パッキングによるシワ、ちょっと脱いで持ち運んだ際についてしまうシワ。スーツには、こういった“シワの問題”が常につきまとうものだ。容姿も評価に含まれるビジネスマンとしては、如何せん悩ましい問題である。
このシワ問題にも解決策があるのだ。ご紹介するスーツの正しいたたみ方やコツを身につけることで、驚くほど快適に出張を過ごすことができる。スーツのシワに悩まされることは、もはやなくなるだろう。
スーツジャケットのたたみ方
スーツジャケットは、普段から脱いで手持ちにしたりする機会が多い。たとえば、会社帰りの外食時や春夏は、暑さのために脱いでしまうこともあるだろう。
出張時ならば新幹線や飛行機での移動中、スーツジャケットを脱いでリラックスされている方も多いのではないだろうか。しかし不用意なたたみ方をしては、いざ羽織る際にシワだらけになってしまうことも。そんな事態を防ぐためにも、きちんとしたたたみ方をマスターしよう。
スーツジャケットは裏地を見せてたたむ
スーツジャケットを脱いだ後、適当なたたみ方で放置してしまうと不要なシワの原因となる。正しいたたみ方を心得ておくことが肝心だ。
手持ちでスーツジャケットを持ち運ぶときは、動画のたたみ方に沿って、そのまま腕に掛ければOK。シワを防いでくれる上、その場でさっとたためるので、このたたみ方は大変便利。
さらに、焼き肉や居酒屋などニオイが気になる場面でもこのたたみ方は役に立つ。正しいたたみ方をすれば、スーツジャケットを清潔な状態で保つことも可能なのである。
スーツケースへ収納する際のたたみ方
スーツをスーツケースに収納するのは、いつも一苦労。シワにならないようガーメントケースに入れたいが、手荷物がかさばって動きづらくなる。
可能な限りコンパクトに、且つシワにもならずスーツを持ち運びたい......なんて要望を叶えてくれるのが、「衣服を芯にして、スーツを丸める」たたみ方。靴下や下着、タオルなどを利用してスーツを折りたたむたたみ方である。
出張に必要な衣服やアイテムを使用するので、スーツをたたむために余計な荷が増える心配はない。動画は英語だが、手順はわかりやすいように撮影されているので問題ないだろう。ジャケット、パンツとも同様のたたみ方で収納できる。これなら、出張が連泊になったとしても安心だ。
スーツはすぐにハンガーへ!
出典:www.karakosuits.com スーツを綺麗に保つためには、たたみ方をマスターするだけでは不十分。冒頭でも述べたように、スーツはたたむものではないのだ。工夫あるたたみ方をしていても、荷を解く際にはすぐハンガーに掛けた方が良い。
軽いシワ程度ならば、出張先に到着後も取り除くことができる。アイロンを持ち運ぶことは大変だが、スーツ用のシワとりスプレーなど、手軽に持ち運べるアイテムだってあるのだ。大事なのは、工夫して持ち運ぶことよりもスーツにシワをつけないことそれ自体である。
スーツを綺麗に保つことは、ビジネスマンとしてのあなたの価値も高めることである。今回はスーツのたたみ方を指南させていただいたが、出張や外食はビジネスマンにとって日常を構成する一部に過ぎない。
常時スーツを清潔に美しく保つことこそ、身近で重要なポイントなのである。
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