学校や会社でだけではなく、プライベートでもなにかと着られる機会の多いカーディガン。寒暖の差に臨機応変に対応できるカーディガンは、オールシーズンで非常に重宝されるアイテムだ。しかし、一口にカーディガンといっても、その種類は非常に豊富であることはご存じだろうか。
今回は、そんな重要アイテムのカーディガンをメンズ、レディースの種類別に紹介していく。
メンズのカーディガンの種類とは?
外は寒いと思っていても、室内に入ったり、電車に乗ったりすると汗がじんわり出てきて、せっかくのカーディガンを脱がなくてはならない、というような経験をしたことのある男性は多いのではないか。
しかし、カーディガンの素材の種類にはさまざまなバリエーションがあり、うまく使いこなすことによってそんな悩みとも別れられるかもしれない。ニット素材でできたカーディガンの種類を挙げていく。
ウール系ニットカーディガン
出典:muted.com ウール素材とは、羊の毛で編まれた種類の素材を指す。高い保温性があるため、冬を温かく過ごすためにはウール素材のカーディガンは必須のアイテムともいえる。
弾力性に優れ、色落ちしにくく、汚れにくいため頻繁に洗濯する必要がないなどのメリットがあるが、虫に食われやすい、毛玉になりやすいなどのデメリットもあるため、手入れが必要不可欠である。
ハイゲージニットカーディガン
細かい毛糸を使い、細かく編んだ種類のニットのことをハイゲージニットという。
薄手なので、一見肌寒そうに見えるが、細かく編まれていることもあり、保温性が高いことがこの種類のカーディガンの魅力である。
そのため、春先や秋などの寒暖の判断が難しい季節におすすめのカーディガンだ。
薄手なので、一見肌寒そうに見えるが、細かく編まれていることもあり、保温性が高いことがこの種類のカーディガンの魅力である。
そのため、春先や秋などの寒暖の判断が難しい季節におすすめのカーディガンだ。
ローゲージニットカーディガン
出典:www.lyst.com
ハイゲージニットとは対照的に太い毛糸を使ってざっくりと編まれた種類のニットをローゲージニットという。
厚みとボリュームがあるので冬におすすめの種類のカーディガンだ。
編み目や凹凸模様がよくわかり、柔らかい印象を与えることができるのも大きな特徴である。
厚みとボリュームがあるので冬におすすめの種類のカーディガンだ。
編み目や凹凸模様がよくわかり、柔らかい印象を与えることができるのも大きな特徴である。
レディースのカーディガンの種類とは?
どんなアイテムにしても、メンズよりも種類がはるかに多いレディース。カーディガンもその例外ではなく、様々な型、丈の種類が存在する。その種類をまとめていく。
ドレーブカーディガン
自然にできた丈のたるみのある種類をドレーブカーディガンという。
優雅にまとわせるという意味を名に持つこの種類のカーディガンは、シルエットをより優美に見せることができる。
優雅にまとわせるという意味を名に持つこの種類のカーディガンは、シルエットをより優美に見せることができる。
ショールカラーカーディガン
出典:www.and-daughter.com スカーフを肩にかけたような衿という意味を持つこの種類のカーディガンは、細長く折り返すことにより、曲線的に作られたデザインを持つ一枚衿が大きな特徴である。秋にはその衿を活かしたアウター感覚で、冬にはダウンベストなどと合わせるのもよい。柄も鮮やかなものから落ち着いたものまでさまざまなので、お気に入りの柄の種類を探してみよう。
コーディガン
出典:www.lyst.com
2015年の秋冬から登場した、人気急上昇中の種類のカーディガンがコーディガンだ。
その名からわかるように、コートとカーディガンを掛け合わせたようなデザインになっている。
カーディガンのように軽く羽織ることができるという要素を持ちながらも、アウターのように着こなせるのが魅力である。
その名からわかるように、コートとカーディガンを掛け合わせたようなデザインになっている。
カーディガンのように軽く羽織ることができるという要素を持ちながらも、アウターのように着こなせるのが魅力である。
おすすめのカーディガンとは
ここまでさまざまな種類のカーディガンを紹介してきたが、カーディガン初心者におすすめのカーディガンとはどのようなものなのだろうか。一つの答えとして、ブラックのカーディガンがあげられる。カーディガンのカラーの種類として、定番ではネイビー、グレーなどがあげられるが、やはり着こなしやすさの面でいえば、ブラックが一番であろう。
では、実際にブラックのカーディガンをアウターとして取り入れたコーディネートを考えてみよう。まずはインナーだ。インナーには、ブラックとの相性が非常に良いホワイトのシャツをチョイスしよう。ホワイトのインナーの上にブラックのアウターを重ねるのは基本的な技なので、ほかの種類のコーディネートを考える際にもぜひ参考にしてほしい。
次に、ボトムスにはトップスのカラーとの相性の良いベージュのチノパンを合わせよう。この際にチノパンは、タイトな種類ものを選ぶようにする。なぜなら全体のファッションを考えた際に、太めの種類ものだとカジュアルな印象が強調されてしまい、バランスが崩れてしまうからだ。
最後に、シューズにはベージュのチノパンと相性のいいブラウン系の革靴や、ブーツを取り入れてみよう。
どれも同じように見えるカーディガンでも、街行く人々を見てみれば、様々な種類のカーディガンをうまく使いこなしていることに気が付くだろう。今回紹介したことをぜひコーディネートに取り入れて、お気に入りのカーディガンを見つけてほしい。
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