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男の希望をすべて持つ、6台の人気国産“スポーツカー”:かっこよさとともに、オシャレさも

Taketo Watanabe

2016/05/02(最終更新日:2016/05/02)


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男の希望をすべて持つ、6台の人気国産“スポーツカー”:かっこよさとともに、オシャレさも 1番目の画像
出典:trueautosite.com
 国産、外車問わずスポーツカーはこうであるべき、というイメージは誰もが持っているだろう。スピード感あるフォルムにかっこいいデザイン。そしてドライブデートをしたくなるような、オシャレ感も醸し出したトータルバランス。

 そこで本記事では、それらをすべて兼ね備えた人気の国産スポーツカーを紹介していこう。ちなみに人気の国産スポーツカーの価格は、新車はメーカー希望小売価格、中古車は中古車情報サイト「goo-net」を参照させていただいた。

人気の国産スポーツカー#1 日本が世界に誇る国産高級車ブランドのスポーツカー

LEXUS(レクサス):IS F(アイエス・エフ)
生産時期:2007年~2014年
中古価格:1,880,000円~6,980,000円
  まず紹介する国産スポーツカーは、日本が世界に誇る高級車ブランド・LEXUSのスポーツカーだ。

 この国産スポーツカーは、V型8気筒エンジン、トランスミッションを専用に新開発したほか、専用のサスペンション、19インチアルミホイール+前後異なるサイズタイヤを採用。スピードメーターも300kmまで表示。そのポテンシャルを最大限に発揮できるよう、国内外のサーキットで徹底的に走りこみを実施した。

 ただ残念なことにこの国産スポーツカーは、2014年に惜しまれつつ生産が終了。とはいえポテンシャルが高い国産スポーツカーゆえに、いまだにユーザー人気の高い国産スポーツカーといえる。

人気の国産スポーツカー#2 往年の名車の精神を継承させた国産スポーツカー

TOYOTA(トヨタ):86(ハチロク)
生産時期:2012年~
新車価格:2,987,000円~
男の希望をすべて持つ、6台の人気国産“スポーツカー”:かっこよさとともに、オシャレさも 3番目の画像出典:toyota.jp
 続いての人気の国産スポーツカーは、TOYOTAのハチロクを紹介したい。ご存じの方かもいると思うが、国産スポーツカーで“ハチロク”といえば、漫画『頭文字D(イニシャルD)』でも有名になったAE86型カローラレビン・スプリンタートレノ、通称「ハチロク」が元祖。その元祖ハチロクの精神を継承した現代版のハチロクが、この国産スポーツカーだ。

 元祖ハチロクをよりスタイリッシュなフォルムにさせたこの国産スポーツカーは、小型・軽量・低重心・低慣性を特長として開発され、走る楽しさを追求した「直感ハンドリングFR」のコンセプトを実現させた。

 この国産スポーツカーは開発コンセプトがそうであるように、パーツ類もスポーツカーらしいモノが充実。より自分好みのスポーツカーに仕立てることが可能だ。

人気の国産スポーツカー#3 2016年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した国産スポーツカー

MAZDA(マツダ):ROADSTAR(ロードスター)
生産時期:1989年~
新車価格:2,494,000円~
 続いての人気の国産スポーツカーはMAZDAのロードスターだ。この国産スポーツカーはスポーツカーの代名詞ともいうべき、コンバーチブル(オープンカー)タイプで2シーター(前列2席)のスポーツカーだ。

 この国産スポーツカーは1989年の発売と同時に、日本のみならず全世界で絶大な人気を獲得。この国産スポーツカーの人気の影響を受けて他メーカーも、中小型コンバーチブルタイプのスポーツカーの開発・発売をするけっかけを与えたほどだ。

 またこの国産スポーツカーの現行モデルは、2016年-2015年日本・カー・オブ・ザ・イヤー、2016年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞。初期モデルの発売開始以来、累計で94万台を発売するなど、全世界で人気NO.1の小型コンバーチブルスポーツカーといえる。

人気の国産スポーツカー#4 世界のHONDAが手掛けた人気スポーツカー

HONDA(ホンダ):S2000
生産時期:1999年~2009年
中古車価格:850,000円~5,200,000円
男の希望をすべて持つ、6台の人気国産“スポーツカー”:かっこよさとともに、オシャレさも 5番目の画像出典:nseavoice.com
 続いての人気の国産スポーツカーも、コンバーチブルタイプで2シーターのスポーツカー「S2000」だ。

 この国産スポーツカーは駆動方式がFRながらも、車体の前後重量バランスを50:50にすることに成功。また、エンジンの許容回転数は9000回転/分を実現。そのピストンスピードはF1のエンジンに匹敵するといわれている。

 生産は2009年に終了してしまった国産スポーツカーだが、その人気は衰えることを知らず、中古車市場ではいまだに高値で取引されている。

人気の国産スポーツカー#5 ハチロクの姉妹車としてSUBARUから発売されている国産スポーツカー

SUBARU(スバル):BRZ
生産時期:2012年
新車価格:2,408,000円~
男の希望をすべて持つ、6台の人気国産“スポーツカー”:かっこよさとともに、オシャレさも 6番目の画像出典:www.subaru.jp
 この国産スポーツカー「BRZ」は、前述した国産スポーツカー「86」の姉妹車としてSUBARUとTOYOTAが共同開発したスポーツカーだ。そのため86と仕様の大きな違いはないが、ヘッドランプ、フロントバンパー、フェンダーのエンブレム、内装などは、SUBARUのオリジナルデザインなスポーツカーになっている。

 また走行性を86と比較した場合、86は機敏に回り込む回頭性、すなわちドリフト走行に適した走行を重視しているのに対して、このスポーツカーは安定性を重視し、ハンドリングがしやすく、より街乗りを目指したスポーツカーといえる。

人気の国産スポーツカー#6 国産のスポーツカーの極みといえばこのクルマ

NISSAN(日産):GT-R
生産時期:2007年~
新車価格:9,477,000円~
 最後に紹介する国産スポーツカーは、日本のスポーツカーの頂点といっても過言ではない「GT-R」だ。

 この国産スポーツカーは、「スカイラインGT-R」の事実上の後継車として2007年に登場。従来のスポーツカーとは比較にならないほど高速で、サーキットやアウトバーンなどを走行できる動力性能を持ちながら、街乗りにおける乗り心地、雪道や濡れた路面における操安性、静粛性、トランクの積載性、燃費やCO2排出量などの環境性能にも配慮がされている。

 そのためNISSANでは、このスポーツカーを運転スキルや天候、路面状況に左右されず、“誰でも”、“どこでも”、“いつでも”スポーツカーの魅力を味わうことができる、全く新しいジャンルの国産スポーツカーをコンセプトにしているほどだ。

 新車価格は決して安くはないが、本記事のタイトルにある通り、まさにすべてを兼ね備えた最上級の国産スポーツカーといえる。


 スポーツカーに明確な定義はないが、あえて挙げるとすれば“走る”、“曲がる”、“止まる”といった動力性能が他車より秀でたクルマのことをいうのだろう。しかしそれらだけならスポーツカーというより、レーシングカーになってしまう。

 本記事では日常生活で乗ることを前提とした、かっこよくオシャレな国産のスポーツカーを紹介したつもりだ。是非、スポーツカー購入の際の参考にしていただきたい。

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