傘を持ち歩かなければならない雨の日は、普段よりも荷物が多くなってしまう。
そんな憂鬱な雨の日をビニール傘でしのいでいるというメンズもいるのではないだろうか。
今回は大人のメンズに相応しい「メンズ傘ブランド」を紹介していきたい。
今までの傘よりも“ちょっとだけいい”ブランド傘で、雨の日の楽しみを作ろう。
メンズの傘選びのチェックポイント7つ
いざ新しく傘を購入しようと思うと「比較ポイントはどこなんだろう?」「どうやって傘を選べばいいんだろう」など、悩みの種は尽きない。
自分にぴったりな傘に出会うためにも、まずは傘選びのポイントから見ていこう。
メンズが傘を選ぶときにチェックすべきポイント
- 価格
- 傘の重さ
- 傘の長さ
- 強度
- 機能性
- 素材の撥水性
- 使用シーン・使い方
メンズの傘選びポイント①:「価格」
メンズが傘を選ぶときに注目したいポイントの1つ目が「価格」。
盗難されたり、置き忘れたりなど、他のアイテムと比較してなくす機会が多い傘は、あまり高級すぎるものを選んでしまうと、なくしてしまったときのショックが大きくなってしまう。
しかし、安すぎると機能性や耐久性に問題がある傘を選んでしまう可能性が高くなるのも否めない。
自分の中で上限を決めて、傘を購入するといいだろう。
メンズの傘選びポイント②:「傘の重さ」
メンズが傘を選ぶときに注目したいポイントの2つ目が「傘の重さ」。
長傘であっても、折り畳み傘であっても、傘が荷物になってしまうことには変わりない。
また、重たい傘をさし続けていると腕が疲れるなど、憂鬱な雨の日の気分をより下げてしまう要因になってしまう。
傘を開いてさしたときに、適切な重さかどうかをきちんと確認してほしい。
メンズの傘選びポイント③:「傘の長さ」
メンズが傘を選ぶときに注目したいポイントの3つ目が「傘の長さ」。
長傘を持ち歩いているうちに腕や肩は疲れてしまう原因には「傘の長さが身長に合っていない」というものが考えられる。
傘の柄を肘のあたりにかけて、立ち姿を鏡で見てみよう。
傘を引きずらないようにするために肩や肘が上がってしまう場合は、自分に最適な長さではない。
【メンズの傘選びのポイント】傘の長さ
- 【長傘】女性標準:60cm/男性標準:60〜65cm
- 【折り畳み傘】女性標準:55cm/男性標準:55〜60cm
メンズの傘選びポイント④:「強度」
メンズが傘を選ぶときに注目したいポイントの4つ目が「強度」。
傘の強度は「壊れにくさ」「耐風強度」の2つに分けられる。
いずれの強度にも関わってくるのが「傘骨の素材、本数」。傘を購入する際は、以下のポイントに気をつけると丈夫で長持ちする傘に出会えるはずだ。
【メンズの傘選びポイント】傘骨の素材選び
- ステンレス:強度◎、重い、錆びない
- アルミ骨:強度☓、軽い、錆びにくい
- グラスファイバー:強度◎、軽い
- カーボン:強度◎、軽い、高価
また、傘骨の素材以外でも、丈夫で長持ちする傘を選ぶ際に参考するといいポイントがいくつかある。
【メンズの傘選びポイント】丈夫な傘を選ぶ際の注意点
- 骨組みの通常本数「8本」よりもどれくらい傘骨が多いかどうか
- 安心な傘にのみ表示できる「JUPAマーク」の有無
- 引き裂きに強い「リップストップ」などの生地を使っているかどうか
メンズの傘選びポイント⑤:「機能性」
メンズが傘を選ぶときに注目したいポイントの5つ目が「機能性」。
傘における機能性とは「開閉のしやすさ」に尽きる。なめらかに開閉することができるかどうか、という点を必ずチェックしてほしい。
また、折り畳み傘の場合は「ジャンプ式」か「自動開閉」かどうか、というポイントを確認をしよう。
【メンズの傘選びポイント】ジャンプ式、自動開閉式の違い
