おしゃれなメンズに人気の「ストリートファッション」。
業界が生み出す流行スタイルではなく、街中で自発的に生まれるスタイルがストリートファッションだ。
若者中心に始まったストリートファッションは、その自由でラフな着こなしから幅広い年代に人気ファッションになった。
本記事では、ストリートファッションの歴史やおすすめブランド、コーディネート術について紹介しよう。
メンズストリートファッションの歴史
街中にいる若者たちの間で流行りだすことから「ストリートファッション」と呼称しているが、ストリートファッションの流行には歴史がある。
ストリートファッションの流行は映画や音楽から影響を受けることが多いため、当時の映画や音楽を見るとストリートファッションの変遷が良くわかるだろう。
まず、80年代はアメカジが流行り、ミリタリー系のファッションも流行っていた。
90年代のメンズストリートファッション:コーデ全体が“ダボダボ”
こちらの写真のメンズのように、上下ともにゆったりした服を合わせるスタイルが90年代のメンズストリートファッションを席巻していた。
写真のメンズは薄手のニットをゆったりとしたジーンズに合わせているが、当時はこれ以上に全身ダボダボのファッションスタイルとして流行していたのだ。
現在でも、ラッパーを中心としたアーティストたちがこういったファッションスタイルを楽しんでいる。
現在のメンズストリートファッション:デザイン性が高く、スポーツミックスのVラインシルエット
現在のメンズストリートファッションは、スケーター系ファッションのように、ラフで動きやすい細身のシルエットや、Vラインシルエットが主流。
デザイン性が高く、こういったメンズストリートファッションを取り入れる男性も多いが、やはり個性的なファッションであるといえるだろう。
メンズに人気! ストリートファッションブランド3選
人気ストリートファッションブランド①:STUSSY(スティーシー)
誰もが知っているであろう定番のストリートブランド“STUSSY(ステューシー)”。
基本的にはゆったりとしたシルエットのアイテムが多く揃っており、スケーターに人気のブランドだ。
ブランドロゴをあしらったアイテムが多い同ブランド。
絶妙にリラックスしたシルエットや、リアル・クローズ×トレンドのバランス感覚に優れたデザインがSTUSSYの特徴である。
人気ストリートファッションブランド②:Supreme(シュプリーム)
ニューヨークで発祥した有名なストリートブランド“Supreme(シュプリーム)”。
1994年にジェームズ・ジョピアによって創設された、スケーターのためのブランドだ。
スケーターカルチャーの中心的役割を担うSupremeは、有名なデザイナーやアーティストなどからも注目を浴びている。
新作やコラボアイテムが発売するときには、発売前から店頭に並ぶほどの人気を誇っている今勢いのあるストリートファッションブランドなのだ。
人気ストリートファッションブランド③:OFF-WHITE(オフホワイト)
大胆なデザインで多くのストリートファッション好きのメンズを惹きつけている、新ブランド“OFF-WHITE(オフホワイト)”。
2014年2月に世界14店舗限定で展開されたヴァ―ジル・アブローによる新ブランドであり、コンセプトは「ラグジュアリーなストリートウェア」。
ファッション好きのメンズだけでなく、服にこだわる芸能人やアーティストからの支持を集め、あっという間に人気ストリートブランドの一つに登りつめた。
メンズストリートファッションコーデ11選
ストリートファッションコーデ①:人気ストリートブランドロゴがアクセントのワントーンコーデ
メンズファッションに欠かせないワントーンコーデを、ブランドロゴのインパンクトでおしゃれに魅せているストリートファッションがこちら。
最近流行中のストリートファッションの定番ともいえる、Vラインシルエット。上ゆったり、下タイトが特徴的なスタイルだ。
このメンズのように、全身ネイビーのワントーンでもブランドロゴでインパクトを加えれば、表情のあるおしゃれなストリートファッションに仕上げることができる
ストリートファッションコーデ②:メンズストリートファッションには“デザインTシャツ”が欠かせない
ストリートファッションに欠かせないのが、このメンズがコーディネートしているようなデザイン性の高いTシャツ。
定番コーデにするために、ワンサイズ大きめのTシャツをセレクトしゆったり着こなすことで、ストリートファッションが完成する。
また、パンツにはこのメンズのように細身のモノをコーディネートするのが正解。
最後にラフにパーカーを羽織れば、ラフな定番ストリートファッションの完成だ。
ストリートファッションコーデ③:“ジャスティン・ビーバー”もストリートファッションの虜に
by ElHormiguero 世界でもトップクラスのアーティスト、ジャスティンビーバー。
全世界の女性はもちろん、男性からも高い支持を受けている彼も、ストリートファッションをこよなく愛している。
