毎年6月の第3日曜日は、「父の日」である。2016年の父の日は、6/19(日)だ。
母の日にカーネーションを贈るのは有名だが、父の日のシンボルは「バラの花」ということはご存知だろうか? 父の日のプレゼントコーナーに、昔から黄色いバラがディスプレイされているのを見たことがある方も多いと思う。
父の日は、「母の日があるのに父の日がないとは……」と男女同権の立場から、1910年にアメリカ・ワシントン州のジョン・ブルース・ドット夫人が始めたものである。ドット夫人は、母を亡くして男手一つで育ててくれた父に感謝しようとパーティーを開いた。その日が、現在の父の日にあたると言われている。
パーティーの後、ドット夫人は「父への尊敬と感謝」の意味をこめて、亡父の墓に白いバラを捧げたそうだ。そこから、父の日のシンボルフラワーは「白いバラ」になったという。24年後の1934年には、ニューヨークで「全米父の日委員会」が結成され、全米に父の日が浸透していった。1972年、父の日はアメリカで公式に祝日と認定された。日本には、1955年頃に導入され全国に広がっていった。
今年は、どんな形でお父さんに「感謝の気持ち」を伝えますか?
毎日、人知れず頑張っているお父さん。父の日には、日ごろの感謝の気持ちを伝えたいという思いはありつつ、実際は何をしたらいいかわからない方が多いだろう。
改めて感謝のメッセージを書くのも、今更面と向かって「ありがとう」と言うのもなんか照れ臭いし、プレゼントは趣味が分からない、お父さんが何を喜んでくれるかわからない。これらの理由から、母の日よりも悩んでしまうのが父の日なのだ。
父の日のプレゼント選びに悩んだことはありますか?
出典:shopping.yahoo.co.jp父の日のプレゼント選びに悩む理由は何ですか?
出典:shopping.yahoo.co.jp今年の父の日のプレゼントの予算はどのくらいを予定してますか?
出典:shopping.yahoo.co.jp※アンケート概要 回答者数:2,218人(父親1,670人、娘息子553人)
2016年4月スマートアンサー調べ
何をプレゼントするか、まだ悩んでいる方へ。
もし何をあげたらいいかわからなくて迷っている方は、こんなものはいかがだろうか?
趣味や好みがあまり関係なく、価格もちょうどいい、普段の生活の中からお父さんが喜ぶヒントを得られる3つのアイテムをピックアップしてみた。
2,000~5,000円で買える、父の日におすすめのアイテム
①お酒・おつまみ
お酒は、父の日の定番であるだろう。お酒を飲むお父さんなら間違いないアイテムだ。普段飲んでいるお酒だとわかりやすいのだが、普段飲んでいるものよりもちょっといいお酒をプレゼントするのが喜ばれるかもしれない。
成人しているお子さんなら、なかなか一緒にお酒を飲む機会のないお父さんとグラスを交わしてみるのはいかがだろう?
おつまみは、百貨店の通販サイトなどを見ると、今の時期はちょうど父の日特集を行っている。是非、参考にしてみてほしい。
お父さんの好物や、ちょっと贅沢なおつまみとおいしいお酒で、親子水入らずの時間を演出するのも乙なものである。
②洗顔料
未だに石けんやシャンプーで、顔をゴシゴシしているお父さんはいないだろうか? 50代あたりになると、自然と肌の新陳代謝は下がるため、老化角質が溜りやすくなり、肌がごわごわしてきたり、くすんで顔色が悪くなってきたりする。
また、年齢と共に肌の水分と共に皮脂量も減り、乾燥などの肌荒れを引き起こしやすくもなる。それなのに、洗浄力の高い身体用の石けんや、すっきり洗うことに特化した洗顔料を使っていては、更なる乾燥を招く可能性があるのだ。乾燥は、シワやシミの原因にもなり、老化の原因にもなる。
「男が化粧品なんて!」と言っているタイプのお父さんでも、お子さんからもらった洗顔料ならきっと喜んで使ってくれるはず。いつまでも若々しく格好いいお父さんでいてもらうために、父の日をきっかけにほんのちょっとだけ美容に目覚めてもらうのもアリだろう。
③ボディ用品
お父さん世代は、口にはしなくても体の乾燥やニオイが気になっているはず。かといって、デオドラントアイテムを贈るのはあからさますぎる……。
なら、ニオイのケアや、乾燥を防げて毎日使えるボディウォッシュなんかもいいのではないだろうか?
④シャンプー&コンディショナー
頭皮の状態を意識しているお父さんは多いはず。ということで、理・美容室のシャンプーやコンディショナーを買って贈ってみるというのはいかがだろう? 毎日使用するシャンプー。だからこそ、髪や頭皮にも良いものを使いたいと思うはずだ。
髪や頭皮のことを知り尽くしたプロが使う美容室専売品のシャンプーには、頭皮用のスカルプケア、髪質・頭皮に合わせたもの、カラー・パーマをキレイに保つものなど、豊富なラインナップがある。
行きつけの理・美容室で相談するのもいいし、カットはしなくても理・美容室にシャンプーだけ買いに行くのもアリだ。お父さんの年齢、頭皮や髪の状態などを美容師さんに伝え、適したアイテムを選んでもらおう。
美容師さんたちは、買い物だけの来店でも快く歓迎してくれるので、安心して足を運ぼう。
父の日に関してのアンケートは多数あるが、いずれもお父さんが1番ほしいと回答しているものは「感謝の言葉」である。そして2番目にほしいものは「手紙」だという。
どんなものを贈るにしても、直筆のメッセージカードや手紙、感謝の言葉は添えることが、お父さんの明日からの頑張りに更なる活力を与えてくれるようだ。そんな健気なお父さんを、年に1回くらい、恥ずかしがらずに喜ばせてあげよう。
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