- ジャンプ式:ボタンをひと押しするだけで傘が開く
- 自動開閉式:ボタンを押すと傘が開閉する
メンズの傘選びポイント⑥:「素材の撥水性」
メンズが傘を選ぶときに注目したいポイントの6つ目が「素材の撥水性」。
撥水性の低い素材を使った傘の場合、傘から雨水が浸水してしまい、傘の意味をなさない恐れがある。
また、折り畳み傘の場合、水滴がついたまま収納するとカビや錆び、嫌なニオイの原因になってしまう。
以下のポイントをチェックして、表面に撥水コーティング、裏面に防水コーティングが施された傘かどうかを見定めてほしい。
【メンズの傘選びのポイント】撥水性の高さを見定めるポイント
- 「撥水性」をアピールする札の有無
- テフロン素材:使い始めは撥水性◎。1年後から性能が落ちやすい
- eDryなどのナノテク撥水処理:撥水性が長持ちする
メンズの傘選びポイント⑦:「使用シーン・使い方」
メンズが傘を選ぶときに注目したいポイントの7つ目が「使用シーン・使い方」。
傘を購入する際、まずはどんなシーンで使うための傘なのか、という点を考えてみよう。
仕事で用いるならスーツに似合う傘、オンオフで兼用するならスーツにも私服にも似合う傘、ドレッシーな服装に合わせるならフォーマルな傘、おしゃれな私服に合わせるならデザイン性の高い傘……など、TPOによって最適な傘は異なる。
また、「通勤時間が長い」「長傘をよく置き忘れる、盗難される」という人には、折り畳み傘がおすすめ。
「どんなデザインの傘がいいのか」「長傘と折り畳み傘、どちらが自分の性格に合っているのか」など、お店に行く前に購入する傘のイメージを固めておこう。
【長傘編】おすすめメンズ傘ブランド4選
おすすめメンズ傘ブランド①:英国王室御用達のブランド「FULTON(フルトン)」
フルトンアンブレラは、1956年に技術者・フルトンによってロンドンに創設された傘ブランドである。
メンズ・レディス問わず「高品質・技術革新・デザイン性」を追求して作られた傘は、名だたる傘ブランドの中でもトップクラスの人気を誇り、英国王室御用達ブランドでもある。
現在フルトン社の傘は、独自の機能性と英国らしい洗練されたファッション性を持ち合わせ、英国でトップシェアなのはもちろんのこと、世界各国で傘を中心としたレイングッズブランドの筆頭として愛され続けている。
おすすめメンズ傘ブランド「FULTON」:ストライプ ジャンプ傘 G451 AC ¥8,280
フルトンのメンズ傘のスタンダード・ストライプモデル。
スタイリッシュで上品なストライプ柄が施された傘は洗練されたルックスでありながら、カジュアルでもフォーマルでも活躍する。
傘をジャンプアップするプッシュボタンは、グリップに収まるような形に。
細部に至るまで美しさにこだわり尽くした逸品は、メンズ傘ブランドの代表格にふさわしい傘だ。
おすすめメンズ傘ブランド②:特徴的なハンドル部分が魅力のメンズ傘ブランド「Pasotti」
パソッティは1956年、“デザイン性の高さと独特のファッション性で、見る者を虜にする傘”をつくることをモットーに、ローマで創設された傘ブランドである。
海外のミュージックビデオで度々使用されるその傘は、選び抜かれた上質な素材と伝統的な製法で仕上げられ、メンズの傘ブランドとしての高い評価と信頼を勝ち得ている。
おすすめメンズ傘ブランド「Pasotti」:PasottiチェックLabradorハンドル傘 ¥34,850
傘のエルメスともいわれるブランドパソッティが、自信を持って展開するのがこの傘。
ハリウッドセレブも愛用するという本物のブランド傘であるだけに、ラグジュアリーな存在感が人々を惹きつける。
