冬のみならず、春や秋のファッションに重宝するマウンテンパーカー。
マウンテンパーカーは着心地の良さはもちろん、機能性においても高い評価を誇っている。
防水性・防風性・透湿性、すべてを網羅したマウンテンパーカーだが、もちろん街着としても大活躍。
そこで今回はマウンテンパーカーの魅力から、マウンテンパーカーをシティライクに着こなす術、おすすめのマウンテンパーカーまで紹介していきたい。
マウンテンパーカーの魅力とは?
マウンテンパーカーの魅力①:機能性が抜群!
もともと山や海に適応したアウトドア着であるマウンテンパーカーは、雨や風に強い。
また、防寒性や防湿性に優れているため、中に着用する洋服を変えるだけで秋冬〜春まで幅広く着回せるのもポイントだ。
マウンテンパーカーの魅力②:カジュアルに取り入れやすい
機能性が優れている上に、デザイン性も非常に高いマウンテンパーカー。
デザインの中でも評価すべき点が「シルエット」だ。防寒用に作られているフードと首回りのボリューム感のある形が小顔効果をもたらす。
ジャストサイズの丈よりも大きめに作られているので、重心が上半身にいくため、全身をすらっとした印象に仕上げてくれる。
ゆったりとした作りのマウンテンパーカーには、テーパードパンツのような裾に沿って細めにつくられているボトムスを合わせるのがおすすめだ。
それによって綺麗なメリハリのあるYラインができ、細身かつスラッとしたシンプルなスタイルが完成する。
マウンテンパーカーの魅力③:落ち着いた色でも楽しめるワンポイント
マウンテンパーカーといえば、赤や黄色といった華やかな色など、とにかくカラーバリエーションが豊富である。
鮮やかな色味のマウンテンパーカーは子どもっぽくなってしまう可能性があるので、少し控えめな色をコーデに取り入れよう。
ブランドによってはロゴやチャックに色が付いていて、落ち着いた色を持ってきても重たくなる心配がないのもマウンテンパーカーならではだ。
マウンテンパーカーを都会的に着こなす7つのインナーテク
マウンテンパーカーのインナー着こなしテク①:黒マウンテンパーカー×シャツで落ち着きのある大人スタイルに
マウンテンパーカーを大人の落ち着きあるスタイルで着こなしたいのであれば、黒のマウンテンパーカー×シャツのコーデがいい。
写真の着こなしのように、クセのない黒のマウンテンパーカーのインナーに色の薄いシャツをセレクトすれば、マウンテンパーカーを使った大人らしい着こなしが完成。
また、パンツにさらりとした素材の黒テーパードパンツをセレクトすれば、より大人度が増した休日コーデになる。
シャツ1枚だと肌寒い季節では、小物アイテムとして落ち着いた色のニットをコーデしてみよう。
暖かみのあるルックスになり、全体のバランスも整えてくれるにちがいない。
マウンテンパーカーのインナー着こなしテク②:ボア付きマウンテンパーカー×ニットで暖かみのある着こなしに
着心地はもちろんのこと、外見にも暖かみのあるスタイルを演出したいのであれば、ボア付きマウンテンパーカー×ニットの着こなしがいいだろう。
ボア付きマウンテンパーカーは、中身がフワフワした質感で肌触りが非常によく、着心地は抜群。
また、フード部分に少々覗いているボアが外見にも柔らかな暖かみを演出してくれ、冬の季節にマッチした印象付けをしてくれる。
そんなボア付きマウンテンパーカーには、インナーにニットをセレクトするのが正解だ。
インナーのニットが、ボアの温かな印象に非常にマッチする。
ボア付きマウンテンパーカーの着こなしに迷ったら、迷わずインナーにニットをコーデしてみてほしい。
マウンテンパーカーのインナー着こなしテク③:マウンテンパーカー×ダウンジャケットをコーデしてお洒落なメンズに
派手な印象になりがちなオレンジ色のマウンテンパーカーは、インナーにダークなダウンジャケットをコーデすると、垢抜けたストリートスタイルに様変わり。
インナーにダウンジャケットを入れることで、暖かさはもちろん、外見に程よいボリュームをもたせてくれる。
さらにシティライクにマウンテンパーカーを着こなしたい人は、リュックやスニーカー、ニット帽などに独特のデザインや色のものをセレクトするのもおすすめ。
タウン用マウンテンパーカーの着こなしで、地味にならないようにするために、鮮やかな色のアイテムをコーデするテクニックは是非とも覚えておいてほしい。
マウンテンパーカーのインナー着こなしテク④:マウンテンパーカー×ダウンベストをコーデして大人らしいお洒落スタイルに
マウンテンパーカーをより暖かく着こなしたい場合、薄手のダウンベストをインナーにコーデするのがおすすめ。
