「今の給料だと厳しい」「お金降ってこないかな」という人は、投資という手段を考えたことがあるだろうか。株や不動産は、多額の資金が伴う上に、仕組みもイマイチ分かりにくい。しかし、FXであれば、資金が少なくても行える上に仕組みもシンプルだ。
そこで、今回はラクにFXを始められるM2JFXの「トラリピ®」という機能をご紹介する。トラリピ®とは、「トラップリピートイフダン」の略で、「罠を繰り返し仕掛ける」という意味だが、これだけでは分からないので図を交えて説明していこう。
果報を寝て待つ的な発想のFX:トラリピ®とは
図にあるリピートイフダンとは、「もし○○円で買えたら、△△円で売っておいて」という注文を表すイフダン(if done)を何度も使えるようにリピート化したものである。
このリピートイフダンの中に為替レートが入ってくれば、儲けることができるのだ。しかし、為替レートの予想はプロでも難しいと言われるほどハード。
そのため、リピートイフダンを一本だけでなく、トラップのように何本も設置してみよう。すると、為替レートの変動範囲を幅広くおさえられる。
これがトラップリピートイフダン、つまり「トラリピ®」である。予想困難な為替レートも、よっぽどの変動が起きない限り、トラリピ®の中へ入っていく。
為替レートがトラリピ®の中に入った後も上下変動を繰り返すことで、イフダンは何度も成立して儲けを生むことができる。
つまり、一度トラリピ®を設定してしまうだけで良いお手軽システムなのだ。
【まとめ】トラリピ®とは?
- 「もし○○円で買えたら、△△円で売っておいて」という注文を何度も使える
- そのパターンを何個もワナのように仕掛け、色んな値動きで利益を生む
- 為替レートの予想があまりできなくてもFXができる!
お手軽なのはシステムだけではない。トラリピ®の注文も至ってシンプルで、3つのステップを踏むだけで済む。
3つのステップでできるトラリピ®の注文
- ①トラリピ®を設置する為替レート範囲を指定する。
- ②リピートイフダンを最大25本までの範囲で好きな本数を注文する。
- ③イフダン1本の条件を自分が狙う金額に合わせて注文する。
たったこれだけで、トラリピ®の注文が全て完了だ。注文後は、24時間システム管理が為替レートを見張ってくれるため、儲けが出るのを待つだけだ。
投資にリスクは付き物、トラリピ®の2つのリスク
幅広く設置されたトラリピ®でも、大きな為替変動があれば、トラリピ®の範囲を外れるリスクがある。
為替レートがトラリピ®の範囲を外れるパターンは、上抜けか下抜けの2つだ。為替レートがトラリピ®の範囲を外れる、2つのパターンのリスクをそれぞれ見ていこう。
①逸失リスク
トラリピ®の範囲を上抜けした場合、トラリピ®の中で成立していた売買のリピートが止まってしまう。トラリピ®が利益を生めるのは、トラリピ®の範囲内だけであるため、範囲外に為替レートが出てしまった時点で「儲けそこない」が発生してしまうのだ。
このリスクを「逸失リスク」と言う。
②損失リスク
トラリピ®の範囲を下抜けした場合、ロスカットという損失が大きくなってきたら強制的に取引を終了させるシステムが働き、実損が確定する場合がある。
このリスクを「損失リスク」と言う。
把握しておきたい「トラリピ®」の2つのリスク
- 逸失リスク:
トラリピ®を仕掛けたレンジより上では、値動きがあっても儲けそこないが発生 - 損失リスク:
レンジより下では、ロスカットなどで実損が確定されるリスクが高まる
トラリピ®のリスク管理
逸失リスクと損失リスクを理解した上で、トラリピ®の範囲設定を考えることがリスク管理の方法だ。投資において、大事なのは利益を得ることだけでなく、どれだけ損失を生まないかということである。
投資は、資金調達からリスク管理まで、様々な手間がかかり時間を要する。一方で、FXとりわけ「トラリピ®」の仕組みは至ってシンプルで、誰でも手軽に始められる。まだFXに対して、ネガティブな印象を持つ人は多い。今こそ周りに差をつけるチャンスかもしれない――。
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