ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。「堀江貴文のQ&A vol.603〜◯◯はまだ可能性があり!〜」では、最近巷で大人気のテーブルトークゲーム「人狼」の今後の展開についてホリエモンが驚きの予測。
今回取り上げた質問は、「堀江さんはこれから遊びが仕事になるとおっしゃっています。例えば自分は人狼ゲームが好きでハマっていますが、人狼ゲームという遊びでどうやってお金を稼いだり仕事にできるのでしょうか?」という質問。
ホリエモン「人狼ゲームの人気は、まだまだこれからだよ」
ホリエモンは、「既に人狼TLPTの役者や人狼マスター、人狼ルーム経営などで稼いでいる人はいるよ」と回答。
ホリエモンがいうように、既に人狼ゲームを仕事にしている人はたくさんいる。それを受けて、今回のゲストで人狼ゲームを題材にしたライブ・エンターテイメント「人狼TLPT」に出演する松崎史也氏は、「これから新しくビジネスにするのは難しそう」と語る。
しかし、ホリエモンはこれとは正反対の考え。「まだまだこれからだよ!」と自信満々だ。その根拠となるのは、人狼ゲームのプレイ人口。人狼ゲームは、大学生やテーブルゲーム好きには人気を博しているとはいえ、一般の認知度はまだまだだとホリエモンは考える。プレイ経験者はまだ全人口の1%程度だと予想している。
ゲームを知らない人たちにも広めるような活動ができれば、まだまだ人狼ゲームを利用したビジネスは創出可能だということだ。ホリエモンが一例として挙げるのが、人狼TLPTの登場人物をシミュレーションしたり、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)のプレイスタイルを設定したりして少人数、あるいはプレイヤー同士が近くにいなくても遊べるアプリだ。
現行の人狼ゲームに関するネットサービスは、ゲームマスター役として機能するアプリや対戦相手を募る掲示板程度しかないが、本格的に参入するメーカーが現れれば、ホリエモンがいうようなアプリも十分実現可能だろう。
『宇宙兄弟』×人狼ゲームのコラボ!?
さらにホリエモンは、「人狼ゲームをアレンジするのもアリだよね」と話す。先日ホリエモンは、マンガ『宇宙兄弟』などの編集を務める佐渡島庸平氏に、「『宇宙兄弟』にも『人狼TLPT』は応用できそう」と言われたという。
人狼ゲームは村人チームと人狼チームに別れ、話し合いで人狼と思われる人物を指名するルールだが、これを変形させればいい。例えば『宇宙兄弟』は宇宙飛行士を目指す人々を描いた作品なので、複数名のプレイヤー(候補生)の中から宇宙飛行士を選抜するゲームとしてプレイすることができる。こうした変形さえ想定できれば、ゲームやアプリなどで『宇宙兄弟』と人狼ゲームのコラボは容易に想像できるだろう。
ホリエモンは、「人狼ゲームのフォーマットは色んな所に広げられそうだよね」と語る。こうした部分から、今まで人狼ゲームをプレイしてこなかった人にも訴求できるような新たな切り口が生まれるのかもしれない。
特別なアイテムも必要なく、会話さえできればプレイできるのが人狼ゲームの大きな特徴だ。こうした柔軟なプレイ幅は、これから多方面に展開する際にも大きな武器になるだろう。
ホリエモンは、「人狼ゲームの拡大はまだまだ始まったばかり」と話す。こうした事例からも、ひとつのゲームであっても発想とやる気さえあれば大きな人を巻き込むビジネスになりうるということが分かるのではないだろうか。
ホリエモンが人狼ゲームの今後について語った「堀江貴文のQ&A vol.603〜◯◯はまだ可能性があり!〜」。動画が見たい方はこちらからどうぞ!
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