一つ前の項では、少々ボリュームのあるダウンジャケットをインナーにコーデすることを紹介したが、ここでは、インナーのボリュームを抑えた暖かい着こなしを紹介したい。
インナー用のダウンベストは、フォーマルなスタイルにも取り入れるのにも適した薄手な作りだ。
マウンテンパーカーのインナーのボリュームを最小限にしたいけど、暖かさも捨てられない……という人はぜひインナーダウンを試してみてほしい。
きっと大人の最新マウンテンパーカーファッションが仕上がるはずだ。
マウンテンパーカーのインナー着こなしテク⑤:ロング丈マウンテンパーカー×ニット&シャツで品のいいメンズに
ロング丈マウンテンパーカーは存在感があるため、インナーにはシンプルな着こなしをするのが◎。
写真の着こなしのように、ロング丈マウンテンパーカーのインナーには、きれいめにシャツを合わせるのが最適だ。
また、シャツ×ニットのかっちりとした組み合わせをインナーに持ってくるのもおすすめ。
インナーにニットとシャツの重ね着をセレクトすることで、ロング丈マウンテンパーカーのミリタリーな印象を程よく和らげてくれる。
マウンテンパーカーのインナー着こなしテク⑥:マウンテンパーカー×白Tシャツをでラフにマウンテンパーカーを着こなす
少々ボリュームのあるマウンテンパーカーを、ラフに着こなしたいのならば、インナーに薄手の白Tシャツをセレクトすることをおすすめしよう。
インナーに白Tシャツをセレクトすることは、ファッションにおいて基本の形。
何にでも合わせることのできる白Tシャツは、マウンテンパーカーとの相性も抜群なのだ。
写真のように、カーキ色の落ち着いた色のマウンテンパーカーを着こなすのならば、インナーに白Tシャツをセレクトして、黒のボトムスで色合いのバランスをとるのが定石。
マウンテンパーカーの着こなしに迷いを感じたときには、インナーに白Tシャツをセレクトすることを覚えておけば、コーデを簡単に完成させることができるはずだ。
マウンテンパーカーのインナー着こなしテク⑦:マウンテンパーカーとインナーをワントーンにまとめた着こなし
おしゃれ上級者を目指すならば、マウンテンパーカーとインナーの色味を合わせて、ワントーンコーデに挑戦してみよう。
ポイントは、コーデに表情をつけるためにも、ただ単に同じ色のインナーを着こなすのではなく、同色のチェック柄のアイテムや素材感の異なるトップスを合わせるなど小技を効かせること。
また、写真のマウンテンパーカーの着こなしのように、アクセントとして柄シャツを肩がけするというのもおすすめ。
難易度が高い……と感じる人は、スカーフなどから初めてみてはいかがだろうか。
マウンテンパーカー人気ブランド10選
人気マウンテンパーカーブランド①:THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
アウトドア着でもカジュアル着でも幅広い支持を得ている「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」。
こちらのマウンテンレインパーカーは、ザ・ノース・フェイス定番のドットショットジャケット。
ゆとりを持たせた設計のため、冬はフリースやダウンジャケットを中に着込むことも可能。
2.5レイヤーになっていて水を通さないので、アウトドアから雨の日や防寒着として幅広く使用できる。
人気マウンテンパーカーブランド②:Columbia(コロンビア)
スポーツウェアで必ずといっていいほど目にするブランド「Columbia(コロンビア)」。
雨や雪などの外的要素から身体を守ってくれる防水透湿素材「オムニテック」を採用したマウンテンパーカーがこちら。
パーカーの強度はもちろん、軽量な2ウェイストレッチ素材を使っているため、動きやすさも抜群。
アウトドアレジャーの際に持って行きたくなる、アクティブな人におすすめの1枚だ。
人気マウンテンパーカーブランド③:patagonia(パタゴニア)
山脈がモチーフにされているカラフルなロゴが特徴の「patagonia(パタゴニア)」。ベーシックなデザインにワンポイント色が入るので、かしこまらず気軽に着れる。
ナイロン100%の丈夫なシェルには耐久性撥水加工を施し、さらにその堅牢さを強化。悪天候でもしっかり温かをキープしてくれるのだ。
また、こちらのマウンテンパーカーは裏面がフリージ生地になっているのがポイント。
普段は着膨れしがちな寒がりな男性も、暖かさはそのままに、スタイリッシュな着こなしを再現することができるアイテムだ。
人気マウンテンパーカーブランド④:HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
