのごみは吸い取りにくいものである。
厄介なラグのシミや汚れを落とす方法は?
掃除機だけでは吸い取れない汚れが、ラグについてしまう場合もあるだろう。そんな時は掃除機ではなく拭き掃除でラグをきれいにしてみるのも一つの手だ。厄介なラグのしみや汚れを落とすための拭き掃除の方法について紹介する。
①拭き掃除の手順
基本的には、固く絞ったぞうきんでラグ全体を水拭きする。それでも落ちない頑固な汚れには洗剤を溶かして使うのもよいだろう。一通り拭き終わったら、お湯で固く絞ったぞうきんで洗剤を取り除くように拭く。その後、乾いたぞうきんでから拭きをしよう。
②液体をこぼした場合
醤油やスープなどの液体をこぼしてしまった場合には、すぐに吸い取るように叩いて処理することが重要である。これは時間が経つとラグから汚れが取れにくくなってしまうからだ。ゴシゴシと擦るように拭くとかえって汚れが広範囲に広がってしまうので、とんとんと上から叩いて汚れを移し取ることが重要だ。ティッシュペーパーや乾いたタオルを用いよう。
ラグの洗濯やクリーニングについて
上記の方法を試してみても、どうしても汚れが落ちない場合には、ラグを洗濯機にかけたり、クリーニングに出したりするのも一つの手だろう。ラグの汚れを自宅の洗濯機で掃除する場合の注意点をまとめる。
①天気予報を見ておく
ラグはその大きさや、素材からとても乾きにくい洗濯物の一つである。天気予報をしっかり確認して、晴れが続くと思われる日に洗濯をするようにしよう。
②ラグの洗濯表示を確認する
ラグの洗濯表示を見てみよう。もしも水洗い禁止のマークがついていたらそのラグを自宅で洗濯するのは避けたほうがよいだろう。そのようなラグを水洗いしてしまうと、ラグ自体がぼろぼろになってしまう可能性もある。
③干せる場所があるかを確認する
せっかくラグを自宅で洗おうとしてみても、干せる場所がなければ洗濯することはできない。ラグは普通の洗濯ものよりもかなり場所をとることがほとんどなので、干す場所を考えずに洗濯してしまうと後で困ることになるだろう。布団やシーツを干す日にはラグまで干しきることは難しいだろう。ほかの洗濯ものとの兼ね合いを考えてから洗濯するようにしよう。
今回は、ラグの掃除の仕方やその頻度について紹介をした。しっかり汚れを落としきって、清潔なラグで毎日を過ごしてほしい。
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