多くの人にとって自宅とは、数少ない癒しの空間である。一日中、営業先を訪ねて回ったり、パソコンの前に張り付いて企画書を練り上げたりして、疲れきった身体が最後に辿り着く場所が、自宅である。
そこで筆者が今回提案したいのは、自宅に間接照明をインテリアとして取り入れることだ。そもそも間接照明とは、光を天井や壁に投射し、その反射光を利用する室内照明法のこと。間接照明は、主照明と違い部屋全体が少し暗めになり、落ち着いた柔らかい光によってもたらされる光で、部屋全体が独特の雰囲気になるのだ。間接照明の放つ光が、疲れた身体に安らぎと癒しを与えてくれるだろう。
ここでは、癒しの空間である我が家を"光"を使ってより上質な癒し空間へと変貌させる、おすすめの間接照明ブランドをいくつか紹介したい。
おすすめ間接照明ブランド①:イサムノグチ
出典:www.garageland.jp 「イサムノグチ」は、日系アメリカ人デザイナーのイサム・ノグチによって設立されたブランド。そんなイサム・ノグチが、日本の提灯にインスパイアされ、デザインした間接照明が“AKARI”である。熟練の職人の手によって一つひとつ手作りで製作されており、表面は和紙で覆われている。和紙から漏れる優しい光によって、疲れを癒してくれるはずだ。そのどこか懐かしさを感じさせるブランド独自のデザインは、間接照明としてだけではなく、インテリアとしてもおすすめであり部屋に彩りを添えてくれる。
おすすめ間接照明ブランド②:ルイスポールセン
出典:www.garageland.jp 「ルイスポールセン」は、1874年にデンマークで設立されたブランド。光の反射や拡散をコントロールすることで、空間の美しさをひきたてるようなデザインをブランドコンセプトにしている。写真にある間接照明“PH5”は、自然界によく見られるという「対数螺旋」の独特のカーブを用いたシェードと、内部の反射板を精巧に組み合わせて製作された間接照明だ。インテリアとしての美しさはもちろん、「暖かさと爽やかさを同時に醸しだす光」を同時に実現しており、リラックス効果を得たい方にはかなりおすすめの間接照明だ。
おすすめ間接照明ブランド③:FRANK LLOYD WRIGHT
出典:www.garageland.jp 最後のおすすめ間接照明ブランド「FRANK LLOYD WRIGHT」は、20世紀を代表する建築家の一人であるフランク・ロイド・ライトによって設立されたブランド。彼のデザインする間接照明は、独特の形状をしているものが多いのだ。写真の間接照明“タリアセン”は、方形の屋根を意図してつくられたデザインを照明器具に取り入れていることが特徴だ。間接照明としては独特ともいえるデザインが、インテリアとしてのお洒落さを生み出している。遮光板をアレンジすることで、使用者独自の光量を生み出すことができ、自分だけの癒しの空間を作るにはおすすめの間接照明だ。
3つのおすすめ間接照明ブランドを紹介してきたが、実際に間接照明をインテリアとして自宅に取り入れる際に最も大事なことは、「あなたの選んだ間接照明がその部屋に合っているか」である。どんな高級ブランドでも、部屋に合っていないものをいくら飾り付けたところで、本当の癒しは得られない。今回紹介した3つのおすすめ間接照明ブランド以外にも、あなたに癒しを与えてくれる間接照明は存在するはずである。
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