中学生や高校生と違って、大学生になると自由時間が増え、キャンパスライフを楽しむと同時にお金を使う機会がどんと増えるだろう。
そういう時に、社会人同様、クレジットカードあったら便利だ。ここでは、年収が0円の学生でも審査に通る、クレジットカードの作り方を紹介する。
年収0円の学生でもクレジットカードの審査は通るの?
by Sean MacEntee 一般のクレジットカードを申請すると発行銀行によって審査が入り、ローンで借りたお金を返せるかを見るために、定職についているかどうかや年収を見たりする。もちろん年収がない無職の人は、審査に落とされやすい。
そこで、学生はどうなるか。学生はバイトしているとしても微々たるもので、定職についている人には遥かに及ばないだろう。バイトしていない学生はなおさらである。こう考えると、学生がクレジットカードの審査に通りにくいのも納得はできる。
しかし、実は年収0円でも審査に通る、学生専用のクレジットカードを発行している銀行もあるのだ。一つ例に挙げると、よく大学のキャンパス内で宣伝される三井住友VISAカードである。なんと大手銀行も学生向けクレジットカードを発行しているのだ。しかも、年会費無料やポイント二倍といった学生にうれしいキャンペーンまでついてきてサポートも手厚い。このように、年収0円の学生も審査が通り、自分用にクレジットカードを作ることできる。
学生はどのようなときに審査に落ちるの?
学生クレジットカードの審査に通るかどうかは、発行する銀行によるあなたの返済能力の判断に委ねられる。ただ年収なし、もしくは低めの学生向けのカードなので、そのハードルが大幅に引き下げられ、年収のない学生でも審査に通りやすくなったのである。
ここで「どうせ通るだろう」と安心する君に注意してほしいのは、ハードルが下がっただけで審査基準はなしとは一概には言えないということ。ネット上には、学生クレジットカードの審査に落ちた人の質問が何件も見受けられる。彼らに共通してみられるのは、なにかしらの料金の滞納である。銀行自動引き落としで毎月携帯料金を払っていて、たまたま入金し忘れて口座内の残高不足により自動引き落としが失敗した場合、これはもう料金滞納扱いである。こういう履歴はちゃんと残ってしまうので注意してほしい。
その他に申請書類の記入ミスなどもあるが、重要なのは過去にお金の取引でミスがないことと、普通の生活をすることである。
学生が巻き込まれるクレジットカードのトラブルとは?
出典:visualhunt.com クレジットカードを手に入れたら、普段の消費活動に使いたくなるのが普通である。カード利用は現金の使用感覚がなく、実際想像以上にお金を使ってしまうのだ。クレジットカードはお金を自動で借りることができるので、つい気づかず口座内が空になった上、借金にまで手を出してしまったということもある。自制できる自信がない人には使用上限を設ける機能があるので、ぜひクレジットカードを申請するときに設定してもらうべきだ。
また、カードの紛失や盗難による盗用も考えられる。これに気づいたらまずは落ち着くこと、そして速やかにクレジットカード発行会社に電話してクレジットカードの使用停止を求める。もしこの時点で他人に不正に利用されたことがない場合は、カードの再発行の手続きをさえすれば良い。利用された場合、クレジットカードには保険がかかってあるはずなのである程度は保障してくれるのだ。心配な人はクレジットカードの利用額の上限設定を勧める。
学生にとってクレジットカードを持つと生活は非常に便利になるが、やはり社会人のように完全に自分で責任を負うことはできないので、学生ならではの様々なリスクもついてくる。もし何か問題を起こしてしまったら、尻ぬぐいをさせられるのは親御さんなので非常に迷惑がかかる。常にお金の使い方には気を付けよう。
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