通勤でロードバイクを利用する人も多いだろう。ロードバイクは、車に比べてスピードや快適さという点では劣るが、渋滞に左右されず環境にも優しい乗り物だ。保有コストもかからない上に、健康的でおしゃれなイメージもある。
しかし一方で、衝突や転倒など危険な目に合う可能性もある。ロードバイクに乗るなら、ヘルメット着用は当たり前だと認識する必要がありそうだが、どうせかぶるならおしゃれなヘルメットをかぶりたい。
ここでは、そんなロードバイクのおしゃれなヘルメット選びについて、ヘルメットを選ぶ際のポイントやヘルメットのブランドなどを紹介する。
ロードバイクのおしゃれなヘルメットを選ぶ前に
出典:momentummag.com 警視庁が発表している二輪車の死亡事故統計によると、ロードバイク事故発生時の損傷主部位は、頭部と胸、腹部が大部分を占めており、平成27年中に発生した二輪車乗車中の死者のうち、約4割(36.8パーセント)が事故当時にヘルメットが脱落していたそうだ。着用しないのはもちろん、せっかくおしゃれなヘルメットを着用していても、正しい着用方法でなければ意味がない。
ロードバイクのようなスポーツ自転車は、原付きバイクの制限速度30km程度であれば簡単に出せるポテンシャルがあり、事故にあった場合のダメージは大きい。
さらに、ヘルメットを保有している場合でも、紫外線や汗などで、老朽化や劣化などの経年変化に見舞われており、製品安全協会と日本安全帽工業会では、ヘルメットの耐久性を考慮し、有効期間を購入後3年間と定めている。
なお、転倒や事故などでダメージを受けたヘルメットは、見た目には変わりなくても、機能が著しく低下しているので買い替えが必要だ。
社会人として自分の身は自分で守るくらいのマナーを、正しくおしゃれに身に着けられるビジネスマンでありたい。
おしゃれなロードバイク・ヘルメットの選びかた
出典:www.mtbtreks.com ロードバイクのおしゃれなヘルメットは、比較的高価なものが多いので、購入の際には、デザインのおしゃれさはもちろん、機能性などにも十分に拘りたい。では具体的に、どんな点に注意しておしゃれだと思えるヘルメットを選べばよいだろうか。
かぶり心地の良いおしゃれなヘルメットを選ぶ
たとえ見た目におしゃれなヘルメットでも、被った時に嫌な印象を受けてしまうと、その先の習慣が付きにくいので、ロードバイクのヘルメットをかぶる習慣のない人にとって被り心地は最も大切な要素だ。
最近のロードバイク向けのおしゃれなヘルメットは、フィット感も著しく進歩しており通気性も良いので、選び方さえ間違えなければ長時間かぶっても負担にならない。
また上位モデルほどデザインもおしゃれな上、軽量でフィット感に優れるモデルが多いので、店頭で実際に試着すると良い。
顔や頭に合ったサイズや形状などの、おしゃれなヘルメットを選ぶ
おしゃれでスタイリッシュなデザインのヘルメットを選ぶのは、ヘルメットに対して愛着が湧くので重要なファクターだ。しかし、ヘルメットを使ったおしゃれなファッションは、あくまでヘルメットを着用して完成なのでヘルメット単体のおしゃれなスタイルだけに拘らず、サイズやフィット感など自分に合った形状のものを選ぶようにする。
用途に合わせたおしゃれなヘルメットスタイルを選ぶ
ロードバイクのおしゃれなヘルメットには、レース用や街乗り用などで重視するポイントが違ってくるので、おしゃれだけなくどんなシチュエーションで使用する頻度が多いかを考える。通勤などの街中走行では、安全のため音が聞こえることが大事なので、たとえおしゃれでも、耳カバーがあるモデルなどは避けるほうが懸命だ。
安全性の高いCE規格(EN1078)のおしゃれなヘルメットを選ぶ
ヨーロッパの厳しい安全規格「CEマーク」は、「EU加盟国で定められた法律に適合」ということを、メーカーが宣言するマークだ。材料、構造、衝撃吸収性、あごひもの耐久性などの厳しい基準をクリアした製品のみに交付されるマークなので、購入の際には、チェックすると良い。
ロードバイクのおしゃれなヘルメット
ロードバイクのおしゃれなヘルメット#1:BELL STAR PRO SHIELD ロードヘルメット
