多くの人が、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーで音楽を聴きながら街並みを歩く様子が自然となった。筆者もその一人である。お気に入りのイヤホンでお気に入りの音楽をかけながら街を歩くのは、とても気分がいい。
ところで、このイヤホンであるが、皆さんは掃除をきちんとしているだろうか。一瞬「えっ」と思った人もいるのではないだろうか。今回は、このイヤホンを清潔に保つということについて書いていこう。
イヤホンを掃除しなければならない理由とは?
出典:www.popsugar.com ではまず、なぜイヤホンが汚れてしまうのかということから解明していこう。これは単純な話で、外で使用する際にも屋内で使用や保管をする場合も、埃や塵が出力部分・それ以外の部分問わずイヤホン全体を汚してしまうのだ。
それに加え、特にカナル型イヤホンの耳に入れる出力部分は、耳の中に直接触れるために耳垢が付着してしまう。一回一回ではそこまで気にならずとも、放置して蓄積されていくと目に見えて汚くなってしまうのだ。
もちろん出力部分が目に見えて汚れているのは分かるが、それ以外の部分に関しても、白いイヤホンだと汚れが目立つ。こういったことを踏まえて、こまめにイヤホンを綺麗にしておくことを心がけよう。
イヤホン掃除を怠ると音質にも影響が?
出典:www.hihonor.com これもカナル型イヤホンに特に関係がある話だが、耳の中に直接入れることにより耳垢が付着する。これが音の出てくる穴の部分に付着してしまうと、スムーズに音が出るのを遮ってしまうことになり、結果としてクリアに聞こえるはずの音も聞こえが悪くなってしまう。
一日二日の使用では全然分からないレベルで汚れがたまっていくために、徐々に汚れがたまっていき、しばらく経ってから「何となく音が聞こえにくい」という実感が伴ってくる。
そうなったときにまとめて掃除をするのでもいいのだが、衛生的にも定期的に掃除をして綺麗な音質を楽しむように心がけておくほうが良いだろう。
簡単にできる「イヤホンの掃除手順」
さて、いよいよどのようにしてイヤホンの掃除をしていくかという話に移る。といってもこれは非常に簡単なもので、誰でもこの記事を読みながらできてしまうほどだ。一応先ほどから話題に挙げているカナル型イヤホンを例に挙げる。
まずは、耳に直接触れるイヤーピースを取り外し、その表面を除菌効果のあるウェットティッシュで拭く。中心にある空洞部分については、ウェットティッシュの端をねじって細くして穴の反対側に通し、そこから引き抜くようにすると内側も綺麗になる。ウェットティッシュで拭いた後は、多少湿っているのでしっかり乾かしてから再度使用するようにしよう。
ちなみに汚れがひどい場合は、中性洗剤などで汚れを落とすことも効果的である。イヤーピースだけでなく、このイヤーピースを装着するステムという部分にも汚れがたまりやすいので注意が必要である。この部分も同様にウェットティッシュで拭きとるか、あるいは乾いた布でも十分綺麗になるのでどちらかで掃除しておこう。これと併せてその他のコード部分などを乾いた布でしっかり拭いて掃除は終わりである。ものの5分もあれば十分であろう。
イヤホンの掃除手順
- ①イヤーピースを取り外し、その表面を除菌効果のあるウェットティッシュで拭く。
- ②中心の空洞部分は、ウェットティッシュを中に通す。
- ③汚れがひどい場合は中性洗剤を使用する。
イヤホンの掃除ってなんだろうと思った方も、その必要性とその手順について理解いただけたのではないだろうか。ウェットティッシュとハンカチがあればその場でできてしまうほど簡単なので、是非実際にやってみてほしい。
普段からよく使うものこそ、こまめに掃除をして清潔な状態で楽しみたい。綺麗な状態のイヤホンで、音質も良好な状態で、日々のミュージックライフを楽しんでいこう。
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