ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「負けなければOK!?」〜vol.627〜』では、大企業に製品を真似されることを恐れるベンチャー企業にホリエモンがアドバイス。
今回取り上げた質問は、「家電ベンチャーは報われないのでしょうか? 友達がバルミューダ株式会社で働いています。扇風機や空気清浄機を作っている会社です。会社は小さいのですが、お洒落で高級志向な商品が多くて、けっこう割高なのにもかかわらずかなりの売り上げを出しております。
しかし中国のシャオミがバルミューダの商品を平気で丸パクリしているのです。シャオミは大企業なので、圧倒的な資本金とブランド力でパクった商品を低価格で大量に販売しているのです。友達は『あんな大企業にパクられたら小さなベンチャーは勝ち目がない』と泣いておりました。結局、家電ベンチャーは大企業には勝てないんでしょうか?」という質問。
良いものは真似されてスタンダードになっていく!
ホリエモンは、「普通に資金調達して急成長して、彼らが後追いしても無理なところまで持ってくればいい。単にスピードが遅いだけ。良いものが真似されるのは当然」と回答。
今回のゲストで家電ベンチャー企業としてスマホや動画にも使える自撮り棒(カメラスタビライザー)などの家電を手がける株式会社UPQの代表取締役 中澤優子氏は、「物が普及すれば大体の形は決まってしまう」と話す。例えば、デジタルカメラなら真ん中に丸いレンズがあって右上にシャッターボタンがあって……というように、どの製品でもある程度の形は決まっている。
良いものはスタンダードになり、その後はスタンダードを前提にした上で、各社がオプション機能やデザインなどの付加価値で勝負するようになるというのが商品が普及する過程だ。つまり、スタンダードが生まれる過程ではどうしたって真似のようなやり取りが生まれてしまうのだ。
また、中澤氏は「本当に真似されたどうかは分からない」とも指摘。同じアイデアを複数の会社が並行している可能性もあり、よほどのことがなければそれが真似だと断定することはできない。
中澤氏が言いたいのは、真似されたかどうかを考えても仕方がないのだから、その時間でもっと自社製品を改善すべきということ。「競争社会の中で真似されるのは当たり前なのだから、いちいち悔やんだって仕方がない」と話す中澤氏。悔しい経験を重ねながら、それでも家電作りに10年以上も携わっている彼女だからこその意見だ。
ホリエモン「僕は真似されたら嬉しいけどね」
一方で、ホリエモンは「僕はむしろ、真似されたら嬉しいけどな。『イエーイ、パクられた!』みたいな」と話す。他人に真似されたということは、自分のアイデアにそれだけの価値があることの証明でもあるのだ。
単に真似されただけなら全く落ち込む必要はない。「真似されても負けなければいいんだよ」とホリエモンは強気の姿勢を崩さない。また、アイデアを考えついたのは自分なのだから、意外とそう簡単に負けることはないとも考えているようだ。
質問者の友人はバルミューダで働いているそうだが、中澤氏は「バルミューダがシャオミに負けているとは思わない」と話す。高価格でもデザイン性などで好評を博しているバルミューダは、シャオミとは違う価値で売れているのだから、全く悩む必要はない。
さらに、ホリエモンは「真似されたらラッキーだと思うべき!」という。製品を真似されたら、逆に自分がオリジナルだとアピールすることでさらに製品価値を上げることだってできる。
真似をされたのなら、落ち込む時間でもっとやれることを考えるべきだ。その時間でさらに質を上げることはできるし、むしろ真似されたことを売りにすることだってできるのだから、そもそも悩む必要など全くないのだ。
ホリエモンがアイデアを真似されたときのマインドを語った『堀江貴文のQ&A「負けなければOK!?」〜vol.627〜』。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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