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新卒は高いスーツを着てはいけない? それぞれの相場から見えてくる、今の自分に適したスーツの選び方

近野珠央

2016/06/30(最終更新日:2016/06/30)


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新卒は高いスーツを着てはいけない? それぞれの相場から見えてくる、今の自分に適したスーツの選び方 1番目の画像
出典:www.zeusfactor.com
 冠婚葬祭や仕事など、大人にとって必要不可欠な“スーツ”。そのスーツっていくらくらいのものを買うのが普通なの?と気になっている人も多いはずだ。ここで注意しなければならないのは、一口にスーツを購入すると言っても、購入者の立場によってその相場は大きく異なるということだ。

 今回の記事では、初めてスーツを購入することになるであろう大学生、新たな戦力として社会に加わることになる新卒社員、既に社会の一員として働いているサラリーマンという3つの立場から、各々の立場でのスーツの相場はいくらくらいなのかということを紹介してく。是非、この記事をスーツ選びの参考にしていただきたい。

大学生が購入するスーツの相場

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出典:www.entrepreneur.com
 まずは、大学生のスーツの相場について説明していく。大学生にとっては入学式がスーツを着る初めての機会になるはずで、一気に大人になったような気分になる。大学入学をきっかけに多くの人はフォーマルな服装を一通り揃えることになる。

 そのため、気合をいれて高価なスーツを購入する人も多いだろうが、実際には大学生がスーツを着る機会というのはそれほど多くなく、入学式を終えてしまえば、ほとんどの人は就職活動の時までは頻繁には着ないはずだ。その数年の間に体型が変わる人もいるだろう。つまり、この段階ではそこまで高価なスーツを購入するのは賢明ではなく、セットで2万円程度で購入できるものが相場になっている。

新卒が購入するスーツの相場

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 大学入学時の次にスーツを購入するのは、大学を卒業して社会に出る前のいわゆる新卒の時だ。自分が社会の一員として働くことに胸を膨らませつつも、不安を抱いている時期だろう。彼らにとってのスーツの相場はどうなっているのだろうか? 社会人として生きていく以上、身だしなみはしっかりと整えていかねばならない。

 しかし、そこで気合を入れすぎて派手なものを購入してしまったりすると、一人だけ新入社員の中で浮いてしまうということになりかねない。また、あまりに高価なスーツを購入して、それが上司のものよりも高価だった場合、人によっては気にしてしまう人も多いはずだ。これらを考慮すると、新卒のスーツの相場は3~5万円あたりになる。

サラリーマンが購入するスーツの相場

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  では最後に、社会で働くことに慣れ、心機一転スーツを購入しなおしたいという人は、どのくらいの価格のスーツを購入するのが良いのか。働き始めて数年もすると、生活も安定してきて、お金に余裕ができ始める人も多く、日常的に着るスーツにはしっかりとお金をかけようと考える人も多いはずだ。

 自身の立場によってもちろん相場は異なるが、一般的には係長クラスまでは4~10万円、それ以上の中間管理職や部長クラスになると10~25万円、経営者や役員クラスでは25万円以上が相場になっているようだ。もちろん、経営者や役員の方でもスーツに全くこだわらない人もいるので、あくまでも最終判断は個人にゆだねられるということだ。

立場別スーツの相場

  • 大学生:~2万円
  • 新卒のサラリーマン:3~5万円
  • 一般社員~係長クラス:4~10万円
  • 課長~部長クラス:10~25万円
  • 役員~経営者クラス:25万円以上


 ここまで、大学生、新卒社員、サラリーマンという3つの立場に分けて、購入するスーツの価格の相場を紹介してきた。

 大学生のうちはスーツを着る機会はそこまで多くないのだから、セット価格で安価なものを、新卒ではこれから毎日スーツを着用するという状況ではあるものの、お金にそこまで余裕もなく、上司や同期の目を気にしてそこまで高価でないものを、サラリーマンになってお金に余裕ができたら高価なものを、というのがまとめだ。各自、この記事を参考にしてスーツ選びを適切に行っていただきたい。

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