出典:tramites.ahoranoticias.cl
国家間の連携により、特に若者を対象として国外での学び・くらし・働きを体験できるワーキングホリデー制度。現在日本では計12か国と協定を結んでいるが、その特徴は国それぞれだ。今回は、ワーキングホリデーを志望するあなたのために、バカンス・就労体験・費用の3つの面から、あなたにあった特徴を持つ、延べ7国を紹介しよう。
バカンス気分でワーキングホリデーを楽しみたい! そんな人にオススメの観光地3選!
カナダ
ウィンタースポーツ好きの方にはカナダがオススメだ。特に2010年に冬季オリンピックが開催されたバンクーバーは、ウィスラーやバンフといった世界有数のスキー場に近く、スキーやスノーボードを楽しみたい人には最高の場所と言える。また、地理的にアメリカに近いので、ワーキングホリデーをしながらアメリカ観光を楽しめることも魅力の一つだ。
オーストラリア
雄大な自然を楽しみたい方にはオーストラリアが一番だろう。日本の約21倍の面積を誇る広大な土地には、エアーズ・ロックやグレート・バリア・リーフをはじめとした壮大な自然に、コアラ・カンガルーといったユニークな動物たちも生息している。1年というワーキングホリデーの短い期間でも物足りないほどの幾多の大自然が、あなたを待っている。
ニュージーランド
オーストラリアに負けず劣らずの自然大国として、ニュージーランドもオススメしたい。国土の約1/3を占める国立自然公園や自然保護区でたっぷり自然を楽しめる同国は、実は環太平洋火山地帯に位置する温泉大国でもあり、その数およそ150。異国での日々の疲れを温泉で癒しながらワーキングホリデーを満喫するというのも、魅力的なライフスタイルだ。
とにかくワーキングホリデーで稼ぎたい! そんな人にオススメの高給で働ける国!
ワーキングホリデーの最大の特徴といえば、留学先でも働いてお金を稼ぐことが出来ること。とにかく稼ぎたい! そんな人にオススメの国は、ずばりオーストラリアである。なぜオーストラリアがオススメなのか紹介しよう。
まずは『日本ワーキング・ホリデー協会』(JAWHM)が発表した「最低賃金ランキング」を参照してみると、最も高いのはデンマークとノルウェーの時給2000円。次点がオーストラリアの1519円だから、この北欧2国が圧倒的に稼げる……と思いきや、両国は北欧諸国特有の高い税金のために、手取りに換算すると実際は1200円ほどになるようだ(それでも高給なことは間違いないが)。では最も稼げるワーキングホリデー国はどこか、というと答えは「オーストラリア」となる。
オーストラリアは元々最低賃金が高く、誰にも最低限の収入が保証されていることに加え、日本人でも働くことができる時給30~50ドルの超高給バイトも多数存在しているため、仕事を選べば月30~40万の収入も夢ではない。ただし、そのような超高給バイトは高い英語力とコミュニケーションスキルが求められるため、誰でも、というわけにはいかない。それでも、英語に自信のある人なら、ワーキングホリデーを利用してオーストラリアでひと稼ぎ、というのも一考だろう。
ワーキングホリデーの費用を安く済ませたい! そんな人にオススメの格安でいける国3選!
ワーキングホリデーに必要な費用はかなりまちまちだが、国による特徴を押さえれば、格安で行くことも十分可能だ。
韓国
総合的に判断すると、韓国がまず一番にオススメできる。何より渡航費が安く済む。そして物価も日本より安く、特に交通費は日本よりもはるかに安いのが特徴だ。年間の費用は平均しても100万円前後であるように、安定して安い費用を期待することができる。
ニュージーランド
ニュージーランドは物価がオセアニア地域で最安と言われている。ただし、都市によっては高めの傾向の所もあるので、安く済ませたいのならクライストチャーチなど低物価で知られている都市で住むようにしよう。
オーストラリア
ニュージーランド同様にオセアニア地域のオーストラリアもオススメだ。オーストラリアは前述したように、高い賃金が魅力だ。物価自体は決して安いとは言えないが、それを補い余るほどの高収入が期待できる。住む場所を選べばさらに格安な留学を実現することも出来るだろう。
いかがだっただろうか。ワーキングホリデーはあくまで旅行ではなく留学。ただ自分が行きたいというだけで行き先を選ぶと、実際に長期間生活した際のギャップに苦しめられることも十分考えられる。事前の調査を通して、それぞれの国の実情をしっかり確認したうえで候補地を絞り込み、有意義なワーキングホリデーを実現しよう。
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