誰もが憧れるマイホーム。人生の一つの目標として頑張っている人も少なくないのではないだろうか。しかし、マイホームを持つための貯金の必要額は、土地や建設費を含めてかなりの高額であることは間違いない。人生最大の買い物になることも覚悟して貯金している人も多いだろう。
今回は、そんな夢のマイホームを実現するためには、どのような計画を立てて、貯金の必要額いくらで、どうやってやりくりしていけばいいのかを紹介していく。
まず、年代別平均年収っていくら?
マイホームの話の前に、まず皆さん年代別平均年収という言葉を知っているだろうか。知らなかったという人のために説明しておくと、年代別平均年収というのは、国税庁の調査をもとにして作られた、各年齢、各年代ごとの平均年収のことだ。
これは自分の年代の平均の年収を知るなど、将来的に自分の年収がどのくらいになるのかを考えるときなどに、役に立つ指標となる。具体的な数値を見ていくと、20代前半で246万円、後半で339万円、30代前半で384万円、後半で425万円、40代前半で459万円、後半で491万円、50代前半で491万円、50代後半で485万円となっている。全体として年代の推移に伴う年収の変化を見て取ることができる。
貯金の必要額はいくらで、いつまでに貯金すればいいの?
マイホーム購入のために貯金の必要額はいくらかというのはもちろんなのだが、それ以外の生活も考えて、貯金がいつまでにどれくらいたまっていればいいのかを考えていこう。
具体的な貯金できる額は年収によって変わってくるので、まずは30歳で自身の年収と同額の貯金をすることを目指そう。これをもとに月々いくら積み立てていけばいいのか必要額を計算して、その額を毎月積み立てて貯金していこう。この積み立てた貯金には、普段決して手をつけないようにすることが重要だ。一度その貯金に手を付けてしまうと、何度も貯金に手を付けてしまい、結局全く必要額を貯金できないなんてこともありえる。
そうして35歳40歳と年を経るごとに、年収の何倍を貯金するかを大きく設定して月々の積み立てをきめて貯金していれば、30~40代でマイホームを持つ必要額を貯金できているはずだ。このマイホームの購入する必要額を貯金するポイントは、年収をベースに貯金必要額を計算していくことと、積み立てた貯金を切り崩さないように、計画的に生活していくことだ。賢い貯金の積み立てで、マイホームの夢にぐっと近付こう。
貯金して、マイホームを手に入れるためには?
出典:visualhunt.com さて、ここまでどのように貯金していくのかを見てきたが、ここからいよいよマイホームを買う時期や必要額・予算について紹介していく。まず家を買うタイミングだが、これはどうやら年収で見れば500~700万円台前後、年齢別でみれば30代後半から40代前半のようだ。家の購入にあたって、まずはどれほどの頭金を支払うのかということが問題になる。これはだいたい平均で1000万円前後としている人が多いようだ。
この頭金は住宅ローンをどれくらい買い入れるのかを考えて、いいバランスの取れた額に設定するようにしよう。なら、頭金の必要額が十分に貯金できてから、家を購入すればいいのかというと、一概にそうは言えない。もちろん、ローンが低い方が月々の支払いが軽くて済むので、家計を圧迫する必要がないというメリットはある。
しかし、住宅ローンの選択肢は家族形態やその時の年収によっても左右されるので、自分の家族構成にあったものを選択するようにしよう。このように、マイホームを買う場合は、自身の年収や貯金額、家庭状況を総合的に判断して、ベストなタイミングで購入するようにしよう。
夢のマイホームを手に入れる貯金の必要額はいくらなのか、ということだったが、いかがだっただろうか。「夢の」といってしまったが、少しマイホームに関する現実が見えてきたのではないか。これを機に真剣にマイホーム購入までの貯金の計画を立ててみてはいかがだろうか。
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