「初めての海外出張って何を持って行ったらいいのかわからない……」という人は多いだろう。それもそのはず、海外出張は海外旅行とは全然違う。目的も違えば、持ち物も変わってくる。今回は、海外出張で持って行った方が良いもの、事前に準備しておいた方が良いことなどを紹介したい。
海外出張で必要な持ち物
出典:visualhunt.com 飛行機の機内には、国土交通省が定めた危険物を持ち込んではいけない。また、渡航先の法律が厳しい場合はガムなども外国(日本)から持ち込んではいけない。ここでは海外出張時、トランクの中に入れる持ち物と、手荷物で機内に持ち込む持ち物を紹介したい。
海外出張の持ち物 その1:トランクに入れるもの
・スーツ 一式
海外出張中、いつ必要になるかわからない。ビジネスカジュアルで済む場合もあれば、フォーマルなパーティーに参加する機会もあるかもしれない。
・ビニール袋
着終わった服を入れたり、靴を入れたり、何かと重宝するので様々なサイズの袋があると良い。
・ドライヤー
ホテルのものはパワーがない可能性がある。また、安いホテルでは、貸し出しもないようなところもあるので海外出張前によく確認しよう。
・変圧器、変換プラグ
英語圏では日本と同じ形のコンセントの国はまずない。電圧にも注意して海外出張前に準備しておこう。大型家電量販店に行って店員さんに尋ねると間違いもないだろう。
・充電コード(PC、携帯、タブレット端末、音楽プレーヤー等)
PCのコードは特にかさばるので、できるだけコンパクトにしてトランクに押し込もう。
・髭剃り
海外の髭剃りは評判が悪いので、日本製の安心できるクオリティのものを準備しよう。
・クリーム(シェービング剤等)、男性化粧品
液体になるので、機内には持ち込めない。
・爪切り、小型はさみ
どんなに小さいものでも、刃物であると言われてしまう可能性があるため、トランクにしまっておこう。
・常備薬
海外出張先で自分に合う薬を探すのは一苦労だ。日本人に合った日本製を準備しておこう。
・輪ゴム
お菓子の食べかけなど、袋を閉じたい時に重宝するだろう。
・移動用のビジネスバッグ
機内に持ち込むバッグを移動用にしても良いが、フォーマルな場のために綺麗なものを持ち歩くことも心がけよう。
・着替え
下着類など、滞在日数よりも余分に持って行こう。長期滞在の場合は、向こうで購入したり、洗濯をしよう。
・ビーサン
ホテルの部屋にスリッパがないという場合は多々ある。あると何かと便利だ。
刃物は基本的に、手荷物に入れてはいけない。もし「これは大丈夫だろうか……」と不安になる持ち物があるのなら、国土交通省航空局が発表している「危険物の詳細について」を参照してほしい。
海外出張の持ち物 その2:機内に持ち込む手荷物
・会社の資料
仕事で行くので、これは欠かせない。必要に応じて紙媒体で準備しておこう。
・パスポート、保険証
絶対に忘れてはならないし、トランクに入れてはならない。肌身離さず持っていよう。
・ガイドブック
海外出張中常に持っていよう。レストランから、地下鉄の路線図まですべて網羅しているので持っているだけで安心できる。
・折りたたみ傘
これは日本でもそうであるが、いつ天候が変わるかわからない。必要ないと思ったならば、トランクにしまっておくのもありだ。
・名刺
海外出張中は、名刺を作り、印刷するのに手間がかかる。きちんと十分な数の名刺を準備していこう。
・PC、携帯、タブレット端末、音楽プレーヤー
トランクに入れると壊れてしまうかもしれないので、自分の手で管理しよう。
・カラーペンなどの文房具(ペンケース)
機内では入国カードを記入する。ペンが1本あるだけでも大変便利だ。
・電子辞書
英語力に自信がない人は持ち歩こう。
・WiFi
社会人たるもの、ネット環境がなくして仕事はできない。確実にネット環境は確保しておこう。
・正露丸
外国の料理であたってしまうことはよくある。お腹が弱い人は必ず持ち歩こう。
・マスク
機内は非常に乾燥している。寝るときはマスクをしよう。
・ネックピロー
初日から仕事が詰まっているという人もいるだろう。少しでも安眠できるグッズを持っていくと便利だ。
・財布、現地通貨、クレジットカード、キャッシュパスポート
必需品だ。現金はなるべく少なめに、あとはカードで払うか、キャッシュパスポートを利用しよう。
基本的に電子機器は、荷物を預ける際チェックインカウンターでトランクに入れていないか質問されるはずだ。必ずPCや充電器、スマホ、その他割れやすいもの、壊れやすいもの、大事なものは手荷物として機内に持ち込もう。
さらに、出国前の手荷物検査の際には、電子機器と普通の荷物は分けて検査されるので注意しよう。液体物もペットボトルであれなんであれ容赦なく捨てられるので、容器や量に注意すべきである。
海外出張にはネット環境が必須!
出典:visualhunt.com 海外旅行では、カフェに入ったり、観光用WiFiを利用すればネットの問題に関して最低限クリアされるが、海外出張となるとそうはいかない。必ずネット環境は完璧に準備していくべきだ。ここでは、海外で利用出来るWiFiやレンタル携帯を紹介したい。
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上で紹介した3つと違い、グローバルセルラーは海外専用携帯をレンタルしている。料金も非常に安く、WiFiとは比べ物にならない。レンタル機種はNokiaが多い。新学期前などは、海外へ留学する学生に先を越されて残り物の機種しか借りれない場合もあるので、海外出張が決まったら早めに予約しよう。
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海外出張での入国審査の会話が不安……。
by Strooks-traveller1 無事に現地に到着したはいいものの、次に立ちはだかるのは「入国審査」。ここでは、海外出張で海外に入国するとき、入国審査の際に英語で聞かれる質問と模範的な回答について紹介したい。
あなたが海外出張で、入国審査のために並んでいるとしよう。親切な審査官であれば、こちらに向かって手招きしてくれるはずだ。混んでいるときは、交通整理のように空港のスタッフがカウンターをそれぞれ振り分けるだろう。とにかく並んで、自分の番を待とう。
もし審査官が手を出すだけであっても不思議がらず、パスポートと機内で記入した入国カード、飛行機のチケット(必要ない場合も)を渡そう。親切な人なら“May I see your passport?”と尋ねてくる。尋ねられたら“Yes”、“Here you are”などと返してパスポートを渡してあげよう。
さてここから英会話スキルが少し必要になる。といっても簡単なものだ。“What’s the purpose(of your visit)?”と聞かれるか、または他の表現で同じ意味のことが聞かれるだろう。この場合はもちろん“Business (海外出張です).”と答えよう。
次に滞在期間が聞かれる。“How long will you stay in this country?”など、そのような期間を示す単語が聞こえたら(“When”など)自分が何日間滞在するか、いつ日本に帰るかを教えてあげよう。“5days.”や“I will return home on the 1st of June.”などを伝えれば十分だ。
また、海外出張中の滞在先も聞かれることがあるので、滞在先の住所もパッと言えるようにどこかにメモしておくといいだろう。一通りの質疑応答が終わると、アメリカなどでは指紋をすべて取られるので、親指、それ以外の指と機械にかざそう。それが終われば、晴れて入国だ。
日本の会社を代表して仕事をする「海外出張」。責任感もそれなりに重いかもしれないが、責任感をバネにして全力でぶつかるべきである。そのためにはまず、ぬかりない準備をしてから、世界に挑まなければいけない。
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