ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.614〜どこでも発電!?〜」では、近年期待が集まる最新鋭の太陽光発電技術をホリエモンが紹介。
今回取り上げた質問は、「自動車に塗ることで太陽光発電を可能にする発明についての記事を読みました。実用、量産化はまだ遠いと感じましたが、研究開発フェーズではなく実用化への投資や量産フェーズにそろそろ移行しそうだとも思いました。
課題は耐久性とありましたが、量産に向けての実現性を検証する方法として、やはり桐蔭横浜大学の担当教授に直接ヒアリングする手段が一番確実でしょうか? ケースバイケースだと思いますが、堀江さんはどのようなプロセスで技術を見極め、投資判断をするのでしょうか? また、本技術が実用化された際に新たにどんなビジネスチャンスがあるのか、堀江さんの考えを教えてください」という質問。
塗っただけで発電機になる!?
ホリエモンは、「そうだね。色々と応用範囲も広そうなので、その研究者にアプローチするのがいいんじゃないかな」と回答。
今回の質問者の意図を、リターンの大きい投資が出来る先端技術を探すことだとホリエモンは予想する。これについては、「たくさんある先端技術の中から、都合良く投資価値のある技術を見極めるコツなんてない!」とバッサリ。
とはいえ、投資価値を脇に置いても、今回挙がった技術はかなり将来に期待が持てそう。この新しい発電装置について、ホリエモンは解説を加える。
まだ研究が進んで10年程度しか経っていないこの発電技術は、半導体ポリマーを塗るだけであらゆるもので太陽光発電を可能にする。例えば現在では、この技術を自動車に使用して走行中、停止中のどちらでも充電できるような施策が検討されている。
しかし、ホリエモンによればこの技術はさらなる発展性があるそうだ。
ホリエモン「服で発電することだって、不可能じゃない!」
半導体ポリマーによる発電技術が革命的なのは、発電装置が極めて薄いこと。既存のソーラーパネルなどを想像すれば分かるように、これまでの太陽光発電装置は一定以上の厚さと大きさが必要なため、ある程度場所をとる固形物として運用せざるを得なかった。
しかし半導体ポリマーは、言ってしまえばプラスチックのようにペラペラな形でも運用できるため、ペットボトルについているフィルムなどのように扱うことが出来るとホリエモンは説明。
さらには色を付けることも出来るので、日常品として利用することも可能なのだ。その一例としてホリエモンは、私たちが着る衣服すらも発電装置になりうると話す。
まだ発電効率やコストの問題はあるものの、半導体ポリマーの登場によって今まで予想もしてこなかったものが発電装置になる可能性がある。ビルや自動車だけでなく、私たちが身につけるもの全てが電気を作るようになるかもしれないのだ。
こうした発明はもちろん投資としての価値も計り知れないが、それ以上に私たちの暮らしを一変させてしまうドキドキ感に溢れている。太陽光発電の研究は、私たちの想像力を上回るほどに進化しているのだ。
ホリエモンが最新の発電技術について語った「堀江貴文のQ&A vol.614〜どこでも発電!?〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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