ハンドル部分にあしらわれたラブラドール犬の装飾も、このブランドの特徴的なセンスを表している。
クオリティの高いメンズブランド傘だ。
おすすめメンズ傘ブランド③:圧倒的シェア数を誇るメンズ傘ブランド「FOX UMBRELLAS(フォックス・アンブレラ)」
メンズの傘ブランドを語る上で、絶対に外せない傘ブランドがこのフォックス・アンブレラ。
このブランドは、世界初のナイロン素材の傘を開発したことで知られる、世界で最も有名な傘ブランドだ。
1868年創業当初から変わることのない木型による生地の裁断、ミシンによる縫製、メタルフレームの組み立て、各種自然素材のハンドルの加工——これらの工程すべてが熟練の職人の手によって行われている。
おすすめメンズ傘ブランド「FOX UMBRELLAS」:FOX UMBRELLAS GT1 ¥16,000
このブランド傘の魅力は、どのパーツも細かいところまでこだわられている点に尽きる。
ハンドルはダークグレインのハードウッド素材で仕上げ、ビジネスでもドレスでも使えるシックな仕上がりに。
細めのシルエットのため、閉じた姿が非常にスマートなのもFOX UMBRELLASのメンズ傘の魅力だ。
いかなるシーンでも活躍するブランド傘である。
おすすめメンズ傘ブランド④:ラグジュアリーな英国紳士になれるメンズ傘ブランド「BURBERRY(バーバリー)」
イギリスを代表する1856年創業の老舗ブランド「BURBERRY」のメンズ傘は、ブランドの象徴でもある“チェック柄”をあしらったデザインのアイテムが揃っている。
柄の傘ながら、BURBERRYチェックならではの上品さを纏っているため、普段のコーディネートはもちろん、ビジネスシーンまで活用可能。
おすすめメンズ傘ブランド「BURBERRY」:持ち手ウッド×チェックデザイン ¥23,000
大胆なBURBERRYチェックをあしらったメンズ傘もいいが、幅広いシーンで使うのであればこちらの傘がおすすめ。
ネイビーベースの単色チェックで、大人シックな仕上がりになっている。
ツヤのある単色のブランド傘もいいが、柄でほどよくカジュアルな雰囲気を出しているところがポイントだ。
【折り畳み傘編】おすすめメンズ傘ブランド4選
おすすめメンズ折りたたみ傘ブランド①:折り畳み傘ならば絶対におすすめのメンズ傘ブランド「Knirps(クニルプス)」
1928年にドイツで生まれた折り畳み傘の代名詞、クニルプス。
最新の技術とファッションアイテムとしてふさわしいデザインは、傘にこだわりのあるヨーロッパの人々に愛され続けている。
メンズ折り畳み傘ブランドとしてはほぼ敵無しのクニルプス。
人間工学に基づいた新しいデザインの傘の研究にも注力しているこの傘ブランドに、停滞の二文字は存在しない。
おすすめメンズ傘ブランド「Knirps」:Knirps FIBER T2 DUOMATIC KNF878-539 ¥7,020
クニルプスの折り畳み傘の中でも人気の自動開閉タイプの傘。
グラスファイバーを使用した柔軟性のある親骨により、耐久力と機動力は申し分ない仕上がりに。
ベージュチェック柄のモダンデザインは、ドイツをはじめとするヨーロッパだけではなく、世界中のメンズが愛用する一本。
「Knirps」おすすめメンズ傘のスペック
- 【重さ】約310g
- 【長さ】収納時:直径約5×長さ約28cm/使用時:直径約95cm×全長約55cm
- 【傘骨の本数】8本
- 【機能性】自動開閉式
- 【傘生地の素材】ポリエステル(撥水加工)
おすすめメンズ折り畳み傘ブランド②:アメリカのレイングッズシェアNo.1ブランド「totes(トーツ)」
1924年、アメリカのオハイオ州で創業した会社「totes」。
1992年には自動開閉式の折りたたみ傘を開発するなど、傘ブランドの中でもかなり先進的なブランドの一つである。
おすすめメンズ折り畳み傘ブランド「totes」:totes 自動開閉 折り畳み傘 Vented Can ¥4,824
強風に弱いという折り畳み傘の弱点をカバーした「Vented Canopy」シリーズの折り畳み傘。
生地部分が二重構造になっており、傘の内側から風を逃がすような作りで、傘がひっくり返らないようにしている。
ワンプッシュで自動開閉ができる機能をはじめ、シンプルなウインドウペン柄など、魅力的なポイントが盛りだくさん。
柄はウインドウペン柄以外にも、カモフラ柄や無地などさまざまな種類をラインナップしている。
「totes」おすすめメンズ傘のスペック
- 【重さ】500g
- 【長さ】収納時:長さ最短14.8cm/使用時:直径124cm
- 【傘骨の本数】8本
- 【機能性】自動開閉式(三段自動開閉)、UV・撥水加工
- 【傘生地の素材】ポリエステル(撥水加工)
おすすめメンズ折り畳み傘ブランド③:mont-bell(モンベル)
日本のアウトドアブランド「mont-bell」。
傘に特化したブランドではないが、アウトドアメーカーならではのこだわりが詰まった機能的な傘を作っている。
おすすめメンズ折り畳み傘ブランド「mont-bell」:U.L.トレッキングアンブレラ ¥5,184
口コミで高評価を得ているのがmont-bellの折り畳み傘。
mont-bellのアウトドアジャケットに使われる生地を採用し、速乾性と撥水性、そして耐久性にも優れた傘生地となっている。
折り畳んだときの長さ27cm、重さ150gというコンパクトなサイズ感も嬉しい魅力の一つ。
また、元来は山登り(トレッキング)をする人向けに作られた傘であるため、突風を受けて裏返ってしまっても、開き直せば元通りになる。
コンパクトで軽量な折り畳み傘を求めている人におすすめの一本だ。
「mont-bell」おすすめメンズ傘のスペック
- 【重さ】128g
- 【長さ】収納時:26cm/使用時:直径88cm
- 【傘骨の本数】8本
- 【機能性】ポルカテックス加工
- 【傘生地の素材】10デニール・バリスティックエアライトナイロン(ポルカテックス加工)
おすすめメンズ折り畳み傘ブランド④:Finelife(ファインライフ)
コスパ重視で折り畳み傘を購入するのであれば、Finelifeの傘がおすすめ。
高級感やブランド力といった点では劣ってしまうが、機能・価格のポイントでは他ブランドに劣らない折り畳み傘を提供している。
おすすめメンズ傘ブランド「Finelife」:航空アルミ合金骨傘 ¥1,820
撥水性、錆にくさの点で高評価なこちらの折り畳み傘。
鉄の約3分の1の軽さ、約2倍の強度を誇る航空アルミ合金を傘骨に使っている。
使用時の直径は約118cmでありながら、本体の重量は304gと非常に軽くて持ち運びにも、実用性にも困らないのが魅力だ。
「Finelife」おすすめメンズ傘のスペック
- 【重さ】約304g
- 【長さ】収納時:直径24cm/使用時:直径118cm
- 【傘骨の本数】8本(航空アルミ合金)
- 【機能性】晴雨兼用
- 【傘生地の素材】ポリエステル(撥水加工)
傘を選ぶときのチェックポイントから、おすすめのメンズ傘ブランドまで紹介してきた。
気分の落ち込みがちな雨の日も、こだわりのブランド傘を使えば少しばかり晴れやかな気持ちで出かけることができるはずだ。
ぜひ本記事を参考に、自分のライフスタイルに最適な傘を見つけてもらいたい。
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