隣の部屋で寝ている兄弟、アパートの隣人、隣で寝ている配偶者と必ずしも同じ時間に起きるわけではない。しかし、毎朝大音量で目覚ましをかけるとほかの人も一緒に起こしてしまう。でも目覚ましをかけないと起きられないし、起きられなかったら遅刻してしまうし……。
そんな時音が鳴らないけど起こしてくれる、そんな目覚ましがあったらうれしくないだろうか?
目覚まし時計がうるさくて人に迷惑をかけたことありませんか?
目覚まし時計は大音量で起こしてくれるため、自分は起きられても同居している人や隣人にとって、まだ起きなくてもいい時間に起こされるのはとても迷惑である。しかも、なかなか起きられない人がひたすら鳴らし続けていると自分が起きていても不快に感じる。
遅刻が怖くて毎日朝早くから努力して起きなければならないが、自分の起床他人の睡眠を妨害していると誰も幸せにならない。近年ではそんな方の悩みを解決する画期的な目覚ましが登場した。
静かに起きられる振動目覚まし時計って知っている?
他人に迷惑をかけずに静かに目を覚ますことができる振動目覚ましというのがある。振動目覚ましのタイプは様々ある。
「ぶるっとまくら」は時間になると枕が振動し、起こしてくれる。アラーム時間は設定できるが、振動の度合いは調節できないため、はじめのうちは強い振動に戸惑う可能性も。スヌーズ機能もついているため二度寝も安心である。枕としても気持ちよく、安眠枕として機能するが、枕にこだわりのある人は難しいかもしれない。
「ソニックシェーカー」はかなり強い振動で起こされる。設定次第では音を出すこともできる。硬いものの上に置くと、振動が強すぎるため壁沿いに伝わって他人も起こしてしまうため、柔らかいところに置くことをお勧めする。クリップで枕に固定することもできる。
そのほかにもリストバンド型振動目覚まし時計などがあり、隣で配偶者が寝ている場合でも、眠りを妨げることなく自分だけ目覚めることができる。また、振動目覚ましのほかにも太陽光をモデルとした「inti」という光目覚まし時計もある。強制的に起こされるわけではないのでスッキリ爽快感のある目覚めが得られる。夜に仕事や勉強をするときの寝落ち対策にもなる。
振動目覚まし時計のメリットとは?
音が鳴るタイプと比べたメリットはたくさんある。まず、振動式なので近所迷惑にならず、自分が目覚めるまで好きなだけ鳴らしておける。目覚めるために作られた目覚まし時計なため、振動がかなり強力である。もし、朝なかなか起きられない人でも気づかないなんてことはなく、安心して起きられるだろう。
また、布団に置くことや体に身に着けておくことを想定されているため、丸みを帯びていたり、柔らかかったりし、けがの心配も少ない。音が聞こえない人にとっても目覚まし時計として使えるため、対象者が多い。
例えば腕時計タイプだと朝起きるためだけでなく、電車を乗り過ごさないようにする、出張先まで持ち運ぶなどといったことも可能であり、音のなる目覚まし時計よりも気軽に使えて、寝られる場所が増える。
電車の中で寝ると乗り過ごすのが怖くて朝早かったのにねられなくて、疲れがとれない。などといったときもこの振動目覚ましのおかげで隣の席の人を起こすことなく、一緒に乗車しているほかのお客さんに迷惑をかけることもなく起きられるのである。
大音量で目覚ましをかけると自分は目が覚めるが他人を起こしていることに罪悪感を覚える、毎朝他人の大音量の目覚ましで起こされて迷惑している。そんな悩みを持っている人は多いと思う。様々なタイプの振動目覚ましをTPOによって使い分けることでしっかり睡眠をとっても遅れる心配がなくなる。振動目覚ましを使うことを検討してみてはいかが?
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