ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「グローバルを狙え!?」〜vol.645〜』では、ホリエモンが最新の健康管理について紹介。
今回取り上げた質問は、「日本のビジネスマンは世界中に出張して写真を撮り、出張レポートを作ってます。その写真をみんなに共有するサイトを作ってはいかがでしょうか。たとえば、アフリカのトイレ事情、南米の家のコンセント事情、インドのお菓子事情などです。
ビジネスマンの中には深い場所へ入り込んで、仕事とは関係ない写真を撮っている人もいるはず。それらの写真を1つのサイトにアップして、日本企業みんなで情報をシェアするサイト、名づけて『出張レポート.com』などいかがでしょう? 下手な政府系や民間の表面的な調査資料に無駄なお金を払わなくても、現地の状況が一目で分かりそうですが、ご意見お願いします。既にありますか?」という質問。
ホリエモン「ニッチだけど、ニーズはありそうだね!」
ホリエモンは、「僕は聞いたことないね。まあニッチだけど、それなりにニーズもあるかも。やってみれば?」と回答。
質問者が提案したのは、海外に出張したビジネスマンがコンセントやトイレなどの写真をアップするサービス。現地での簡単な生活事情が分かり、これから出張する人が下調べをする手間を省くことができる。
ホリエモンはこのサービスを、「手間はかかるかもしれないけど、便利そうだしやってみればいいんじゃない?」と高く評価。海外のホテルにコンセントがどの程度あるか、スーパーにどんなものが売っているかなど、現地に行けば一瞬で分かるのに国内で共有されていない情報は意外に多い。ターゲットは出張に行くビジネスマンがメインで少しニッチだが、かゆいところに手が届く便利なサービスになりそうだ。
質問者は、新たなサイトを作ってそこで写真を共有しようと考えているが、例えばInstagramを使ってそうした写真を集めるだけでもかなり便利そう。ビジネスマンがなんとなく撮った写真だと現地情報が伝わるだけかもしれないが、Instagramユーザーの中には、同じ内容でも見栄え良く撮ってくれる人もたくさんいそうだ。
Instagramで人気を掴むなら、海外ユーザーの獲得が不可欠!
今回のゲストで日本初のInstagram専門コンサルティングサービスを行なっているタグピク株式会社のCEO 安岡あゆみ氏が、最近のInstagram事情を紹介。Instagram内で上位の人気を持つ人は、共通して海外からの人気が高いのだそうだ。
その好例が、国内Instagramで一番人気とも言われる女優の水原希子やローラ。日本より圧倒的に母数の大きい海外ユーザーを取り込むことで目立つ場所に表示されるようにもなり、国内ユーザーの目にも留まりやすくなるのだろう。
また、安岡氏がいま目を付けているのは、Instagramでの動画配信。現在は15秒までの投稿しかできないが、近々60秒の動画投稿が解禁されるとのアナウンスもあり、活用の幅はさらに広がりそうだ。
「food系の投稿なら、クローム(iPhoneに標準搭載のカメラフィルタ)で加工すると美味しく見えるよ」などテクニックを披露するホリエモンだが、彼もInstagramには苦戦しているそう。「Facebookなら結構『いいね!』取れるんだけどね……」とぼやきながら、安岡氏の話に耳を傾けていた。
これらを総合すると、質問者のサービスはホリエモンもいうように需要は確実にありそうだが、このままではあくまでニッチな需要を受け止めるだけのものになってしまいそう。海外ユーザーを取り込む施策を考えて、サービスの規模を広げてみる手もありそうだ。
新たなサービスも次々と増え、最早世界の常識となったSNS。大きく成功したいなら、やはり海外を見据えた施策を打つのが勝ち筋といえそうだ。
ホリエモンが最新のInstagram事情について語った『堀江貴文のQ&A「グローバルを狙え!?」〜vol.645〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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