扇風機は、暑い日には欠かせない電化製品であり、購入すること自体は簡単だ。しかし、日々のメンテナンスはとても面倒。特に掃除においては、いざやろうと思った際に手間が掛かり過ぎてそのまま放置してしまうことも少なくない。
そこで今回は、「扇風機を簡単に掃除する方法」を3ステップで紹介していきたい。汚れの原因なども併せて紹介していくので、日々の生活において汚れの原因を除けたりと、役立つこと間違いなしだ。
なぜ扇風機は掃除が必要なほど汚れるのか
出典:weknowyourdreamz.com 扇風機の汚れの原因は、大部分がほこりだ。この扇風機の汚れは生活において日々発生してしまうため、正直掃除が必要になるのはどうしようもない。特に扇風機のプロペラが回転する際に、空気が湿っていたりするとほこりが大量についてしまうので、雨の日などに比較的扇風機が汚れやすくなる。毎日扇風機を掃除をしていれば、ほこりなど気にならないくらいキレイさを維持できるが、現実問題として毎日扇風機を掃除することは不可能だ。その為、翌年になって使用する時に扇風機の掃除を行おうとするのである。
しかし実は、扇風機の保管方法がしっかりしていないことが一番の汚れる原因であることを御存知だろうか? 扇風機には、専用カバーをかけて保管をしておくだけで、次に使うまでの保管期間一年分の汚れを抑制できるのである。しかし、多くの人がこれをせず、夏に利用し汚れた状態のまま、一年分の保管による汚れも合わさって、汚れが落ちにくくなるのだ。
つまりは「保管方法」が扇風機の大幅に汚れる原因であるのだ。今後は対策として「扇風機に専用カバーをかける」というたった一点だけ注意しておけば、扇風機の汚れはかなりの抑制が可能だ。
扇風機を掃除しないデメリット
出典:www.wallpaperup.com 扇風機を掃除しないデメリットとして、最も大きいものは「アレルギー症状が出てしまう」という点だ。汚れの主原因であるほこりには、黙視できないダニの死骸や糞が多く付着しており、これが人体に何かの拍子で入ってしまうとアレルギーを引き起こすことがある。
最初のうちは「のどが痛い」という程度で済むが、症状が悪化した場合は「肌に湿疹ができる」・「熱が出る」などといった症状が出るのである。症状が現れ始めた段階では風邪と勘違いしやすく、正直見分けがつきにくいので注意が必要だ。
このほかにも「カビが発生する」という点もデメリットだ。カビに含まれるペニシリウムという物質は、野菜・穀物などに付着をすると人体に悪影響のあるカビ毒を作る。そしてカビ毒のついたままの料理を食べてしまい、食中毒などの症状を起こすのだ。
一度くらいであれば「運が悪かった」と食品のせいにしてしまい、原因の特定が難しいことも難儀な点である。こういった理由から、扇風機を掃除せずに放っておくのはデメリットしかないのである。
誰でも簡単に出来る扇風機の掃除方法
出典:mashable.com 簡単に出来る扇風機の掃除方法としては、次の3つである。プロセスも紹介するので、是非実践していただきたい。
扇風機の掃除・ステップ1:プロペラ部分の掃除
- プロペラ部分をまずは取り外す(取り外し方は扇風機ごとの取扱説明書鵜を参照)
- その後、軽く水洗いをする
- 家庭用中性洗剤をぬるま湯にとかしスポンジなどで洗う
- 最後に、水やぬるま湯でぬめり感がなくなるまで落としてから、布などで水気を取る
- プロペラを本体に取り付けて完成
扇風機の掃除・ステップ2:本体部分の掃除
- プロペラと分離した状態のまま、まずはドライシートなどでほこりを除去する
- その後、水に濡らした付近などでさっとふく
- 最後に面貌などでネジ穴など細かい部分の水気とほこりを取る(汚れが目立たなければしなくてもOK)
扇風機の掃除・ステップ3:タワー型扇風機の場合
- 分解が出来ないため、水拭きのみをする
- フィルター部分を取り外せるのであれば、取り外し水洗いをする
- 乾燥をさせてから取り付ける
- ※水洗い不可の物もあるので、タワー型の場合は、取扱説明書を必ず事前に読んでから行ってほしい
以上の様な流れで、それぞれ掃除ができる。本格的な掃除であれば1時間以上かかってしまう扇風機の掃除が、3つのステップで30分以内に済ませられるのでとても簡単だ。普段、扇風機を掃除をしていないと思っている方は是非実践してほしい。
このように扇風機を掃除することは、ポイントさえ押さえていれば非常に簡単だ。扇風機の保管時の注意点や扇風機を掃除をしないことによって起こる悪影響を、扇風機を使用する際に思い出すようにすれば、否が応でも掃除をしなくてはいけないと思うのである。
今回紹介した汚れる原因・掃除をしないことによるデメリット・簡単な掃除方法を是非押さえて、これからの生活に活かしてもらいたい。
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