今時写真は何で撮っているだろうか。カメラフィルムを使うカメラはほとんど見かけなくなり、せいぜい使い捨てカメラやマニアの愛用品に辛うじて見られる。しかし、フィルムを使うカメラには、デジタルカメラにはない魅力が確かに存在する。
今回は、カメラフィルムの現像ができるおすすめの方法を紹介する。まだ家に現像してないカメラフィルムが残っており、写真の現像に興味のある人は、この記事を参考に取り組んでみてほしい。
カメラフィルムの現像っていつまでにすればいいの?
出典:www.bbc.com カメラフィルムは、使用後どれくらいの期間劣化せずに保管できるのか。写真を撮ったあと満足してついフィルムを放置してしまい、何年か経って出てきたという経験をしたことがあるかもしれない。
そこで、まだ大丈夫だろうと考えるのは間違いなのだ。カメラフィルムは、非常にデリケートなものなのである。温度や湿度、そして何よりも光の影響をすごく受けやすくなっており、保管の仕方がふさわしくないと、現像した写真の質がかなり劣化する。冷蔵庫で保管すれば何年間は問題ないとされているが、それも結露をさせないという前提が必要であって、水は光よりもカメラフィルムを劣化させる。
意外な事故で被害を受けないためにも、カメラフィルムはできるだけ早めに現像したほうがよい。一応有効期限が書かれているので、長くとも有効期限内に現像するべきだ。それ以上の時間が過ぎると、現像した際に写真の変色が懸念される。また、有効期限内でも保管の方法が間違っていると早めの変色を来してしまうので注意が必要である。
安く抑えたい人へのための現像方法とは?
出典:pascocamera.com カメラフィルムの現像は専門業者に頼むのが無難である。しかし、カメラフィルムの現像を扱う店がどんどん減ってきており、それに反比例して現像料金も高くなっている。需要が減ってしまった産業を維持するためのコストが高いからだ。現在、一本のカメラフィルムをすべて現像するのに2,500円程度を要する。一本2,500円で10本だと25,000円。家に多くの現像し損ねたフィルムがあったら大きな出費になるだろう。そこで自家現像の手法を紹介する。
自家現像は道具がないといけない。用意する道具は、フィルム現像用品とフィルム現像薬品で、これらは初期投資として一通りそろえていればあとは薬品のみ買い足せば現像し放題である。薬品の中でも現像処理液は繰り返し使用できるので、さらなるコストの削減を期待できる。
カメラフィルムの現像は、写真撮影を趣味とする人を中心にやる人が多く、自分で現像するので写真に対する愛着も違い、モチベーションも上がるだろう。
手軽に現像したい人のための現像方法とは?
出典:danfinnen.com 自家現像は、大量のカメラフィルムを現像する場合においてコストの削減につながるが、その準備と手順が意外と手間かかる。特にカメラフィルムは、光に当ててはいけないので暗い場所を用意しなければならない。作業の途中で少しでも光があると写真の色彩がおかしくなる可能性が大だ。そこで自家現像において手間のかからない方法を紹介する。
同じ自家現像でも、薬品等を最初から入っているカラーキットが市販されている。そのグッズは手軽に写真を現像するためにあって、その説明書に従って作業をすれば良い。このようなキットは複数あり、手軽に現像したい人にはお勧めである。ただ値段は少し高めになるが写真現像業者に依頼するよりは安く上がる。
カメラフィルムの現像方法について説明したが、まだ古くて現像できていないフィルムがあればできるだけ早めに現像しよう。その際に、自家現像にチャレンジしてみたい方はぜひ試してほしい。あなたの新たな趣味になれるかもしれない。
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