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乗り心地はどうなの? 今人気沸騰中の軽自動車について!

粕谷満子

2016/09/13(最終更新日:2016/09/13)


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出典:commons.wikimedia.org
 日本は軽自動車の発祥地であり、世界で最も軽自動車の市場占有率が高い国でもある。値段も燃費も安く、日常生活で便利な軽自動車だが、エコカー減税でさらに客が殺到し、人気が沸騰中なのだ。

 しかし、車の購入を検討している方は車の金銭的負担だけではなく乗り心地もチェックするはずだ。今回はなんで軽自動車が安いのか。一般乗用車と比較して乗り心地はどうなのか。またお勧めの軽自動車をお届けしよう。是非購入時の参考にしてほしい。

軽自動車の相場は? なんで安いの?

 軽自動車と聞いて、皆さんはどんなイメージを持っているのだろうか。小さい、燃費が良い、ナンバープレートの色が違う、高速で速く走れないなどさまざまな感想を抱いていると思う。その中に、値段が安いというポイントを抜いてはいけない。軽自動車は一言でまとめると、お財布にやさしい車なのだ。

 一般の車よりたいぶ値段が抑えられていて、家庭の二台目の車として使用する家庭主婦や、収入が少ない地方生活者で圧倒的な人気を誇る。車種にもよるが、新車値段はおよそ100万円~200万円、100万円を切っている車種も少なくない。中古車で安い物を探そうとすると20万円の物もあり、普通の学生でさえ手を出せるほどであろう。

 ではなぜ軽自動車は安いのか。その一つに普通自動車よりも各パーツが小さいことを挙げられる。車体が小さい上、車も鋼板も普通自動車より薄く、エンジンも小さい。車重が軽い分だけ材料費が削減されるので、製造コストが安い。

 また、軽自動車は軽いことから燃費がよく、また国からエコカーと認定されている車種であれば自動車税の減税もできる。そのため車でのトータル出費がかなり抑えられ軽自動車が安いというイメージが定着したのであろう。
  

軽自動車の乗り心地はいいの?

 車が大好きな人、旅行が趣味である人でとって燃費は勿論のことだが、車を選ぶ際は乗り心地も同等に重要視するはず。軽自動車はエンジンが小さいことから、発進時の揺れや騒音が酷く、高速道路を走る時はなかなか速度出せないことが昔からのデメリットである。

 しかし、現在の車はかなり改善されているようだ。一般道路での走行中において、発進が緩やかになり、消音もかなり解消された。

 一度車検時の代替車として軽自動車に乗ったことがあるが、一般の車と全く変わらない上、逆に乗り心地が良いとさえ感じた。高速道路を走る時においてはまだ性能差により乗り心地の差があると思うが、一般道路においては軽自動車を除いた普通自動車とほぼ差がないと言って良いだろう。

 実際軽自動車はせいぜい近場に出かける時に使われ、それで遠出する人はあまりいないと思う。家族で遠出する場合は高速でのスペックでイライラするだけではなく、軽自動車に共通しているもう一つのデメリットである車内の狭さを身をもって体感するかもしれない。

今人気の軽自動車はコレ!

 では今軽自動車を購入するとしたらどれを選べば良いのか。プライス重視は全然かまわないが、限られた予算でできる限りデザインが良く、乗り心地の車を選びたいだろう。今人気のある軽自動車を紹介したいと思う。

 まず日本において一番人気で販売台数の多い車はダイハツのタントである。タントは家族用に特化され、車体が長く居住性に優れ、またピラーレス構造とスライドドアを融合させたので乗り降りがかなり楽になる。座席の前後調節範囲が広く、ある程度大きな家具もその気になれば運べる。

 次にタントと同じく車内が広く居住性に優れている車種として、ホンダのN-BOXを挙げられる。実際ホンダのN-BOXシリーズの販売量を合わせるとタントを抜き一位になるので、こちらもかなりの人気を伺える。その上窮屈を改善した軽自動車としてはホンダのN-BOXのほうが先駆者である。

 第三位にランクインしたのは日産のデイズである。この車種は三菱との共同設計、生産をしている。車体はスポーティで見た目がかっこよく、日産が開発した安全システムがこれでもかと言うほど搭載された安全には抜け目のない車と言っても良い。


  車の購入はそんなに頻繁にできないので、購入時に後悔は残したくない。あれこれ調べてかなり迷うとは思うが、時間があれば試乗に行ってほしいと思う。各自動車会社の出している宣伝は大差ないので、最後はやはり自分自身の感覚に頼るしかない。


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