普段飲んでいるカフェオレ、カフェラテ、カプチーノ。普段飲んでいても、どのドリンクにどういう特徴があるのか完璧に説明できる人は限られた人だけだろう。特徴を理解できると、作り方も理解できる上、他のドリンクでも応用して楽しめる。今回は、この3つの特徴をわかりやすく説明したい。
カフェオレ、カフェラテ、カプチーノを知るには、まずはミルクの特徴から
カフェオレ、カフェラテ、カプチーノの違いを知りたい方はまず“ミルクの違い”に着目して欲しい。普段聞き慣れない単語かもしれないが、覚えておいても損はない。
スチームドミルク(スチームドミルク)
スチームとは蒸気のことだ。スターバックスやタリーズに行ったことがある人は「シュー」という音がバリスタ側から聞こえてきたことがあるだろう。あの音は、蒸気でミルクを温めている音だ。気にしたことがなかったという方は、今度カフェラテを注文し、待ち時間に耳を澄ましてほしい。
このように、蒸気でミルク温めることを「スチーミング」という。スチーミングされたミルクは、スチームミルク、もしくはスチームドミルクと呼ばれる。
フォームミルク
フォームミルクとは、泡のミルクのことだ。蒸気でミルクを温めると、ミルクにも泡ができる。しかし、ミルクの泡をきめ細かく仕上げるのは容易なことではない。美しい泡を作るのは、バリスタの腕次第なのだ。
普通のコーヒーとエスプレッソの違い
次に、普通のコーヒーとエスプレッソの違いを見てみよう。飲み比べていただければわかるのだが、まずは濃さが違う。両者の抽出方法も異なり、コーヒーはコーヒーマシン、エスプレッソはエスプレッソマシンが必要だ。ちなみに、エスプレッソをお湯で薄めたものがアメリカーノである。
カフェオレ、カフェラテ、カプチーノの特徴
カフェオレ、カフェラテ、カプチーノの違いを知るためには、それぞれの特徴を良く把握することが重要だ。ここでは、カフェオレ、カフェラテ、カプチーノのそれぞれの特徴や作り方を紹介したい。
カフェオレって何?
暇と少しのお金があれば、ぜひカフェオレとカフェラテを飲み比べてみてほしいところだが、カフェラテは自宅で作りにくいという欠点がある。その点カフェオレは、カフェラテと違い自宅で簡単に作れるドリンクだ。
なぜなら、コーヒーと普通のミルクを半々で混ぜれば完成だからだ。この際、ミルクは温めても、冷たいままでも良い。自身の好みに合わせてカスタマイズしてほしい。
カフェラテって何?
出典:visualhunt.com 先ほど述べた通り、カフェラテはカフェオレと違い、自宅で作りにくいという欠点がある。なぜならば、カフェラテを作るにはエスプレッソが必要であるからだ。エスプレッソの抽出は専用の機械(エスプレッソマシン)がないと難しい。エスプレッソは、コーヒーよりも1回に飲む量が少ない。そのエスプレッソ1杯に先ほど解説したスチームドミルクを足すと、カフェラテになるのだ。
カプチーノって何?
出典:visualhunt.com この中で一番特徴的なのが、カプチーノ。上の写真を見ていただいたらわかる通り、立体的なミルクの泡がある。先ほども述べたように、カプチーノは上にフォームミルクがあるということを覚えて欲しい。スチームドミルクとフォームミルクを使って作っているのだ。ちなみに、カプチーノもカフェラテと同じように、エスプレッソにミルクを混ぜている。最近では、このフォームミルクを使って立体的なカプチーノアートも流行している。
以上がカフェオレ、カフェラテ、カプチーノの違いになる。スチームドミルクやフォームミルクは自宅で作ることが難しい。もし自宅で作れたとしても、上手に泡立てるには練習が必要だ。自分で作れない分、様々なカフェに立ち寄って、ミルクの柔らかさや泡のきめ細かさを比べて楽しもう。
また米・メリーランド州のイラストレーターが「コーヒーの違い」について、図解を作成したため、英語ではあるが、下記画像を参考にしてみて欲しい。
出典:lokeshdhakar.com U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう