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モノを売るカリスマが教える、「売り方の極意」:シンプルにして最高に面白い『すごい売り方』

t.k

2016/06/06(最終更新日:2016/06/06)


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出典:supportz.com
 一番いいモノの売り方はなんだろうか。――そういわれて解答が示せるほど、売り方とは一筋縄にはいかない。だが、世の中にはシンプルな方法論で数々の販売員や営業マンの数字を向上させてきた最高の理論がある。

 本書『すごい売り方』には、そのための「キムカズ理論」が凝縮されている。その理論の威力は、あなたの顧客を最高にワクワクさせ、喜んで買いに走らせる。是非、本書を読んでいただき、売り方の面白さに開眼していただたい。

すごい売り方#1:「勘・経験・度胸・ハッタリ」で押しまくれ!

 業界によっては、売り方を教わらずに、いきなり顧客への接客を要求されることも珍しくない。それは売り方を座学で考えても、効率が上がらないからだ。話し方、雰囲気、容姿により売り方も変わってくる。つまり、すべての人に共通する「これ!」という売り方は存在しないのだ。

 そのため最初は、「いかにも販売員」というハッタリで顧客に接触し、「どの商品を提案すべきか」という売り方の勘や経験を培っていくのだ。そうやって接客を重ね、売り方の勘が発達して経験が増えていくと、顧客に商品をどこまでアピールすればいのかという「売り方の度胸」も身についてくる。売り方には教科書など存在しない。勘・経験・度胸・ハッタリで押しまくるしかないのだ。

 また、ベテランの販売員や営業マンであっても、「いい商品です!」と「売り方としてのハッタリ」をかまさなければならない場面もある。その売り方としてのハッタリも経験に裏打ちされた勘や度胸に基づいている。

すごい売り方#2:ルックスを磨け

 売り方以前に、ルックスが良ければ、顧客に買ってもらえる傾向が高い。美人やイケメンが接客するだけで、満足して買ってくれるのだ。そのため、「売り方以前にルックスを磨け」と本書は述べている。

 仮に、イケメンや美人でなくとも、時代のトレンドの中で自分のルックスの見え方を工夫することは非常に重要だ。

すごい売り方#3:知識を、説得力のある物語に変えよ

 知識は方法ではないので、売り方とはほど遠い。知識から正しい売り方は導けない。それを知りたいだけなら、インターネットで検索すれば済む。顧客もそのような「知識をひけらかすだけの売り方」は求めていない。顧客は、自身を買いに走らせる説得力に溢れた売り方を求めている。そのため、あなたは「知識をひけらかす売り方」ではなく、知識を物語に変える売り方を提案しなければならない。

 例えば、靴の消臭スプレーの売り方一つにしても、「臭いに敏感な女の子のいる席で、これを使っておけば、あなたは堂々と靴の脱ぎ履きができて、かっこよく映りますよ」と言えば、男性には伝わりやすく購買意欲をそそられやすい。
 また、単純に値下げをするだけの売り方は、当たり前すぎて今さら消費者も求めていない。そのような売り方をすれば、販売単価が安くなるので、あなたの販売実績に響くだけだ。

 その点、「知識を物語にした」売り方はあなたの販売単価も下げず、顧客の購買意欲をそそることができる。

 そして、このような物語を提供する売り方は、あなたのオリジナルの売り方になるので、あなたにしかできない売り方に惹かれてリピーターが増える可能性もある。


 以上、魅力的な“すごい売り方”について紹介してきた。それらは、値下げ競争に走る売り方を完全否定し、「あなた自信の売り方」の提案であった。そういった売り方にはあなたにしか提供できない価値がある。

 モノがあふれ、値下げ競争の行き詰った現代においては、可能性に富んだ売り方である。是非、本書をとり、あなた流の最強の売り方を提案していってほしい。

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