プロ経営者はどのような視点で仕事をしているのか、学びたい人もいるのではないでしょうか。
本記事では、プロ経営者・新浪剛史氏の名言からトップ経営者の目線をご紹介します。
プロ経営者のイノベーションを学び仕事に活かしたい人は、ぜひ参考にしてください。
- プロ経営者・新浪剛史氏とはどんな人なの?
- プロ経営者でも、時間の95%は「基本の徹底」に使う
- 同じ議論をしていても成長はない
プロ経営者・新浪剛史氏とはどんな人なの?
プロ経営者・新浪剛史氏とはどんな人なのでしょうか。まずは、新浪剛史氏についてご紹介します。
新浪剛史氏は、三菱商事から43歳の若さでローソン社長へと転じ、2014年にはサントリーホールディングス代表取締役社長に就任して日本中を驚かせました。創業家以外の経営トップ就任は、サントリーにとって初めてのことだったといいます。
新浪氏はハーバード大学経営大学院(MBA)を修了しており、安倍政権では産業競争力会議の民間議員も務めていました。また、オリックス、アクセス、三菱自動車の三社で社外取締役を務めるなど、まさに日本を代表するプロ経営者の一人といっていいのではないでしょうか。
大企業の中核で経営者として働き、複数回の転職を重ね、なおかつ同時に複数の職務をこなすビジネスプロフェッショナル、かつビジネスノマドです。
今回はそんな新浪剛史氏の働き方について学んでみましょう。
長期的な展望では、取り残される可能性がある日本社会
元来、日本の企業社会は長い目で世の中に尽くすという考え方がありましたが、現在は欧米の「短期」的な仕組みに組み込まれてしまったというのが新浪氏の見解です。
企業の社員たちも、長期的な展望で会社のために働くという考え方がありました。しかし、世の中自体が変化していることに注意しなければいけません。上の世代が語っている企業社会の感覚のままでいると、取り残されてしまう可能性があるということです。
新浪氏の活動の履歴を見ると、「短期」のサイクルを意識していることがよくわかります。時代の流れに乗っていく必要があることを忘れないようにしましょう。
プロ経営者でも、時間の95%は「基本の徹底」に使う
同じ議論をしていても成長はない
地味に思えても「基本」を大切にすることが重要
本記事のまとめ
- 「短期」のサイクルを意識する必要がある
- 時間の95%は「基本の徹底」に使う
- 自分の意見や考えをしっかりと持っておく
本記事では、プロ経営者・新浪剛史氏の名言と信条をご紹介しました。
プロ経営者の持つぶれない気持ちは、イノベーションを起こすためにも必要です。基本をおろそかにせず、かつ、新しいことに挑戦するようにすることをおすすめします。
本記事を参考に、プロ経営者の気概を学び、仕事に活かしてみてはいかがでしょうか。
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