ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「海外のインフルエンサーが鍵!?」〜vol.649〜』では、意外と知られていない東南アジアでのInstagram(インスタグラム)ブームをホリエモンが紹介。
今回取り上げた質問は、「個人で無料ゲームアプリを開発中です。たくさんの人にプレイしてもらいたいので、日本だけでなく海外への展開について調べたところ、アプリ利用ユーザー数が多い中国で展開する場合は、配信する側としてファイアーウォールに対する配慮(アプリストア、連携するSNSなど)が必要だと分かり、少し面倒に感じました。テリヤキアプリも多言語対応されてますが、日本だけではなく海外の方に利用してもらうにあたって気をつけたことや配慮されたことはありますか?」という質問。
ホリエモン「海外インフルエンサーに頼んでみれば?」
ホリエモンは、「やはり海外インフルエンサーに使ってもらったり、メディアに取り上げてもらったりすることかな。ただ、国によって利用の方法などが違うので、繊細な注意が必要だね」と回答。
ホリエモンは、海外にアプリを配信するなら、現地のメディアやインフルエンサーに取り上げてもらうのがかなり効果的だという。今回のゲストで日本初のInstagram特化のコンサルティングサービスを提供するタグピク株式会社のCEO 安岡あゆみ氏もこれには強く同意。Instagramもそうだが、メディアによっては海外のほうが圧倒的にユーザーが多いので、海外を視野に入れることでターゲットにできる人数が一気に増えることになる。
実際にタグピクでは、海外のインフルエンサーとの提携サービスを開始。Instagramでマーケティングをする際に、自社製品のユーザーになりうるフォロワーをたくさん抱えたインスタグラマーを紹介したり、逆に海外サービスの宣伝を日本のインスタグラマーが担当したりできるようになるのだろう。
「海外インフルエンサーとの提携は、これから伸びる分野」と安岡氏も大いに期待。まずはタイ・台湾・インドネシアのインフルエンサーと協力して、成功事例を作っていくのだそうだ。
Instagramでのチェックイン数最多は、まさかのあの国!?
意外なことに、アジアではInstagramがかなり普及している。ホリエモンは「東南アジアでは、Instagramを経由して商品の売買も多いんだよね」と説明する。売りたい商品と連絡先をInstagram上にアップして、希望者と直接やり取りするケースがこれらの地域では普通に行われているのだ。
東南アジアでは、西洋や日本に比べてECサービスが未発達なため、こうした形でのオンライン販売が普及したらしい。最近では現地のECサービスも徐々に勢いを付けてきたが、こうしたSNSを介した販売が定着してしまっているのだ。
こうした背景もあって、「海外のインフルエンサーに頼むのはかなり効果があるよ」とホリエモン。海外ではインフルエンサーがバズメディアをやっている場合も少なくなく、こうした人に依頼すればそれだけで一気に情報を拡散できる。
タグピクが展開している国の中でも、タイには提携インフルエンサーが500人おり、彼らのフォロワー数を合計すると3,000万人にも上るという。さらに安岡氏によれば、全世界のうちInstagramでのチェックインが最も多い場所は、なんとタイのデパートらしい。私たちがイメージしている以上に、東南アジアでのInstagramブームは凄まじいのだ。
日本とは全く様態が異なる海外のSNS事情。国内に限らず世界に目を向けてみれば、拡散力を格段に向上させることができるだろう。
ホリエモンが東南アジアでのInstagram事情を語った『堀江貴文のQ&A「海外のインフルエンサーが鍵!?」〜vol.649〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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