by Japanexperterna.se
「頑張っているのに、仕事がうまくいかない」。若手ビジネスマンなら誰でも、そのような経験はあるもの。
今回は、そのような「仕事ができない」状態を突破できる仕事哲学を『林修の仕事原論』から紹介したい。この本の著者・林修氏は今では、人気予備校講師としてTVで脚光を浴びているが、過去、競馬に溺れ、2,000万近くの借金を抱えていた。「仕事ができない」状況から、スターダムにのし上がった彼のノウハウを5つ抜粋した。
「仕事ができない人」から卒業できる仕事哲学①
「意見が分かれたときは、持論を否定してみる」
by ∞furbychan∞ 大抵、持論が100%正解ということはないもの。「仕事ができない人」に限って、自身を「満点選手」だと言って聞かないことが多い。
だが、「仕事できる人」は、柔軟に対処できる。一度、相手の意見を受け入れてみて、修正してからでも遅くはないと。他人という鏡に自分を通すことで、自分の現状がありありと見えてくるのだ。利害関係が絡まない限り、素直なためになる意見が出てくる可能性も高い。
また、人は、話を聞いてくれる人間を、無下にはしない。「仕事ができない」状態から引っ張り出してくれるのだ。それは、必ずやあなたの仕事を軌道に乗せてくれる秘訣になると、語ってくれている。
「仕事ができない人」から卒業できる仕事哲学②
「まずは一流を目指しましょう」
by kwkd 人は、「仕事ができない言い訳」をつくる天才だ。「仕事ができない」人は、日々、その記録を更新している。また、それは自分を甘やかしていることに他ならない。それでは、いつまでたっても、仕事ができない。
「仕事ができる人」は、まず、実践してみる。一度、目指してみることで、自分も高みに昇れる。その過程で見えてくることも多い。
林修氏は、それは、落語の名人芸や一流店でもいいと言っている。そういったオーラに全身で触れることが大事だと語っている。
「仕事ができない人」から卒業できる仕事哲学③
「あなたたちは仕事を覚えに行くんじゃない、我慢を覚えていくんだ!」
ただでさえ、社会には理不尽なことが多い。「仕事のできない人」は、そこで、すぐに不満を吐露してしまう。そして、モチベーションが萎え、周囲の感情を害してしまい、悪循環に陥りがちだ。
「仕事ができる人」はなかなか、不平を言わない。だから、皆が、仕事を渡したくなる。そのコツが”我慢する”ということだ。そもそも、“仕事は我慢するもの”と考えていれば、腹も立たたない。不満を言いたくなった時、知恵や考え方が試され、鍛えられるチャンスなのだ。その中に、あなたの仕事をうまくいかせるチャンスがあると、語っている。
考えてみれば、文句よりも、腕を動かした方が、仕事ははかどる。その方が、周囲からも、認められやすい。ならば、双方ともに、Win-Winになる秘訣といっても過言ではないだろう。
「仕事ができない人」から卒業できる仕事哲学④
女性の支持を得れるようにする。
「仕事ができない人」のそばに、女性は寄り付きにくい。必ずしもそうとは言えないが、「仕事ができない人」の下には、女性は集まりにくい。やはり、「仕事できない人」の傍は景気が悪い。
だが、「仕事ができる人」の傍には、否応なく、女性が集まりやすい。女性が集まるから、周囲の男性も集まり、輪が生まれる。できる人は女性を味方につけるのがうまい所以だと考えられる。
素朴な視点からも、男性としては、女性から支持されると嬉しい。仕事のテンションは、結果に影響しやすい。昔から、「男は女次第」という諺も散見される。ゆえに、仕事ができようになる秘訣は、女性にあるといっても、過言ではないだろう。
また、女性は男性とは違う視点を持っている。そこに新たなビジネスチャンスが待っている可能性もあるのだ。
「仕事ができない人」から卒業できる仕事哲学⑤
「“倍返し”は現実には不可能。負けない態勢を上手にとれるようになることが一番重要」
出典: Amazon.co.jp 確かに、仕事のできない人は、「逆転勝利」という言葉をよく使う。そして、それが、いつ実現されるのかは、天文学的だ。野球で言えば、9回、10回、11回……と、どこで勝つのかキリがない。
「仕事のできる人」は、リスクを最小限にとどめ、成功の算段を立てる。単純に考えて、1回で大差をつけて、先行逃げ切りができれば、言うに越したことがなし、それが仕事だ。押せ押せのムードで周囲も安心を置ける。
林氏はそのためには、「若いときに、多くの仕事のできない経験が必要」とも言っている。つまり、「仕事ができない経験」も、また、無駄ではないのだ。そう言われると、「できない経験」も返上できるような気にならないだろうか。
今回紹介したもの以外にも、本書には多数の効果的な心得が紹介されている。「仕事ができない」ことすらも、こくスケールがそこにはある。
是非、あなたにも、本書を手に取っていただきたいと思う。読み終わった後は、「仕事できない」ことが大いなる資源であることに気づかされるであろう。
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