ノルウェーの商船隊の船長である「ヘリー・J・ハンセン」の名を冠したブランド「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」。
世界初の完全防水ウェアの商品化に成功した同ブランドは、130年以上経た今なお世界中から愛され続けている。
こちらのマウンテンパーカーは、オーバーサイズでタイトなパンツと合わせてもスリムに着こなせる定番モデル。
防水性に優れており、雨の日でも快適に過ごせる。新しいカラーのミントは、羽織るだけでも春らしいコーデに仕上げてくれる優れもの。
縫い目が丁寧に作られており、上質な雰囲気を保ちつつカジュアルさが出せるオトナなアイテムだ。
人気マウンテンパーカーブランド⑤:mont-bell(モンベル)
軽量と迅速性、機能美が追求された日本ブランドの「mont-bell(モンベル)」。
こちらはマウンテンパーカーではないが、付属のスタッフバッグに収納できるモダンなシルエットのレインコートになっている。
カジュアルシーンで日常的に使うもよし、スーツの上から着るもよしという汎用性の高さが魅力。
まだまだ肌寒い春秋も、これ1枚あれば雨からも寒さからも身を守れるはずだ。
人気マウンテンパーカーブランド⑥:Haglofs(ホグロフス)
自然環境に負荷のかからない素材を使い、長期間使用できる製品を提供する「Haglofs(ホグロフス)」。
フードが3段階で調節可能で、貴重品が入るポケットが付いている。柔らかい手触りで、ソフトでスタイリッシュなイメージを作り出す。
他のブランドに比べて少し値段が張るが、長く使っていきたい人におすすめだ。明るい色のジーンズや革靴と合わせて、小物で遊んでみるのも面白いだろう。
人気マウンテンパーカーブランド⑦:MANASTASH(マナスタッシュ)
米国シアトルのスポーツウェアブランド「MANASTASH(マナスタッシュ)」は、環境に優しい素材でつくることを理念に、実用的でハイクオリティな製品を提供している。
多彩な色使いが特徴的なMANASTASHの定番マウンテンパーカー。一見するとコーデが難しそうだが、同系色のボトムスを合わせると上級スタイリングを作れる。
人気マウンテンパーカーブランド⑧:AIGLE(エーグル)
フランスの小さな街から伝統が受け継がれて来たブーツブランド「AIGLE(エーグル)」が提供するジャケット。
スポーツ衣料用に作られたものだが、他のブランドとは異なり、ほぼカジュアルに近いデザインになっている。大きめに着ればモダン風に、タイトに着ればスポーティーに着こなせる。
左側のポケットを裏返せば、一つに収納することができる。フードが大振りな作りで襟回りがはっきりしており、襟付きのシャツを合わせるとスマートだ。
人気マウンテンパーカーブランド⑨:rehacer(レアセル)
デンマーク語で“塗り替える”という意味をもつ「rehacel(レアセル)」。
このアイテムは、襟が高めに作られているので全体をスリムに見せることができる。短めのボトムスに合わせれば、バランスが良い。
色もポピュラーカラーのカーキや黒といったラインナップだが、染め物のような上質な表情をみせる。
内側のボアライナーは取り外せるため、幅広いシーズンに対応可能なマウンテンパーカーだ。
人気マウンテンパーカーブランド⑩:snow peak(スノーピーク)
登山好きから支持を得て、今では世界にまで注目されるようになった新潟生まれのブランド「snow peak(スノーピーク)」。
アウトドアをライフスタイルに捉え直し、若者向けに作られたパーカーが人気を博したブランドだ。
もともとキャンプ向けに作られただけに耐久性が高く、大きなポケットが付いている。小物は簡単に入れることができ、これを着れば手軽に外へ出かけられる。
ハットなどを合わせると、より締まってきれいな着こなしができるだろう。
マウンテンパーカーの魅力や大人のタウン用マウンテンパーカーの着こなし、人気マウンテンパーカーブランドについて紹介してきた。
防水性や防風性など、機能美を追求したマウンテンパーカーは男心をくすぐる魅力が詰まっている。
しかし、いざコーディネートしてみるとカジュアルになりすぎてしまうなど、マウンテンパーカーの着こなしに悩む人も多いだろう。
秋冬だけでなく、春まで使える優秀なファッションアイテム「マウンテンパーカー」。今回紹介した着こなしテクなどを参考に、思う存分に使いこなしてもらいたい。
▼マウンテンパーカーと相性抜群なシューズ「白スニーカー」をチェック
白スニーカー&メンズコーデおすすめ9選|【2018年版】メンズ白スニーカー|U-NOTE [ユーノート]
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