家に入るときに、まず必ず通るところが玄関である。そのため玄関とはその家の、ひいてはその家主の顔となるとまでいわれるのである。その玄関をおしゃれにしたいが、できればお金をかけたくない!という方にオススメなのが100均雑貨のものを使ったインテリアである。
玄関ディスプレイのコツは? 小物の色や配置について
玄関のディスプレイをコーディネートする上で大切なのは小物である。玄関のスペースには大きなものを置くことができないため、必然的に小物で勝負する必要があるのである。実は、その小物が映えて見える色や配置というものがある。玄関には、家族だけではなくお客さんなど多くの人が出入する場所であるため、自分の趣味だけでなく、多くの人が落ち着くと思うような色であることが大事である。
具体的には、茶色やベージュなど落ち着いた色やオフホワイトなどの明るい色がよい。暗い色は下の方に、明るい色は上の方に置くとバランスがよい。また、玄関と廊下の色を同系色にまとめるとつながりが感じられ、よりよくなる。逆に、目に刺激的な蛍光色や原色といった派手な色や個性の強い色を広い面積で使用するのはよくない。
配置は、風水的にNGなものがいくつかあり、鏡を入って正面のところに置いてはいけないといわれている。また、家族写真や人形、ぬいぐるみ、枯れた花などは玄関に置いてはいけない。家族の写真を置くのはリビングや個室くらいにしておくのがよいだろう。
玄関をおしゃれにするおすすめの小物!
玄関をおしゃれにすることに一役買ってくれる小物を紹介する。たとえば木箱。小さな木箱に小さな植物を寄せ植えしてあげればちょっと小綺麗なミニチュアガーデンができあがる。アロエやサボテンといった多肉植物や、ハエトリソウやネペンテスといった食虫植物を植えた木箱があれば、お客さんとの話題に花が咲くこと間違いなしである。木箱だけでなく、ガーデンブリキバケツやブリキトレーなどブリキを使った入れ物に植物を飾ってみてもロックっぽい雰囲気になってよいかもしれない。
他にも、ミニ黒板を飾ってみるのもおしゃれである。その日その日の気分で黒板に書く文字を変えてみてもよいし、絵を書いてみてもよい。書き置きなど、家族間での情報交換のツールに使うなど用途は様々である。貼ったり剥がしたりするだけで簡単に模様替えのできるウォールステッカー、英字新聞の切り抜きとか海外のアーティストの絵を入れてアーティスティックな空間を演出することができるA4サイズフレームなど、簡単かつアレンジのしやすいおしゃれアイテムもある。
玄関がすっきり見えるおすすめの収納インテリア!
おしゃれに見せようとして小物をたくさん置いてしまっては、ごちゃごちゃとした印象を受け逆効果になってしまう。そのため、玄関をすっきりと見せることのできる収納インテリアを活用することも大事である。たとえば、木製のディスプレイラックがある。これの最大の強みはどんな玄関に置いても違和感なくマッチするところである。木製による温かみがあり、ハンドメイドによる味わいもある。蝶つがいによって二つのラックがつながっていることでコーナーにぴったりとつけて置くことができるため、空間を有効的に使うことができる。
他にも、男前なアイテムをつかった収納アイテムがある。一見流木のようにも見えるナチュラル雑貨を使って壁掛けを作るのである。それ単体でも自然の深みや存在感がある上にものを吊るすことができ、別のおしゃれアイテムとの併用も可能である。また、空中を活用する方法もあり、壁に棚を取り付けることでちょっとした小物を飾ることができるウォールラックを取り入れてみてはいかがだろう。
玄関でのインテリアのポイントは、基本的な配置や配色のコツを踏まえた上で自分好みの小物をコーディネートすることである。かわいらしくミニチュアグッズを揃えてみたり、男らしくワイルドに野生的な小物を揃えてみたりなど好みを全面に出そう。玄関とは家主の顔である以上、玄関のインテリアで自分の顔を表現しよう。
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