出典:www.amazon.co.jp そんなBELLの「STAR PRO SHIELD」は、おしゃれなシールドが装着できる革新的なエアロロードヘルメット。変化の多いレース環境でも、走行中のパフォーマンスを最大限活かすために、ボタンをスライドさせることにより、クライミングの際はベンチレーションを解放し、スプリントや平坦路面ではベンチレーションを閉じることができる。
とても速く、そしてとてもおしゃれで快適なヘルメットでもある。尚、カラーは街乗りにもおしゃれなマットブラックの他に、イエロー、レッド、ホワイトの4種類がある。
ロードバイクのおしゃれなヘルメット#2:SPECIALIZED S-Works Prevai
出典:www.specialized-onlinestore.jp 「SPECIALIZED」は、カリフォルニアに本社を置くブランドで“Innovate or Die”(革新を、さもなくば死を)を社是に、ロードバイク、マウンテンバイクの自転車フレームのみならず、おしゃれなウエア、ヘルメットなども開発している総合サイクリングメーカーだ。
「S-Works Prevai」は最適な冷却と汗の発散を実現し、驚くほどの通気性と空力学による超軽量構造により、オールラウンドに最高の性能を発揮する、おしゃれで究極の軽量レーシングヘルメット。
マイクロダイヤルフィットシステムにより、走行中にもかんたんに細かくベルトの調整ができ、パーフェクトなフィット感を実現している。
新しく採用された高性能でおしゃれなパッドデザインにより、快適性が一層アップしている。水平に広がったエアインテークデザインは、レーシングシーンや街中でのシーンにも合い、おしゃれなフォルムでカラーは4色準備されている。
ロードバイクのおしゃれなヘルメット#3:CARRERA FOLDABLE BASIC HELMET(フォルダブル プレミアム )
出典:item.rakuten.co.jp 「CARRERA」は、1956年にサングラス、スキー用ゴーグル、ヘルメットの分野から始まったおしゃれなイタリアの老舗ブランド。
かつて主流であった、レザーを使ったヘルメットからインスパイアされ誕生したのがこの「FOLDABLE」ヘルメットだ。
おしゃれでかつてないフレキシブルなスタイルは、安全性に配慮しつつも心地よくフィットし、斬新にも折りたたみが可能でコンパクトな収納を実現している。(通常の8割くらいのサイズになる)
街乗りに適したフォルムの良さで、持ち歩いていてもおしゃれに決まる。ロードバイクのヘルメット初心者でも抵抗が少ないヘルメットだ。
おしゃれなロードバイクのヘルメット#4:GIRO SAVANT AF
出典:www.cogs.jp アメリカのおしゃれでクールなバイクアクセサリーブランド「GIRO」。「SAVANT AF」は、そんなGIROが日本人の頭を数多く計測し幾度ものテストを重ね完成した、人気モデルSAVANTのアジアンフィットモデルだ。
スリムシェープでおしゃれなヘルメットだが、25箇所ものウインドトンネルベンチレーションが装備されており、Roc LocR5システムで素早く確実にジャストフィット。軽量で、インモールドの耐久性があるオールラウンドモデルだ。
ファッション性のおしゃれにも拘り、カラーラインナップは6色を展開している。
おしゃれなロードバイクのヘルメット#5:KABUTO FIGO
出典:www.amazon.co.jp 日本のメーカーで安全性と高い技術力を誇るブランド「KBUTO」。日本人の頭にフィットしやすく、リーズナブルな価格も魅力。
JCF・日本自転車競技連盟公認で、各種イベントやレースでも着用でき、低コストでおしゃれな本格ロードバイクのヘルメットを探す人におススメだ。
ロードバイクは自転車だが、レースはもちろん通勤レベルでも時速30kmは出る乗り物だ。交通法規上はヘルメットの着用義務はないが、決して安全とは言えない。ヘルメットには、3年という有効期限があり、1度ダメージを受けたヘルメットは意味を持たない。ヘルメットは正しい知識を理解し、さりげなくおしゃれに拘って安全運転を心がけて欲しい。
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