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副作用がない花粉症の薬ランキング

粕谷満子

2016/11/29(最終更新日:2016/11/29)


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出典:visualhunt.com
  そろそろつらい花粉症のシーズンが到来するが、皆さんはそれぞれ対策を講じているだろうか。生活習慣を正したり、マスクやゴーグルを購入したりと、いろいろな対策があるが、症状を直接抑える方法として薬の服用がある。もちろん副作用などのリスクもあるが、その分大きな効果が見込めるだろう。今回は花粉症に対する薬について紹介する。

花粉症の薬の副作用ってどんなものがあるの?

 まず、薬を服用するうえで知っておかなければならないことはもちろん副作用の存在である。人によっては重篤な症状がでたりすることもあるため、しっかりと確認していただきたい。

 花粉症の薬において多い副作用の1つとして、まずは眠気がある。花粉症の薬の多くは中枢神経に作用するため、眠気を引き起こしやすいとのことだ。また、眠気を引き起こしにくいという薬にも頭痛などの副作用があるため注意が必要だ。

 他の主な副作用としては、便秘や下痢、めまい・動悸、肥満体質になる、女性の方は生理不順になるなど、薬によってさまざまだ。薬を買う前にそうしたリスクを把握しておこう。特に風邪薬などでも副作用の影響を受けやすい方は薬を飲む前に必ず医師や薬剤師に相談し、症状が出た場合は早急に服用を中止しよう。

花粉症の薬のランキング

 医師にかかる場合は自分で選ぶことなく、医師に処方される場合がほとんどであると思われるので、今回は処方薬ではなく、市販薬の人気ランキングについて紹介する。まず、最も人気の薬はエスエス製薬のアレジオンだ。一日に一錠で鼻水くしゃみの症状に効き、眠くなりにくいというところが特徴だ。知名度が高く、第2類医薬品というところに信頼感があるのだろう。

 次に人気の薬は久光製薬会社のアレグラFXだ。こちらも眠くなりにくく、一回一錠、日に二回服用すればよく、くしゃみ・鼻水に効き、空腹時にも飲めるということが特徴だ。筆者も服用しているのだが、即効性はないものの、徐々に症状が緩和されていくのが分かるため、個人的にもおすすめだ。ただ、第1類医薬品であるため、購入前に薬剤師の説明を受ける必要があるので薬剤師がいる時間帯しか購入できないことを注意しよう。

 最後におすすめするのが、佐藤製薬のストナリニSだ。諸症状に効果があるのはもちろん、1日1錠で長く効き、胃に優しいという点が特徴だ。ただ、アレジオン、アレグラと異なり、眠気を誘発することがあるので注意してほしい。

自分に合った花粉症の薬の探すコツとは?

 花粉症と一概に言っても、目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどなど、症状は多岐にわたる。その中でもどの症状が一番つらいのかということを把握してから薬を購入することが大切だ。また、即効性のものから飲み続けることで効果が現れるものがあるので、効果が出る前に合わないと思って服用を中止することのないようにしてほしい。とはいえ、薬のことは専門家である薬剤師に聞くのが一番だ。ドラッグストアにはほぼ必ず薬剤師の方がいるので、一度相談してからの購入が良い。お金を払って買う以上、しっかりと自分に合ったものを選ぼう。


  いろいろな対策を講じたうえで、症状が治まる気配がない場合は薬に頼るのも良い手だろう。もちろん、副作用のリスクはあるが、用法用量を守って正しく利用すれば、自分にとって最強の花粉症対策のパートナーとなることは間違いない。特に、最近は眠くなりにくい花粉症の薬が続々と開発されているので、抵抗も少なくなってきている。症状の出はじめに早めに服用することで、花粉症シーズン真っ盛りのときに負担を減らすことができるので、花粉症対策の最初の一手としても考えてほしい。


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