ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.621〜プログラマーは稼げる!?〜」では、ホリエモンがプログラマーという職業の将来と、そこで活躍できる人間について語った。
今回取り上げた質問は、「これからの時代、プログラミングが重要となるとの声が高まる一方で、プログラミングは途上国へアウトソーシングされ、プログラマーは過酷な労働環境の割には安く買い叩かれるという話を聞きました。プログラマー全体でこのような状況は、これからも続くのでしょうか? あるいは日本特有の現象なのでしょうか?
趣味でAndroidアプリの開発をしたいと思いJavaの勉強を始めました。プログラミング初心者ですが、将来的にはプログラマーに転職も選択肢として検討してます。しかし、巷で言われているような過酷な仕事であるならば二の足を踏んでしまいます。日本特有の現象であるならば海外で就職という方法もあるとは思いますが……」という質問。
ホリエモン「プログラミングほど優劣の差が大きい世界はない!」
ホリエモンは、「ん? 世界的にプログラミングの賃金が平準化する途上が現在だよ。当面は途上国の方が賃金が安いだろうけど、そのうち同じになるはず。優秀な人は楽して稼げるよ」と回答。
「プログラマーほど優劣の差が激しい職業はないね」ときっぱり言い切るホリエモン。できる人はとにかく実力があり、逆にできない人は全くできないというのがプログラミングの世界らしい。
一度成功してしまえばそのまま軌道に乗れるのもプログラマーの特徴。「例えば、一度世界で10億人が使うアプリを作っちゃえば、あれこれ手を出さずにずっとそれだけやってればいい」と成功者がとにかく強い環境であることを示す。
また、優秀なプログラマーは得意パターン、武器を持っている。いくつかのパターンを独自にモジュール化してストックしておいているのだという。複雑なプログラムでもパターンの組み合わせによって解決してしまうため、時間も節約できるのだろう。
技能によって時間の問題や複雑な処理をいくらでも効率よく処理できてしまうのがプログラミングだ。「そういう人はいくらでも稼げるだろうね」とホリエモン。今回のゲストでオンラインプログラミング学習サービスProgate(プロゲート)を運営する株式会社ProgateのCEO 加藤將倫氏も、一度ある程度の受託を完了したら一気にオファーされる際の依頼料が跳ね上がったという。スキルアップが好きな人にとっては、プログラマーはかなり美味しい職業のようだ。
ホリエモン「プログラミングは料理みたいなもの!」
プログラミングの説明として、「料理に例えると分かりやすいかもしれないね」とホリエモンはいう。料理というのは、はできない人にとっては信じられないほど理解が難しいもの。
「炒める順番みたいな基本的なことすら分からなくて、野菜炒めを劇的に不味く作っちゃう人っているよね」とホリエモンが示すように、基本的な鉄則を理解しなければいつまで経っても全く上達できない。逆に、基本さえつかめば組み合わせによってどんどん工夫することも可能だ。
優秀な人ならとにかく稼げるプログラマーだが、逆にいえばそうじゃない人の賃金はそこまで上昇しない。ホリエモンの回答からも分かる通り、いまは海外への外注も進んでいるので平凡な人材はとにかく安く買いたたかれてしまうだろう。
海外にアウトソーシングされるほど仕事が多いということは、優秀であればそれだけ重宝されるということでもある。プログラマー需要の増加はまだまだ留まることを知らない。効率化やスキルアップが好きな人にとっては、絶好の職業といえるだろう。
ホリエモンがプログラミングの勉強方法を語った「堀江貴文のQ&A vol.621〜プログラマーは稼げる!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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