ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「形態だけが変化!?」〜vol.675〜』では、ホリエモンが女子高生社長として話題を集めた椎木里佳氏と一緒に、若者のリアルなメディア事情を語った。
今回取り上げたのは、「ファッションメディアのマネタイズに関する質問です。20代以下を対象にするファッション誌が衰退していくのは間違いないと思いますが、やはりWebのファッションメディアもマネタイズは今よりも難しくなっていくのでしょうか?
少子高齢化もあり、ファッションに興味が強い若い年齢層の人口が減っていき、何よりH&MやFOREVER21などの海外ファストブランドの台頭で、雑誌やWebに広告を出していたドメスティックブランドが壊滅的になりそうだからです。そう考えると、時代背景的にファッションメディアでビジネスをしていくのはこれから至難のワザでしょうか?」という質問。
10代女子がMERYばかり見る理由は?
ホリエモンは、「そんなことないでしょ、みんなスマホでファッションを見るようになっているんだから。例えば、インスタグラマーは数十万もフォロワーを抱えて、自分がアップした写真で広告収入を得ている。『WEAR』というアプリでは、沢山のウェアリストが毎日大量にコーディネート写真をアップしている。単純に、媒体や端末が変化しているだけだね」と回答。
ファッション雑誌の衰退は既に始まっているが、これからは少子化や国内ブランドの低迷からスマホをなどでのファッションメディアも苦戦すると予想する質問者。ホリエモンはこれを真っ向否定。ファッションメディアは衰退したのではなく、雑誌からスマホへユーザーが移行しただけだと考えている。
とはいえ、たしかに若者がどんなメディアに触れているのかは気になるところ。そこでホリエモンは、今回のゲストで中学3年生の時に株式会社AMFを立ち上げ、女子高生社長として話題になった椎木里佳氏に「みんな、何を見てるの?」と率直な質問をぶつける。
現在18歳の椎木氏によれば、ほとんどの若者がチェックするのは女子向けキュレーションメディアの「MERY(メリー)」。雑誌に限らずデジタルメディアでも、誰でも知っているのはMERYくらいで、ホリエモンが回答で提案している「WEAR」をインストールしている人もあまり多くないらしい。
MERYの良さは、とにかく暇つぶしとして最適なこと。キュレーションメディアの中でも編集部の手がきちんと加えられているので、コンテンツとしての質も高くお気に入りだという。さらにホリエモンチャンネルアシスタントの寺田有希氏も、「MERYは使われている写真がかわいいから、見ているだけで楽しい」と大絶賛。手頃なのにクオリティも高い点が、女子が暇つぶしとしてゆる〜く見るのにピッタリなようだ。
ホリエモン「ファッションメディアが衰退したのではなく、中心が変わっただけ!」
MERYの人気は分かったが、それでも圧倒的なMERY一強にイマイチ納得できないホリエモン。「ファッションとかの専門メディアじゃないけど、気にならないの?」と追及を続ける。
しかし、椎木氏は全く気にならないという。コーディネートの参考にするのはInstagramなので、明確な目的があるわけではなく純粋な暇つぶしのためにMERYをチェックしているのだろう。
また、最近は雑誌もスマホ進出を果たしているが、若者の間ではまだまだ雑誌といえば紙媒体。紙の雑誌は、本当に読まれなくなったと椎木氏は体感している。例えば、TGC(東京ガールズコレクション)に雑誌で活躍するモデルが登場しても、以前ほど歓声が上がらなかったとき、はっきりと雑誌の凋落を実感したという。そうしたリアルの場で注目を集めるのも、Instagramでフォロワーが多いモデル。また、テレビで活躍しているモデルはやはり人気なのだそうだ。
実際の10代の声を聞いたら分かるように、雑誌を読まなくなったからといって彼女たちはファッションに興味を失くしてしまった訳ではない。「広告も、雑誌ではなくMERYに入るようになっただけだよね」とホリエモン。
大人の視点からではなかなか分からないが、トレンドの中心は確実に動いている。若者の感性を捉えて離さないものがどんなものなのか注意深くチェックしなければ、先端の感覚からはすぐにでも置いてけぼりにされてしまうだろう。
ホリエモンが若者のメディア事情を語った『堀江貴文のQ&A「形態だけが変化!?」〜vol.675〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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