ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「いいね!が付きやすい理由!?」〜vol.647〜』では、Instagram(インスタグラム)を存分に使い倒す方法についてホリエモンが話した。
今回取り上げた質問は、「InstagramとTwitter(ツイッター)を比較すると、フォロワー数が同じでも『いいね!』のつく数が圧倒的にInstagramの方が多いので、その理由をお伺いしたいです。私が思いついた仮説は、フォロワー数は同じでもDAUやMAUがインスタの方が多い、写真メインなので直感的に『いいね!』しやすい、スクロールしながらダブルタップで『いいね!』が出来るUIがよい、という3つです。
どれが最たる理由だと思いますか? また、これ以外にもTwitterよりもInstagramに『いいね!』がつきやすい理由があれば、ぜひ教えていただきたいです。
P.S.上記とは関係ないですが、TERIYAKI(テリヤキ)でせっかくInstagramに投稿しているのに、Twitterと同期していないのはもったいない気がしますm(_ _)m」という質問。
文字より写真の方が「いいね!」されやすい!
ホリエモンは、「あとは、ハッシュタグがTwitterより盛んなことかな。そうだね、TERIYAKIも連携させるね」と回答。
フォロワー数が同じでも、TwitterよりもInstagramの方が「いいね!」の数が圧倒的に多い。ホリエモンはその理由のひとつとしてハッシュタグがよく利用されることを挙げるが、今回のゲストで日本初のInstagramに特化したコンサルティングサービスを提供するタグピク株式会社のCEO 安岡あゆみ氏は、やはり何と言ってもInstagramが写真メインなことだと考える。
質問者も言うように、文章と違って一瞬で心に響くかどうかが分かる写真には、ついつい直感的に「いいね!」してしまうだろう。さらに安岡氏は、最近の若者は特に文章を読むのを面倒くさがる傾向にあるとも指摘。秒単位でフィードが流れていくSNSに馴れている若者は、たしかに文章をゆっくり読むことは少ないのかもしれない。そういう意味では、直感的に反応できる写真の方が現代のSNS向きの形式だともいえるだろう。
Instagramの方が「いいね!」がつきやすい理由としてホリエモンは他に、質問者が1つ目に挙げているようなアクティブユーザー数の違いも大きな原因だと考える。SNSブームの火付け役となったTwitterは、何となく登録しただけの人も多いため、フォロワーを100万人抱えている人でも、その投稿を毎日チェックしているのは1万人程度だというケースも少なくない。
一方で、Instagramのアクティブ率は、特に日本では非常に高い。TwitterやFacebook(フェイスブック)のように惰性で登録した人が少ないことことだけでなく、前述のように写真が流れてくるため、文字を読まなくても雑誌感覚でパラパラ見れるのも、ユーザー離れが起きづらい理由だと安岡氏は推測している。
Instagramを100%使いこなすなら「リグラム」アプリは必須!
さらにホリエモンは、自身が運営するグルメアプリ「TERIYAKI」のソーシャル運営について安岡氏に相談。彼女がオススメするのは、他のユーザーがInstagramに投稿した写真を転載できるリグラムアプリ。リグラムとはTwitterでいうリツイートと同じ機能で、これを使えばInstagramのTERIYAKIアカウントが投稿した写真をホリエモンが厳選し、自分の投稿としてホリエモンのフォロワーにリグラムで紹介できる。
リグラムアプリの使い道は、宣伝目的に留まらない。Instagramでは、他人が投稿した写真を保存する機能がついていないので、リグラムアプリを使って自分のフィードに転載し、好きなときに見返すことができる。リグラムアプリは、簡易な保存機能としても重宝されるのだ。
ホリエモンもリグラムについては全く知らず、「すごい! 勉強になった!」と大感動。写真を中心とした直感的な投稿が多いため、「いいね!」もかなりしやすいInstagram。安岡氏がビジュアルメインのInstagramを「雑誌感覚」と喩えたことを踏まえれば、さながらTwitterやFacebookは新書や文庫本だといえるだろう。
もちろん長所や短所はそれぞれあるが、一つ言えるのは、同じSNSであっても実は使い方やニーズは全くバラバラだということ。そのため、ホリエモンのようにTwitterやFacebookに慣れた人でも、Instagramの効果的な使い方がすぐには分からないこともある。
Instagramは、TwitterやFacebookよりもさらに直感性を高めたSNS。Twitterを楽しんでいた人がTwitterとは違う新たな楽しみ方を見つけられるかもしれず、またTwitterはなんとなく肌に合わなかった人の方でも、深く楽しめるかもしれないのだ。
ホリエモンがInstagramの特性について語った『堀江貴文のQ&A「いいね!が付きやすい理由!?」〜vol.647〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう