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インテリアにおいて、ベッドは非常に大きな存在だ。まるでその部屋の主のように床面積をとり、贅沢にスペースを要する上に、他のインテリアの存在感を大きく左右する。
さらに家具の中に置いて、ベッドほど自分の身体をゆだねられる、柔らかなものはないだろう。ベッドの持つイメージは、その部屋の主人の生活感や温もりを感じさせ、ベッドをどうおしゃれに見せるかで部屋の印象も大きく変わる。
では実際に、おしゃれなベッドを選ぶ時の注意点とはどんなものだろうか? 以下のポイントを押さえておきたい。
ポイント1. 部屋とベッドのカラーイメージを、おしゃれなテーマで決める!
部屋のイメージを考える上で、その部屋をおしゃれに見せるテーマに沿ったイメージカラーは大切だ。ナチュラルなテーマの部屋なら、シンプルなデザインですっきりとしたベッドが似合うが、ちょっとしたディテールや寝具カラーに拘ってみると、シンプルなだけではなく北欧風などのおしゃれな雰囲気のベッドになる。
大人な雰囲気の部屋なら、ベッドも黒やダークカラーの木製などで寝具も落ち着いたものを選ぶようにすると、部屋全体が雰囲気のあるおしゃれな空間に仕上がる。少しアクセントとなる色を差すと、ラグジュアリーな雰囲気がベッドに出てワンランク上のステータスを演出できる。
ポイント2. 部屋のおしゃれ優先? スペース優先? ベッドサイズを考える!
当然だが、ベッドサイズは重要なポイントだ。大きなサイズのベッドを選べば、寝室はおしゃれでゆとりを感じられるし、コンパクトなベッドを選べば、部屋のスペースが広がる。収納やスペースが少ない部屋ならば、マット下の収納やシステムベッドなどのような選択もある。
もちろん将来のことまで考える人もいるだろう。引っ越しなどが避けられない仕事であるならば、サイズには特に注意したい。自分が何を優先にするのかでベッドサイズは変わってくるので、充分に考える必要がある。
ちなみにベッドサイズと人の関係は、下記の通りなので参考までに。
ベッドと体の関係
- シングルベッド :幅100cm(一般的に大人1人)
- セミダブルベッド: 幅120cm(大人1人(ゆったり))
- ダブルベッド: 幅140cm(大人2人 or 大柄な大人1人)
- クイーンベッド: 幅160cm(大人2人(ゆったり&ゆったり))
- キングベッド: 幅180cm(大人2人+子供1人)
ポイント3. 自分スタイルの機能とおしゃれなベッドボードを!
出典:bed.mrsove.com ベッドボードとはいわゆる頭部分についているボードのことである。ベッド全体の印象をほとんどを握るといっていっても過言じゃないベッドボードには、さまざまなデザインがあり、機能、スタイルで選ぶとよい。
例えば、必ず寝る前に読書をする人であれば、ベッドボードに本やメガネなどを置いたりする収納スペースや、照明の位置などはかなり重要だ。ベッドボードそれぞれの収納の仕組みや置きたい物を置ける幅があるのかどうかなど、チェックポイントは人によって違う。
照明付のベッドや、クリップライトが挟めるか、スマホの充電やヘッドホンなどの置き場も欲しいだろう。事前に頭の中で置きたいものとベッドのデザインや寸法などもチェックしておくべきだ。
中にはベッドの幅を超え、収納に特化したものや、逆に割り切ったシンプルでビンテージ志向の黒いアイアンスタイルもある。自分に合ったものを好みやシチュエーション、機能などを踏まえて、色々と探すことをおススメする。
ポイント4. おしゃれだけじゃない!寝心地のよいマットとベッドフレームがサイズ的にも合うかどうかをチェックする!
おしゃれなベッドを選ぶとはいえ、ベッドの基本は睡眠。やはり快適な寝心地の良いものを選ばないと、どんなにスタイルよくおしゃれなベッドでも愛着はわかない。
寝心地も最高でおしゃれ!というのが理想のベッドなので、定番や評価の高いブランドのマットをおさえ、それが合うフレームであることを確認しておくと、後々後悔しなくて済む。
特にマットの高さによっては、合わないフレームもあるので注意したい。また、アレルギー等の心配がある人は、低ホルマリンタイプのフレームも条件に入れておくと良いかもしれない。
ポイント5. 後悔しないでおしゃれなベッドのデザインを選ぶ
出典:www.home-designing.com 最後に、デザインを選ぶ時の補足として、ベッドは簡単に買い替えるのが難しい家具なので、飽きの来ないもの、年齢や流行に左右されないものをおすすめする。
もちろん、個人の好みや考えがあるのでベッドのデザインはおしゃれで好きなものが一番だが、ライフスタイルや好みは年齢とともに変わる。インテリアを大きく左右するベッドは、あまり奇抜なものや流行物を選ぶと後々の模様替えでセンスに合わないことも起こりえるので注意したい。
ベッドは部屋の雰囲気作りにかかせない家具である反面、選び方を間違えると邪魔な家具にもなりえるものだ。大人のセンスある男性ならば、この大きな家具をおしゃれに扱うことができるはずだ。
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