近年では、食生活の西洋化に伴い、毎朝の飲み物はコーヒーだ、という人も少数ではなくなってきているだろう。また、職場でも飲料はコーヒーであったり、場所によってはコーヒーメーカーがあったりという職場もあることだろう。
そんな中で、近年ではコーヒー豆をその場で挽いてコーヒーを入れてくれるという機械も登場している。今回は、そんな豆から挽いてくれるというコーヒーメーカーを紹介する。
豆から挽けるコーヒーメーカーとは?
「豆から挽けるコーヒーメーカー」というのは、ドリップ式のコーヒーメーカーのうち豆を挽くためのミルがついているものを指す。このミル付きのドリップ式というのは、コーヒー豆を直接セットし、機械がこれを挽いて、その挽いた豆でコーヒーを入れてくれるというものである。
意外にも、面倒な操作は一切ないものが多く、コーヒー豆をセットし、水を入れれば、水を沸かし、豆を挽き、コーヒーを入れる、といった操作すべてを自動でやってくれるものがほとんどである。
普通のコーヒーメーカーとここが違う!
次に、他の種類のコーヒーメーカーとの違いについて説明する。
まず、一般的な、ミルのないドリップ式のコーヒーメーカーは、すでに挽いてある粉末状のコーヒー豆をセットし、水を入れ、スイッチを付けることでコーヒーを入れてくれるというものである。
これとミル付きのドリップ式との違いはコーヒー豆を挽いてくれるかどうかのみだが、挽きたてのコーヒー豆で淹れたコーヒーを飲みたい、よりコーヒーを楽しみたいという人には、豆から挽けるコーヒーメーカーが断然おすすめである。
次に、カプセル式のコーヒーメーカーとの比較である。カプセル式というのは、その名の通り、カプセルを機械にセットすれば、そのままコーヒーを入れてくれるというものである。また、入れる手軽さに加え、カプセルの種類も豊富であり、フレーバーコーヒーなど、様々な味を楽しめるというのも利点の一つである。
しかし、カプセルの単価は決して安くなく、一杯80円程度かかる上、やはりコーヒーをより楽しみたいという人には、このカプセル式はあまり向いてないと言えるだろう。
他にも、エスプレッソマシンといったコーヒーメーカーの種類もあるが、こちらはとても大型かつ高額であり、あまり一般的なものではないので、それなりにお手軽に楽しみたいという人には不向きである。
注目の商品はコレ!
最近ではこのようなミル付きドリップ式も普及し始め、数多くの企業がこれをつくっている。日本の企業でこれを販売している会社には、象印マホービンやパナソニックなどがある。廉価版のものでは、1万円かからず買えるものもあるが、今回は、パナソニックのNC-A56-Kをおすすめしたい。
この製品は、値段が2万円近くと少し値段が張るものの、味の好みに合わせて豆のひき方や、コーヒーの淹れ方を自分好みに調節できるのが特徴である。また、淹れ終わった後に、コーヒー豆を挽いたミルを自動で洗浄してくれるという機能も注目のポイントである。他にもさまざまな特徴、長所を持ったコーヒーメーカーがあるが、今回はこの製品を注目製品としておすすめしたいと思う。
このように、様々な種類のコーヒーメーカーがある中でも、数々の魅力的な特徴を持つのが「豆から挽けるコーヒーメーカー」、ミル付きドリップ式コーヒーメーカーである。他の種類のコーヒーメーカーも、それぞれ手軽さなどの長所は少なからずあるが、コーヒーを楽しみたいという人には、やはりこの豆から挽けるコーヒーメーカーを一番におすすめしたいと思う。
この種類のコーヒーメーカーは、すでに浸透し始めており、様々な会社から様々な特徴を持った様々な種類のものが販売されているというのも長所のひとつである。この機会にぜひ豆から挽けるコーヒーメーカーを試してみてはどうだろうか。
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