そして、そんなジャスティンビーバーの真似をするべく、たくさんのメンズたちが同じようにストリートファッションを楽しんでいるのだ。
とある日のライブパフォーマンス中、ジャスティンビーバーは、ストリートブランドの中でも人気の高い「OFF WHITE」のパーカーをVラインシルエットでワントーンに着こなしている。
ストリートファッションコーデ④:“MA-1”を使ったメンズストリートファッション
メンズファッションで流行中のMA-1ジャケットを使ったストリートファッションがこちら。
MA-1ジャケットは丈が短いのが特徴で、これを上手くストリートファッションスタイルに仕上げているのがこのメンズ。
MA-1ジャケットからインナーのTシャツを覗かせ、ストリートファッションの定番スタイルへと導いている。
ストリートファッションコーデ⑤:足元に注目!ストリートファッション=スポーツMIX
このおしゃれなメンズコーデを、ストリートファションスタイルへと導いているのが、足元に光るスポーツテイストなスニーカー。
ストリートファッションに忘れてはならない、スポーツMIXを実現しているのがこのメンズ。
一見すると、普通のメンズカジュアルコーデ。
しかし、足元にワンポイントこのようなスニーカーをセレクトすることで、簡単にストリートファッションスタイルに完成させることができるのだ。
ストリートファッションコーデ⑥:メンズストリートファッションには欠かせない、“腰巻き”
メンズストリートファッションに欠かせないのが、腰巻きスタイル。
一見ワイルドなレザージャケットスタイルも、アクセントに赤チェックシャツを腰巻きすることで、ストリートファッションスタイルへと導くことができるのだ。
ストリートファッションコーデ⑦:メンズストリートファッションのアクセントには“赤”が定番
メンズストリートファッションのアクセントには、赤のアイテムをコーディネートするのが定番スタイル。
このメンズのように、メンズストリートファッション王道のVラインシルエットで仕上げ、アクセントに赤のキャップとスニーカーをコーディネート。
赤のアイテムはコーデのまとめ役ともなっており、赤の鮮やかさがおしゃれスタイルへと導いてくれている。
ストリートファッションコーデ⑧:メンズストリートファションの定番アイテム、“迷彩柄”
メンズストリートファッションによく使われるのが、このメンズが着こなしている迷彩柄アイテム。
定番は、迷彩柄のアウターのみをVラインシルエットで完成させるストリートスタイル。
しかし、ワンランク上のおしゃれを求めるメンズに紹介したいのが、このメンズがコーディネートしている全アイテム迷彩柄の着こなし。
全アイテム迷彩柄といっても、表情をつけるために素材や色味は変えてコーディネートするのが、このストリートスタイルをおしゃれに魅せる近道なのだ。
ストリートファッションコーデ⑨:メンズストリートファッションのアクセントにダメージ加工を使え
メンズストリートファッションのおしゃれ感を究めてくれるのが、ダメージ加工のパンツ。
このメンズのような、全身黒で表情がつけずらいコーデでも、ワンポイント、ダメージ加工のパンツをコーディネートすることで、おしゃれ感をアップさせることができるのだ。
ストリートファッションコーデ⑩:メンズストリートファッションをツバ広ハットでドレッシーにまとめろ
メンズストリートファッションに、程よいドレス感を演出してくれるのが、ツバ広ハット。黒が定番で、他にも着こなしに合わせて、白やベージュなども使うことができる。
このメンズのように、トップスの黒に合わせて黒のツバ広ハットをコーディネートすればまとまりのある、上品なドレッシー感のあるストリートスタイルに仕上げることができるだろう。
ストリートファッションコーデ⑪:シンプルにジャージを使った、メンズストリートファッション
ストリートファッションの理想であるVラインシルエットを実現するために欠かせない細身のパンツ。
これを、ザ・スポーツテイストなモノにセレクトしてコーディネートするのもいい。
このメンズのように、アディダスの三本線が光るザ・スポーツテイストのジャージをコーディネートすれば、ラフ感の強いストリートスタイルに仕上げることができるだろう。
このコーデは、スケーターなどに人気の着こなしとなっている。
メンズファッションに欠かせない、ストリートスタイル。
意外にもストリートファッションは、幅広い年代にハマるファッションスタイルだ。アメカジのような着こなしで長年着続けることができるのも魅力の一つ。
ラフでおしゃれで自由度の高いストリートスタイルは、いつかまた進化し新たなスタイルへと生まれる変わることだろう。
スタイルがアップデートする日が来るまで、今回紹介したストリートファッションコーデ術を上手に活用してほしい。
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